《50日間のデスゲーム》2人きり39day

「この焼きそば麺しかないよ」

「そうだよなぁ」

買えた食べは焼きそばの麺だけと言うある意味最終段階の食べを食べながら菜々と2人きりで過ごす。

「パパ銃弾は」

「高騰してたから買えないよ」

それ以外のものは軒並み高くまともに弾すら買えないのですることはすぐになくなってしまうのだ。とは言え新裝備の弾はほしかったので高いなりに買ったのだが10発しか買えずにもはやかくし球か槍くらいにしか使えない。しかもこのショットガン総弾數が2発と言う品でいったいどのタイミングで使えばいいのかやナイフがついているので全的に長く重いのだからどうしたものやらと悩んでいるのだが、そういった話は菜々は聞きたくないだろう。

「これ終わったらどうしようかな」

菜々がポツリと言う。

「どうしようかって言われてもなぁ」

がその悩みは俺も同じなのだ、いったい家を吹き飛ばされでもしたらどうしたらいいのだろうか。

「ならパパ、私の家に招待するよ」

「おっ、それはいいかもな」

「かもじゃなくていいの」

「だな」

そっちの問題は解決した、後は生き延びるだけだが。正直ゾンビも囮も怖くないので出手段を考えてやればいい。そしてその出手段も狐が握っている、そこまでわかってしまえば後は簡単だ。獲を追う。それだけなのだが、獲がどこにいるかわからないのが難點だ。

「後は獲狩りか」

「ならパパこんなのどうかな」

「こんなのって」

「町中に火をつけるの」

「えっ」

菜々からすごい提案をされる。

「これでパパを邪魔するのはみんないなくなるよ」

「いなくなるけどなぁ」

もしそれで獲が死ねばもしかしたらパーになってしまうかもしれないのだ、だから。

「うーんやめとこうか」

「いい考えだと思ったのに」

「けどもし生け捕りにしろってことだったら、危ないでしょ」

「あっ、それもそうだねパパ」

菜々を納得させた上でどうするか悩む。どうすればいいのだろうか。

「なら明日ヘリを奪っちゃうとか」

「それだっ」

なぜ今になるまで気づかなかったのだろうか、ヘリを強奪してしまえばいい。それだけなのだ。

「よしじゃあ」

「用意するんだねパパ」

「いや紗枝をそろそろ迎えにいこう」

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