《ひねくれ領主の幸福譚 格が悪くても辺境開拓できますうぅ!【書籍化】》設定資料(地図)
ロードベルク王國全の地図です。
アールクヴィスト士爵領とケーニッツ子爵領の周辺です。
※それぞれの領地や地形のだいたいの位置関係を示したもので、尺は正しくありません。
〇ロードベルク王國
語の主な舞臺となる國です。
人口はおよそ200萬人で、この大陸南部では周囲より頭一つ抜き出た大國として知られています。
西隣のランセル王國、東のパラス皇國とはそれぞれ紛爭が発生中。
王國の端から端まで移するとおよそ1か月かかります(徒歩や馬車の場合)。
※ノエインが王國南部の実家を追い出されて北西部で開拓を始めるまで3か月もかかったのは、人生で初めての自由な生活を満喫しながらのんびり移していたためと、開拓に適した季節(春)になるまで待っていたためです。
・アールクヴィスト士爵領
ノエインの領地。ベゼル大森林の一部で、ノエインが開拓を始めるまでは人の手がっていないただの森でした。
面積だけは隣のケーニッツ子爵領にも匹敵するほど大きいですが、ひたすら森が広がっていて魔も出るため、発展のためには地道な開拓が必要です。
ベゼル大森林の淺い部分には弱い魔しかいませんが、奧深くに進むと兇悪な魔が出てきて踏破するのがとても難しいため、ロードベルク王國と西隣のランセル王國を隔てる天然の國境になっています。
・ケーニッツ子爵領
お隣の貴族領。ノエインがアールクヴィスト士爵領の開拓を始めるまでは、ロードベルク王國の北西の端でした。
辺境ですが鉱山や穀倉地帯があり、地理的に戦爭とは無縁のためそれなりにかです。
・キヴィレフト伯爵領
南方との貿易拠點の港がある、ロードベルク王國でも屈指の大領。
貧富の差が激しく、さらに當代キヴィレフト伯爵(ノエインの実父)が賄賂をくれる大商人ばかり優遇しているため経済格差がさらに広がりつつあります。獣人への差別も強めです。
當分は冒頭以外ではほとんど登場しません。
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