お待たせしました。

今日はし長めかもしれないです。

「んー絶対に似合うと思うのよ私、ここなら々な會社から貰った試供品の化粧品があるから々試せるのよ、だからどう？やってみない？」

スタッフのお姉さんが絶対似合うからと念押ししながら僕を説得してくる。

「えー、えっと流石にお化粧は・・・」

僕は流石にそこまではと思い斷ろうとすると

「キミの著てみたい裝とかも著せてあげるから！ねっ！可い服著て一緒に來てたの人喜ばせてあげよっ！」

「僕なんかがそんな服著ても喜ばないと思うんですけど・・・」

「何を言ってるの！喜ばないならこんなところまで來て服のデザイン出して採寸までやってなんて面倒な事やらないよ！」

「そうですかね・・・」

「じゃあわかった！もしお化粧と裝用意したの著てくれてそれの評判が悪かったら私が無理矢理著せたって言うから！キミみたいな可い子がそんな格好なんて私が許せないの！」

「そ、そこまでですか！？」

何が一この人をここまで駆り立てるのか僕には分からないけれど、一度くらいならいいかな？コスプレの予行演習とでも思っておこうかな？

「うー、分かりました！

やりますよ！やってやりますよ！！！

その代わり滅茶苦茶可くしてくださいよ！」

「その言葉が聞きたかった！

お任せあれ！！」

今スタッフさんの手により化粧が施されようとしていたのだけどスタッフさんに一つ質問された。

「何かこの子みたいになりたいっていう希とかは無いかな？」

「それだったらえーっと、あった、この畫像の子みたいにしてもらえませんか？」

僕は白姫ゆかの全像をスタッフさんに見せた。

「ふむふむ、ちょっと待っててねー今必要そうなもの取ってくるよ。」

「はい！」

するとものの3分ほどで戻ってきた。

「よし、それじゃあ始めるよ。」

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「んーおかしいわねぇ、あの子の採寸まだ終わらないのかしら。」

「先輩、妙に長くないですか？」

「んーこんな事滅多に無いんだけどねぇ。

私し様子見てくるから、そっちの書類とかの確認頼むわね？」

「分かりました。」

オネエさんが隣の部屋にろうとすると中から聲が聴こえてきた。

何やってるのかしら、と思ったオネエさんはドアをゆっくりと開け隙間から中の様子を伺う事にした。

「(あら、お化粧してるじゃない、まさか服を著せる気なのかしら。)」

これは面白い事になりそうだと思った彼はもう一度部屋に戻り終わるのを待つ事にした。

「戻ったわー」

「早かったですね先輩。」

「時間はかかりそうだったけど問題は無さそうだったわ。」

「ほっ、ならよかったです。」

「それにしても薫ちゃん、あんな子と何処で知り合ったのよ？」

「実は直接會うのは私も初めてで・・・」

「あの子は私にVtuberとしての姿のデザインをお願いしてきたんです。

50萬ぽんと出してくれて驚きましたよ。」

「それでなんであの子の裝を作ることになったのよ？」

「配信やってる時にコミケに出展はしないのか？って視聴者に言われて、今回は間に合わなかったから、と言っていてこれはリアルで會うチャンスじゃ無いか！？ってなった訳なんですよ。」

