《50日間のデスゲーム》だけども38day
更新が遅くなりつつあって申し訳ございません
できる限り頑張りますので許してください
さて安心するために隻腕の男を探すことになったのだがどこにいけば會えるのかわからないし、探す余裕もない。
「それよりもさ、狐さん達の追ってる人って」
「急にどうしたんだ」
「いや命の危機が迫ってるから紗枝を守るために必死になんないとなぁって、でどこまで」
「昴隼人に関してだが、どこにもいない」
狐はそう言い出す。
「どこにもいない、ってちゃんと探したの」
「當たり前だ怪しい建はすべて調べた、だがいないんだ」
「そっか」
「ならあなた怪しくない建を探さないとね」
「だな」
「う……………っん」
いつのまにか暗くなっていた、菜々が船を漕いでいたし、そもそもレミソラは部屋に戻っているようだ。つまりは疲れきっているのだ。
「それにしても急に」
「えっこの町を捨てずにすむ方法を考えてる」
「捨てずにって」
「なんか最後の時は吹き飛ばすらしいよ」
「…………………そうか」
狐は黙る。
「であなたどこから探すの」
「うーん、どうしようかなぁ、そもそも隻腕の男がおってきてるんだよね、もう忙しいよ」
「あなたの迷なら私1人で」
「紗枝にやらせるわけにはいかないよ、だからその男を探しながら捕まえるべき男も探すで行こうか」
「うん、分かった」
「そんなことできるわけ」
「やるしかないならやるだけだよ」
可能か不可能かは議論する余地はなく、やるかやらないかだけである。そして紗枝を守るためにはやるしかない、いややらなければならない、むしろやらせてほしいだ。
「けど今日は無理かな」
だが疲れきっている今は無理だ。だから今日はもう休むとしよう。
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