《50日間のデスゲーム》白い40day
「あなたっあなたっ」
「パパっパパっ」
両耳からそんな聲が聞こえ意識を取り戻す。取り戻すのだが紗枝の方は見られない。
「あなたなんでこっちを」
「菜々聞かせてくれ、紗枝に何があった」
「ママに」
菜々は悩みこむと一言。
「ウエディングドレス著てる」
「なんでさっ」
菜々に突っ込む、と言うかここはどこなのだろうか。
「パパはママ見て倒れたあと、キレイだってうなされてたから、ママがここの人と渉して部屋ひとつ貸しきったんだよ、ねっママ」
「そうよあなた、だからあなたこっちを」
「見たいのは山々なんだけどさ」
「それとも今の私は見るにも値しないの」
「そんなことないっ」
そう言って紗枝の方を見、堪える。人はしすぎるものを見ると意識を失うと言うしょうもないことが判明しつつも、ウエディングドレス姿の紗枝を見る。その姿はむしろ神々しかった。
そんな純白なドレスにこれまで背負っていたリュックにスコップに銃をつけているがそんなことはどうでもいいくらいにしい。
「本當はあなたと選びたかったんだけど、驚かしたくて」
「驚いたよ、驚いてる」
驚きすぎてなにも考えられないが、まあ紗枝だし仕方ない。
「パパ顔がにやけてる」
「いやいや、でもまあ仕方ないよね」
「ママばっかりずるい」
「ふふっ羨ましかったらあなたも著ることね」
「ううっ」
段々となれてくる、と言うより気絶しなくなってくる。だからこれからなにするかを考える。紗枝キレイだなぁ。
「それでこれからなんだけど」
「そうだよパパここから出るの」
「あなたどうするの」
「うーん」
外に出れるのは10人、俺たちにレミソラを加えて。紗枝かわいいなぁ。
「パパがおかしくなってる」
「おかしいなんて言わないの」
「ごめんなさい」
「ごめんごめん、でレミソラは」
「ん、ああ彼たちならそろそろ」
「師匠呼んだ」
「きれいっ」
レミソラが部屋にってくる。紗枝かわいいなぁ。
「師匠の旦那さんおかしくなってない」
「いつもよりおかしい」
「だからそんなこと」
「ごめん師匠」
まあなんとか頭を切り替えよう。
「でこれから」
「外に出ないよ」
「まだ殺すチャンスある」
レミソラは出ない。
「あなたが言う通りにする」
「パパとママと一緒にいる」
「なら出なくていいか」
「けど死ぬのはなぁ」
「よしじゃあ狐さんたちの探してるやつをさがしに行こうか」
頭を切り替えればなんとか考えにまとまりついたのでそうすることにする。
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