「じゃあまとめようか」

「ああ」

あの後からも話し合いは続き、そしてまとまったことは。

「ここにいるすべてのもので昴隼人を捕らえる」

それだけだ。

「そのためにおいて妨害するものすべてが敵だ、邪魔するものは排除せよ」

「石井それでいいのか」

「まぁ死にたくはないが、世界に迷をかけるわけにもいかないだろ」

「だな」

次に決まったことは。

「ギルドに通達、ただ今をもって資ならびにすべてを解放、どうせ助けは來るんだ24時間制で運営する、ならびに食堂にも武庫にもすべてを無料で開け放つ」

「わかりました石井さま」

全兵力の投。

「FOX、全員の出は」

「我々が約束する」

「信じるぞ」

「ああ」

ここにいるすべてのものが昴隼人を追い詰める。

「地図は配っているが、最速かつ確実に任務を遂行できるのはここにいる者たちだけだ」

顔ぶれを見る。斎藤、黒髪ののグループ。

「まあできる限り頑張るけどさ、はぁ最後はこんなか」

最後に合流した男。

「さすがの統率力」

「これだけあれば行けるっ」

ギルドから後に合流したウイスキー。

「えっなんでこんなめに」

「諦めろよ」

「と言うかここでいかなきゃ死ぬのかよ」

それと軍人のグループが10～20、と狐。だが狐は後方らしい、理由は簡単、狐に死なれては出する手だてを失う。更に中央管理として石井と書。

「無線機って」

「ですが數か」

「我々は専用のを持っているが」

「それでも足りません」

「そうか」

「定期報告に來てくれればいい、それと下に大判の白地図を」

「それはこちらで用意しよう」

「頼んだ」

そして最後に。

「なんでこんなやつと」

「申し訳ない、ですが」

「と言うかこんな狀況で刀ってなに、なんかの漫畫かよ」

八木と刀持ち、刀持ちいわく、後輩を探したいらしく、昨日と言うか明け方それと遭遇した八木と共に行したいらしい。

「聞いてくれ、君たちの仕事はきつい」

理由は簡単、主に白地図の探査していないところを埋める仕事だ、つまり何が待っているかはわからない、本當ならそんなところには近づかない、近づいたとしても急の時だけだ。だがそこを探さなければならない。ならば能力が高いものを送り込むのが常識的な対応だろうとのこと。

「だがなんとしても昴隼人をとらえれる」

「待ってくれ私はその前に」

「わかっている、みんなが優先したいことを優先しても構わない、だが」

そこで區切る、全員の目が決意に燃えている。

「捕らえられないとあいつらマジでやる」

そして石井はなにも命じられていない俺たちを指差し。

「だから、なんとしても確保してくれ、ある意味でだが世界のために」

「こんなときにそんな臺詞吐くとは思わなかったよ」

「よし行こうか」

「おう」

「まあ仕方ないやりますか」

「合言葉を決めておこう、世界のためにだ」

「了解、じゃ」

そうして俺たちと石井たちを殘してみんなが部屋を出ていった。