《50日間のデスゲーム》リミットアウト50day
「誰もいないなぁ」
制圧しろと頼まれて誰もいないビルの中を突き進む。
「あなたもういいんじゃない」
「ん」
「ヘリポート向かいましょうよ」
「だなオーイ行くぞ」
菜々達にも探してもらったがもぬけの殻、もうこうなればいるかもしれないのは石井だけだ。階段を登り突き進む。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
と決意したのは10分も前で階段でへばりかかっていた。
「ふぅ」
「ふぅあなた大丈夫」
「菜々達の方は確実に無理だろうな」
「パパ早いよ」
「師匠~」
「はぁ」
菜々達はびそう答える。ここはビルの非常階段であり、まあ地獄だ。ここ一番の地獄と言っても過言ではない。唯一の救いは外が見えて気分転換できることだろうか。
「んっあなたヘリが飛んでる」
「ああ、ヘリならさっきも」
「あっ降りてるよ、しかもこの近く」
「そんなの、ってあれ、あれってさヘリ下ろさず降りてくるよな」
「確か、あんまり覚えてないけど」
「この近くにのせる必要があるものとすれば」
「捕虜」
「まさかあれ置いてかれた」
「………………………もしそうならどうしよう」
「ヘリをジャックするか」
そう決める、そもそもだ初めからそうしていればよかったのだ。
「紗枝達はヘリポートの確保」
「うん、あなたは今降りたのを捕まえる」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
走る、走る、走る。階段を上る。めざすは石井の部屋。武は銃が後3丁、十分すぎた。
「はぁはぁはぁ、著いた」
のんびりしている暇はなく、ヘリがこちらに來るとも限らない。がやるしかない。ドアを蹴破る。
「やぁ、井上か」
のんびりしている石井がいるが無視する。
「どうした、僕を殺しに來たのか、壁を壊そうとする僕を」
無視する。
「ははっ僕を殺して止められると思っているのか、まぁただでは殺される気はないが、なっ」
「ええ石井さまの言う通りです」
「だから無駄だ來る必要なんてないだ、分かったなら下がってくれ」
無視して拳銃を抜く。
「下がる気はないのかぁ、はぁ、君はそうだよね、おい」
「はい、石井さまわかっております」
「これが最後の警告だよ」
「あなたっツイてるわ、行ける」
「っ警告する前にっ」
階段のところにいた紗枝のびが聞こえる。
「パパ」
「旦那さん」
「お願いっ」
ダッシュ。
「やれッ」
「は」
護衛がなにか言う前に。全弾撃ちまくる。
窓ガラスに向かって。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
そして割れかかった窓ガラスに向けてダイブした。
「「「「「「へっ」」」」」」
もしも変わってしまうなら
第二の詩集です。
8 144貴方を知りたい//BoysLove
これはどこかで小さく咲いている、可憐な花達の物語。 とある生徒と教師は戀という道の上を彷徨う。 「好き」「もっと」「貴方を、知りたい。」
8 104脇役転生の筈だった
乙女ゲーム『エデンの花園』に出てくる主人公……の、友人海野咲夜。 前世の記憶というものを取り戻した咲夜はある未來のために奮闘する。 だって、だってですよ? この友人役、必ず死ぬんですよ? 主人公を庇って死んじゃうんですよ? ……折角の2度目の人生、そうそうに死んでたまるかぁぁぁ!! という思いから行動した結果、何故か私を嫌っている筈だった兄が重度のシスコンと化したり…。 何故か面倒事に巻き込まれていたり? (特にシスコン兄の暴走のせいですが) 攻略対象者とは近付かないと決めていたのに何故か友人になって…。 しかもシナリオとは違って同じクラスになってるし…!
8 119病気の私に舞い降りた突然の戀 〜実録戀物語〜
吉田由奈26歳 うつ病持ちでドクターストップで働けない彼女の唯一の趣味、それは配信アプリで配信をして、ファンのリスナーと他愛もない話をして過ごす事、そんな彼女に突如現れたリスナーSEROと言うニックネームを持つ佐々木涼太20歳との出會いで彼女は涼太との出會いで少しずつ変わり始める実話を元に描かれた戀愛物語
8 188辺境育ちな猿百合令嬢の憂鬱。〜姉の婚約者に口説かれました。どうやら王都の男どもの目は節穴らしい〜
田舎の領地で育ったリリー・アレナはアズトール伯爵家の次女。木があれば登るような元気すぎる令嬢で、領民には「猿百合令嬢」と呼ばれている。幼く見える外見ながら十六歳になっていて、初めて王都を訪れて最愛の姉との再會に喜んでいた。 しかし王都で出會う男性たちは美しい姉には目もくれず、なぜかリリーの周りに集まってくる。姉の婚約者までおかしな目で見始めてしまい、一人で頭を抱える。とはいえ、リリーはそんなことでへこたれない。こっそりストレスを発散させていると、氷のように冷たい目をした男と出會った。さらに、ちょっと変わった動物たちと觸れ合って癒され、姉の美しさと優しさに元気に感動する。 ……しかし。一度は解決したと思っていたのに、事態はリリーが予想していたより深刻だった。 (アルファポリス様、カクヨム様で連載していたものを一部修正して連載しています)
8 135自稱空気の読める令嬢は義兄の溺愛を全力で受け流す(電子書籍化進行中)
ただいま、電子書籍化進行中です。 加筆修正をして、ラストや途中エピソードなど、少し違う話になっていきます。 なろう版はなろう版で完結まで走りぬきますので、どうぞよろしくお願い致します。 「空気を読める女になりなさい」という祖母の教えを守って生きる令嬢チェルシー。祖母も両親も亡くなり天涯孤獨となった途端、遠い親戚だという男爵一家が現れて家を乗っ取られ、名前さえ奪われてしまう。孤児院に逃げたチェルシーの前に現れたのは、真の親戚だった。 優しい義両親につれられて向かった伯爵家で待っていたのは思春期を迎えた義兄。最初に冷たくされて空気を読んだチェルシーは、彼とはなるべくかかわらないように頑張ろうとするが、何故か婚約してしまい……? 「怪我をしたのか? 治療を……」 「あ、大丈夫です!」 「學園で苛められていると聞いた。俺がなんとかして……」 「大丈夫ですよ~」 「男共に付け狙われているようだな、俺が……」 「大・丈・夫、ですよーーーっ!!」 「聞けよ!兄の話を!!」 「大丈夫です!安心してください!ご迷惑はかけませんので!」 思春期を終えた義兄の溺愛をぶっちぎって、空気を読む令嬢は強かに生きていく! いつものコメディです。 軽い気持ちでお読みください。
8 161