《50日間のデスゲーム》避難47day
「いいわよ」
「仕方ないよ」
「お腹すいた」
「そうだね」
空腹のまま、いつもの荷を持ち部屋を出るとそこは騒がし空間が広がっていた。
「はぁ、食事なんてどこにあるんだか」
廊下に広がる死の山、食い散らかされていてなんと言うか。
「服が汚れるね」
「そうだね、その服汚したくないから著替えてもらっても」
「いいわよ、あなたがそういうなら」
紗枝にウエディングドレスを著替えてもらっている間、耳をすませる。紗枝の著替えの音を聴くためではなく、周りの狀況を判斷するためだが。
「上の方から聞こえるかな」
「なら上に行くの」
「うーん」
「どこでもいい」
「うん」
上に行くか下に行くか悩むが、まあどちらにせよ食べはしい。
「うーん下にいってみるか、ん」
こちらに來るような足音、數は。
「4分、菜々」
「うん、パパ気づいてるよ」
「よし」
菜々が拳銃を用意し、俺はスコップを構える。そして。
「待て」
「止まってくれ」
その4人は見知った顔だった。
「あんた、生きてたのか」
「その言い方は」
高校生にコンビに。
「助けてくれないか」
「頼む」
八木に刀持ちだ。八木に関してはボロボロで木製のライフルを杖がわりにしている。
「まあいいけどさ、飯持ってない」
「その飯を取りに行く作戦だよ、もう屆けるところはないかもしれないがな」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
部屋から出るはずなのに、また部屋に戻っている。そこで八木に聞く。
「それで」
「何が起こったかだって、俺だって半分死にかけてたんだぞ」
答えられない八木に代わり高校生が。
「なら俺が」
「まあ誰でもいいけどさ」
高校生男は話始めるが、彼の話は簡単なことだ。
「新種が出て壊滅した」
「そう言うことになるな」
「で上に逃げたと」
「ならあなた下に逃げましょう」
「そうだな」
「おいっ」
高校生が聲をあげるが、刀持ちが黙らせ、八木が話始める。
「だが今回は井上たちに賛だ」
「八木さんあんたまで」
「ならお前は勇気と友だけであれに勝てるのか」
「それは」
「やってみなくちゃわからないじゃダメなんだ、生き殘るためには犠牲が出ることも」
「お前はここに來るまで、何を見てきたんだ」
「だからこそ」
八木と高校生男が喧嘩をしてるのを脇目に食料に関して話を聞く。
「で飯は」
「下に食料があるとの事だが」
「知ってるのは八木さんだけなんだよね」
「ならあなたしらみつぶしに探してみる」
「それが早そうだな」
まあ目的は決まったわけで、話は新種と言うことになる。
「で新種って」
「人より一回り大きいゾンビだったよね」
「ああだが、きは遅いから広いところならば振りきれる」
「へぇ」
とのことだ、他の特徴としては力が強く耐久力はあるが持久力はない。だから遭遇したら逃げることを優先するべきだと。
「だから上に行った人たちは諦めるしかないって八木さんが」
「うーんまぁそうだろうね」
上に逃げたら追い詰められるのは明白すぎた、だから逃げるならば外になる。だから目標が決まる。
「食べ手にれて家に帰ろうか」
「そうねあなた」
目的地は決まったので、八木たちを置いていくつもりで行を再開した。
note+ノベルバ+アルファポリス+電子書籍でエッセイ、小説を収益化しつつ小説家を目指す日記
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