《50日間のデスゲーム》囮42day
メインの潛、その言葉と共にサイレンをならしゾンビに近くもなく遠くもない距離で逃げ始める。
「パパ一杯來てるね」
「うんまぁね」
「あなたそろそろ撃つけど」
「どうせ石井持ちだからいいんじゃない」
その言葉と共に、今度は紗枝がアサルトライフルを連しだす、當たらずともよかった、どうせ囮なのだ。
「けどどうしてパパなの」
「失敗したらその場所に弾取りに行ってほしいらしいよ」
そちらはまあおまけのような作戦だが、本命の囮作戦は後ろからどんどんと。
「ってパパ前」
そう言われるとすぐにバイクのタンク橫につけたホルスターからショットガンを抜き、発砲。2発しか裝填されていないのだが、弾を換するまだ撃てる弾までも捨ててしまうので、そのままホルスターに戻す。
「パパうまい」
「あなたさすがっ」
「そういう紗枝だって」
紗枝も撃ちまくっていて、ゾンビを近寄らせずどんどんと減らしていくのがサイドミラーで見てわかった。
「けどこのヘッドホン便利ね、銃聲は聞こえなくするのに、普通に會話できるし」
「そうだな」
そんな會話をしながらのんびりと走れたのは。
「パパ前に」
「っ銃っ」
向けられた銃の銃口を逃れるためにハンドルを切ったときまでだった。
ショットガンは抜いていた、紗枝はさすがに銃を向けられなかった。ハンドルは切れていた。
そしてタイヤはパンクした、いやパンクさせられたっ。
銃で撃ち抜かれ、後ろのタイヤは破裂、グリップも聞かずに橫りし、廃車にぶつかり停止した。
「なんだ、お前まだ生きていたのか、井上ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
そこにいたのは包帯を顔面に巻いた奴。そいつは俺の名をんでいた。
「會いたかったぜぇ、何せ自ら命をたった奴以外埋まってる場所にお前だけがっていねぇんだからな」
そいつはおかしかった。
「お前がれば、コンプリートなのによ、どうしてってくれないんだよ、土の中によ」
そいつは片腕だった。
「さっさとはれよっ」
そいつは包帯をはぐ。
「井上ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
そこには知らない顔が。
「誰だよっ」
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