「ちょっと待って薫ちゃん、あなたあの子狙ってるの？流石にショタっ子はだめよ法律的にNGよ？」

「あの子今17歳ですよ？來年には完全に合法ですよ？」

「噓でしょ？あれで17歳！？」

「まぁ驚きますよね、私もそうでした。」

「ますますあの逸材しいわね・・・」

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「よし出來た！」

スタッフのお姉さんがそう言うと次に裝を渡してきた。

「さぁさぁ！これに著替えてね！私一回部屋出てるから著れたら教えてね！」

「は、はい！」

僕は渡された裝を持ちながら、お姉さんが部屋を出るのを眺めていた。

「これを、著るんだよね・・・」

渡されたのは黒い沢のある靴に白いニーソックス、黒をベースにした不思議の國のア◯スのア◯スのような服、黒い大きめなリボン。

「これ僕に著れるかな・・・」

とりあえず著てみると思ったよりも著やすい設計になっていたおかげでささっと著ることが出來た。

「これで良し、とリボンだけは分からないからお願いしなきゃだめかな？」

外にいるお姉さんに聲をかけてみてもお姉さんからの返事がなく、いない事に気が付いた。

「どうしよう、待ってた方がいいのかな。」

と考えていると

「ごめんね、お待たせ！最後に必要ながあったから取りに行ってたのよ！」

そう言うともう一度僕と部屋の中へと戻り、今度はウィッグを僕に著け始めた。

ウィッグが著けば次はリボン。

どうやらこれで本當に終わりらしい。

「よーし終わった終わった！

まだ自分の姿見てないでしょ？

見てみたくない？」

「えっと、ちょっと気になります・・・」

「だよね、だよねー！よしじゃあこれでどう！」

彼が部屋にあった姿見を僕の前に持ってくるとそこにはがいた。

「いやー我ながらいい仕事をしてしまった・・・」

スタッフさんは満足気な顔をしながらそう呟いた。

「これが、僕？」

僕は姿見に映る姿に困を隠しきれなかった。

をしかしてみたり、表を変えてみたりしても目の前ののきは僕と同じ。

つまりはこれが僕なんだ。

「んー、そうだ！」

スタッフさんが何かを思いついたようで部屋に置いてあるし大きめなテディベアを持ってくる。

「これ抱いてみてもらえる？」

「はい！」

言われた通りテディベアを抱いてみるとそこにはテディベアを持つ白姫ゆかとしか思えないが存在していた。

「僕、かわいい・・・」

「えぇそうよ！キミの持ち味の可さを前面に持ってきた裝よ！似合わない訳がないのよ！さぁ行くよ！二人の度肝を抜いてあげましょ！」

「はい！」

それでもいざ薫さん達が待つ部屋の前に行くと張で頭が一杯になる。

「大丈夫？流石に張する？」

「張で足が震えてきました・・・」

「それならそのの子になりきっちゃうといいよ、演技をするの。」

「なりきる、僕が白姫ゆかに・・・」

僕は目を瞑り、思考を切り替える。

僕は白姫ゆか、僕はボクに、優希から白姫ゆかに。

ボクは、白姫ゆか。

出來る、行こう。

『うん、大丈夫。』

「えっ？」

『今のボクは白姫ゆか、もう大丈夫だよお姉ちゃん。』

「くっ！(ガリッ

ふぅ・・・よし行こっか？」

『うん！』

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『お姉ちゃん、お待たせ♪』

「ふぇ！？」

「あら？」

二人は聲を上げながらこちらへ振り向く。

『どう、かな？似合ってる？変じゃないかな？』

「ふゎぁぁぁっっぁぁぁ！！」

「あらぁぁぁっぁぁ！！！？？」

二人とも悶絶してしまった。

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「はぁ、はぁ、えっと、先輩これは、どういう、事、ですか？」

息も切れ切れになりながら私は先輩に問いかける。

「化ける化けるとは思っていたけどこれは想定外よぉ・・・」

「なんでこんなに可いんですか！！！」

『えへへ、可いなんて薫お姉ちゃんありがとう！』

「えへへへへ、どういたしましてぇ。」

「薫ちゃん戻ってきて！？」

「ぁぅ、危なかった・・・先輩ありがとうございます。」

「それにしても、いやー元が男とは思えないほどに完璧ね、もはや生まれる別を間違えたとしか思えないわ。」

「これが天使かぁ・・・」

「薫ちゃん？本當に大丈夫？」

「だ、大丈夫ですよ！」

『えっと、そんなに見つめられると流石のボクも恥ずかしい、な。』

ずっと見られていた優希くんは恥ずかしそうにしながらテディベアで顔を隠し始めた。

「なんでいちいち挙がこんなに可いのぉぉぉぉぉぉぉ！？」

「もはや狙ってやってないかしらこの子ォ！？」

「へへへ、マネージャー、どうです？破壊力抜群でしょう？」

方反応を見終わったスタッフさんが先輩に話しかける。

「アナタ、なんてものを生み出したのよ！

モデルになってもらいたくてアタシのうずうずが収まらないのよ！？」

「いやー絶対化けると思って全力出しちゃいました・・・」

実際化けに化けたので彼の狙いは大功だったのだけど。

「ねぇちょっと優希ちゃん！話があるんだけどいいかしら！？」

『お姉ちゃん、今のボクは白姫ゆか、だからゆかって呼んでしいな。』

「くっ、ゆかちゃんね分かったわ！」

『それで話って何かな？お姉ちゃん。』

「モデル、本気でけてもらえないかしら。」

『うーん、これって企業案件って事でいいのかな？』

「そうね！企業案件って事でいいわ！」

『でもボク、まだそういう経験ないけどいいのかな？』

「服を著て寫真撮らせて貰えたらそれでいいのよアタシは！」

『でもボクはVtuberでもあるからやるのなら畫とかも作らないとダメじゃないかな？』

「だったらIV(イメージビデオ)の撮影もやりましょう！それをゆかちゃんのチャンネル限定で公開してもいいって事にしましょう！」

『そ、そこまで言うならいいよ、ボクがどれくらい力になれるかわからないけど、やってみるね！』

「やったわあああああああ！」

「今日は時間もいい時間になってしまった事だし、もうすぐゆかちゃんは夏休みよね？撮影は夏休みにってからでどうかしら？」

『それで大丈夫だよ！』

「なら決定ね！報酬として今回の裝に関するお金は全てこちらでけ持つわ！」

「えっ先輩、いいんですか？」

「問題は無いわ！むしろ著てウチを宣伝して頂戴！」

「ゆかちゃんにもそうね、1ヶ月の畫の再生回數の2倍の金額を支払うって事でどうかしら？」

『えっ？そんなにいいの？大丈夫？』

「モデルは高くても數萬円っていうのが現狀だからね、広告もしてくれてって事ならそこそこは出せるわ、もちろん會社のSNSでもその畫のURLは拡散するからそこそこの金額にはなるはずよ。」

「それに待ってる間にゆかちゃんのYotubeのチャンネル見てきたけど既に1萬人行ってるじゃない？凄いお寶発掘した気分よアタシは。」

「えっ？」

『えっ？』

1萬人突破？

どういう事？

面白かったらブクマや評価頂けると勵みになります！

2ー3回後くらいに配信回の予定になるのでゆかちゃんへ質問などあればお気軽にどうぞ！