《50日間のデスゲーム》再開50day
06:43:41
「ふぁぁぁぁぁぁよく寢た」
「寢ててよかったのかよっ」
逃げ出すと見せかけて近くの家に飛び込み、中にいたゾンビを処理して眠ったのが気にくわないご様子だ。
「いいのかよ他のやつらだって」
「あなた、これ何怒ってんの」
「うるさいから殺しちゃう」
「やはり寢れるときに寢ないとな」
「ってなんでお前まで」
「うるさい、こうなったらもう何もできないんだから寢るしかないだろう」
學生男は怒っているようだが、カルシウムが足りないのかもしれない。だから勝手に冷蔵庫を開け。
「腐ってるか」
「そりゃあ腐ってるよ、電気消えてどれくらいたってると思ってるんだっ」
本當にカルシウムが足りなさそうだ、腐った牛があるがこれを飲ませれば。
「飲まねぇよっくそっ、落ち著かねぇよ、ああ、もうっ」
そんなことはもうどうでもいいが、さてと。
「これからどうするかだが」
「私をやつらに引き渡せば引き渡したやつの安全くらいは」
「おっ」
「よくねぇよっ」
學生は怒りっぱなしだ、そんなことだと彼もできそうにないと言うのに。
「いねぇけどさっ、くそっ今それ関係ねぇだろ」
「えっ」
「えっ、ってえっ」
やっと黙ったのを見計らって、提案する。
「あのヘリに連れられてゾンビ減ったと思うから移するか」
「わかったあなた」
「はーい」
「そんなのりでいいのかよ」
そろそろうざくなってきていた、だから。
「黙れ、黙るか死ぬかを選ばせてやろうか」
拳銃を突きつけ脅す、だが學生はにらみ返す。
「真面目にやってるのかよっ」
「ならお前だけでも移すればよかっただろうに」
「それは」
「だがしなかった、だから文句を言うな」
學生を黙らしたところで捕虜を擔ぎ。
「紗枝、菜々」
「あなた重かったら言ってね、削るから」
「うん護衛なら任せておいて」
移を再開させる。
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