《50日間のデスゲーム》新種47day
「うーん」
ゾンビをスコップでさくさくと殺しながら前に進むのだが。
「多いよなぁ」
「そうねあなた」
「はぁはぁはぁ」
「マジこいつらおかしかったのかよ」
拠點はどこもかしこもゾンビだらけ、まるでゾンビが必死になっているかのように。その例としてはさっき食われたばっかりなのがゾンビ化していた。
「うーん」
殺しても殺してもゾンビがわいてくる、狹い通路を進む関係で殺し続けなければならないのだが、いくらでもわいてくる。面倒くさすぎる。
「あなた銃撃っちゃう」
「これ以上音たててかず集めたくないしなぁ」
もはや辺り一面まみれだ、むしろ以外のもありそうだがどうでもいいのだ、紗枝が無事ならば。そんなことを考えながらゆっくりと前に進んでいく。
「もう何殺した」
「はぁはぁはぁ」
「八木さん大丈夫」
「ああ、大丈夫だ、噛まれたりもしてないしな、だが」
「背負うか」
「いやいいよ萌さん」
「いや」
「あっ先輩赤くなってる」
「おいおい騒がしくしないでくれよ」
後ろが騒がしいがもうどうでもいい、殺して前に進むだけだ。そんななかで遠くの方で大きななにかが見える。
「んっ、あなたあれ」
「ああ、あれかぁ」
あれが新種なのだろう、それがタックルの姿勢をとると。
「逃げるぞ」
狹い通路、それにその通路に収まる肩幅のゾンビ、要は避けようがないのだが、その間にはゾンビが。
「ォォォォォォォォォォォォ」
そのゾンビに構わずタックルをかましてくる。
「あなた」
「にげろぉっ」
なのでショットガンを抜き、膝を狙い、ぶっぱなす。
グシャッ、というような音と共にそれが倒れる。
「撃てば死ぬじゃん」
倒れたゾンビに近寄り、スコップで頭を潰す。それで終わりだった。
「他のゾンビと一緒じゃん」
「そうね」
そうして振り替えると菜々とレミソラは同じだが八木達は怯えていた。
「んっ、まあいいや、食料食料」
そんな小さなことは気にせず、食料があるところを目指し進んでいく。
note+ノベルバ+アルファポリス+電子書籍でエッセイ、小説を収益化しつつ小説家を目指す日記
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