《《書籍化&コミカライズ決定!》レベルの概念がない世界で、俺だけが【全自レベルアップ】スキルで一秒ごとに強くなる 〜今の俺にとっては、一秒前の俺でさえただのザコ〜》外れスキル【全自レベルアップ】
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【全自レベルアップ】によって、アルバートのレベルが上がりました。
レベル:77
攻撃力:867
防力:853
魔法攻撃力:1200
魔法防力:983
速さ:1990
神域覚醒まで:あと923
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「はぁ……」
俺は――親不孝者だ。
俺ことアルバート・ヴァレスタインは、今日、18歳の誕生日を迎えた。
18歳。
この歳になると、誰もが「スキル」という名の能力を授かることができる。
たとえば近所のバレス兄さんは「炎魔法全使用可」という能力を覚えて、平凡な村人から一躍、凄腕の魔師として王都に旅立って行った。
それとネーニャ姉さんは、溫厚な人だったのに「剣聖」スキルを授かって、それはもう大騒ぎになったものだ。今では王國でも名だたる剣士として、世界中で異名を轟かせている。
このようにスキルとは、人生をいくらでも変えうるものなのだ。
だから俺も、この18歳の誕生日を張とともに迎えたものである。
――いや。別に強いスキルがしいってわけじゃない。
バレス兄さんやネーニャ姉さんには憧れるけれど、あんなのは千人……いや、一萬人にひとりいるかどうか。さすがにその確率を潛り抜けられるとは思っていない。
俺はただ――生活に困らないくらいの、それなりに有能なスキルがしかった。
別に鍛冶屋でもいい。鑑定士でもいい。裁師でもいい。手に職のつくスキルがしかった。
俺の家は……笑えないくらいに貧乏だから。
苦労して俺を育ててくれた両親に、しでも報いたかったから。
理由は不明だが、ここ近年、魔の兇暴化が激しくなっている。それによって村や町が壊滅し……そこのギルド職員として働いていた父は職を失った。なんとか次の職を探そうとはしているようだが、この不景気では、それすらもままならない。
だから俺が、その狀況をしでも変えたかった。
なのに――先ほどの《スキル授與式》で授けられたスキルは【全自レベルアップ】。
なんだか強そうにも思えるが、レベル……という概念がよくわからない。神に聞いてもわかりかねるようだった。
スキル名を唱えてもなにも起こらないし、これはもう、《外れスキル》としか考えられないのだ。
そのせいで、領主の息子――レオンにも笑われまくったっけ。
あいつは《魔法の全使用可》っていう見るからに強いスキルを授かってたし、將來は安泰だろう。いまごろ、嬉しそうに父親に報告してるだろうな。
俺も――いまから憂鬱な報告を、両親に行わねばならない。
――ぎゃはははははははは! 貧乏なアルバートはスキルも貧相だなぁ! あひゃひゃひゃ!――
そう甲高く笑ったレオンの聲が、いまでも忘れられない。
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【全自レベルアップ】によってアルバートのレベルが上がりました。
レベル:78
攻撃力:910
防力:879
魔法攻撃力:1241
魔法防力:1008
速さ:2081
神域覚醒まで:あと922
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