《50日間のデスゲーム》絶命42day
「紗枝っ」
撃ち抜いたやつのことなど放置して紗枝のもとへと戻る。
「あなたっ」
「パパっ」
「そんなことより紗枝を早く」
今は生きていることを喜ぶよりも足を挾まれた紗枝を助けることを優先しなければならない。と言ってもバイクを。
「師匠もう無理っ」
「もう間に合わない」
バイクをかしながら振りむくとそこには。
ゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビゾンビ
「走っ」
「っ」
紗枝の足は塗れで。
「あなた私を」
「見捨てられるかっ」
持っているものすべてを投げ捨ててまでも紗枝を擔ぐが、紗枝は拒絶し。
「あなただけでも逃げてっ、生きてっ」
そんなこと言われても従えるはずもなく。
「紗枝が死ぬなら俺も」
「バカなこと言わないで」
その上でさらに拒絶される。だから。
「嫌われてもいい、死んでもいい、だから逃げるぞ」
「あなたっ」
「パパっ、ママっ、早くっ」
叩かれながら、背中を濡らしながらも、出きる限り全力で。だがゾンビの方が早い。
「あなた」
「ああ」
だから諦める、訳にはいかないのだが、もう無理だった。無理なんだ。
「ごめん守れなくて」
「ゴメンね、守れなくて」
もはや進む意味などなく。
「パパ、ママ」
「ははっごめんな」
立ち上がる元気もなく。
「弾は後3発以上あるな」
「それって」
「ゾンビに紗枝を食われるよりは」
殘された殘弾の使い道は決まっており。
「ははっあなた、たのし」
「世界のためにっーーーー」
「世界のためにっーーーー」
「世界のためにっーーーー」
「うっせぇぇぇぇ」
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