《50日間のデスゲーム》別行する39day

「ううっ」

「パパ」

「ううっううっ」

泣いていた。

「パパ、悲しいのはわかるけど」

「菜々ぃ菜々ぃ」

菜々に抱きつきながら泣く。

「んっ、パパ」

「ううっ、紗枝がぁ紗枝がぁ」

「ママのことはわかるけど」

そう石井の所に來たら、紗枝から別行を言われてしまったのだ。それも何時代えるかわからないし斎藤と一緒に。スキップしながら。

「パパ、痛い」

「ご、ごめん」

ついつい菜々を抱き締めていた腕の力が強くなってしまったようだ。

「ママのことはわかるけど、ママだよパパを裏切ると思うの」

「思わない」

「なら大丈夫だよ、だから菜々と一緒に過ごそうよ」

「わかった」

「そんな寂しそうに」

菜々められながら石井の所をうろつくことにするのだが。

「お金がない」

そうお金がないのだ、円は使えないし、専用通貨はないし、換できる品もない。だから何もできない。できないはずなのだが。

「あっ井上さん久しぶりです」

「だれ」

「だれってあの」

「ああすまないな、裝備を作ってるところだよ、まぁ忘れちまってるかもしれないが」

「パパ誰だっけ」

「……………………まぁいい、解放してくれて謝してるんだ、うちで作った武見てけよ」

と言うわけで金がないまま、2人組に連れてかれてくとそこには所せましと武が並んでいる區畫にたどり著く。

「なにこれ」

「まぁ基本的には既存銃に々付け加えただけだけどな」

例えばショットガンの長い銃にでかいナイフを無理矢理ワイヤーで縛っているものやメリケンサックに釘を仕込んだもの、リボルバーにバネつきの長い棒がついているものがある。

「と言うか最後のこれ」

「これか、これは」

そう言うと男は長い棒にのリボルバーの反対側についているバンドで腕を縛る。するとリボルバーが手首と肘の間ぐらいに固定される。

「そしてこれを」

腕を振るとリボルバーが手の中にる。

「で離すと」

そして離すと元の位置に戻る。

「どうだ」

「あっうん」

正直使いにくそうだ。

「ただで全部やるよ」

「え、ああ、うん」

その場におかれたショットガンやメリケンサック、リボルバーなんかを渡される。

「と言うかこの3點だけ」

「まあ、なかなか思い付かないし、も手にらないしな、それに簡易前面鎧計畫がメインだしな」

「なにそれ」

「こっちの切り札だな、まぁ見てくか」

更に案される。そうしてあったのは。

「なにこの鉄の塊」

でかい鉄の塊だ。

「前面簡易鎧、要は盾だ」

盾らしい、それも所せましと並んでいるのだが。

「まあ今はver5キャスター式だな、問題は地面の舗裝だけなんだが」

「と言うかこんな資」

「まぁ鉄の加工はきついから継ぎはぎでどうこうしてるじだ」

とまぁこんなものを見せられたのだが、正直どうでもいい。がそれに加えてしばかりのお金も渡されたので菜々味しいものを食べるとしよう。あるかはわからないが。

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