《お薬、出します!~濡れを著せられて治療院から追放された薬師さんが辺境で薬屋を開きました。極めたポーションは萬能薬と呼ばれて回復魔法を超えるようです~【書籍化コミカライズ企畫進行中】》魔導士エルメダの覚醒
訓練開始の初日の時點でエルメダは己の変化に驚いた。魔法発までにラグが一切なく、思い通りのタイミングで放てる。
放つ際の引っかかりがない。ただし高威力は健在だ。ハンターウルフの群れごと山の一部を破した際には、また悲観しかける。
メディとしては魔法の指導は行えないので見守るだけだ。仕事の合間を見てメディはここ數日間、エルメダの特訓を見屆けていた。
「私の魔法は冒険者に向かないかもね。魔ごと消滅させたら皮とか牙の素材ごと臺無しだもん」
「エルメダさんの魔法は破だけなんですか?」
「それしかできないよ」
「制できるようになれば、もっといろいろできるかもしれません」
魔法に関しては素人のメディの発言だ。そんな簡単にうまくいくわけがないと心の中で悪態をつくも、他ならぬメディの意見でもある。
グッと気合いをれて今一度、魔法の発を試みた。その対象は迫る豬の魔バーストボアだ。突進と同時に破を引き起こす危険な魔として知られている。
「バーストッ!」
エルメダが試みたのは破ではない。一直線に迫るバーストボアを見て思いついたのだ。
威力を限りなく圧して、バーストボアのように一點集中できればと考えた。そのイメージの結果、バーストという破とは異なる結果を引き起こす。
エルメダの魔法は赤と黃が混ざり合う一筋の線となった。バーストボアの鼻っ柱からまで貫く。
丸い空を作ったバーストボアのは顔面ごとぶち抜かれて、活を停止して倒れた。
「あ、あれ。今のいいじじゃない?」
「すごいですねぇ! 破じゃないですよ!」
「全然バーストじゃないね……。でも今までこんなことできなかった」
エルメダは自の両手を見る。の魔力の流れがよくわかるのだ。
限界まで溜まってきが取れなかった魔力が中に巡ってしずつ放出されていた。
それがたまらなく心地いい。魔導士であれば當たり前のように実できるのだが、エルメダは世界が変わったとすら思った。
今、彼はようやく自分を魔道士だと自覚できている。
「今の魔法を線(レーザー)と名付けよう」
「いいですね! 一度にたくさん撃てたらもっとすごいと思います!」
「さらっとすごい事を思いつくね……」
今までのエルメダであれば諦めていた。しかし今なら、とエルメダは片手を空に向ける。
指の一本にまで魔力を巡らせて、線(レーザー)を放った。五本の指から相応の太さを保った線(レーザー)が天に放たれる。
「……なんかできた」
「拡散線(レーザー)ですか!?」
「これを魔法と言い切っていいのか不安になってきた。でも、まだもうし行けそうな気がする」
エルメダは遠方にいるハンターウルフに目をつけた。まだこちらには気づいていない。
木々に阻まれていているが、だからこそエルメダは試したくなった。より集中して魔力をじる。
エルメダの指から放たれた線(レーザー)は障害を避けていく。まるで筆が描く曲線のように、それはハンターウルフを背後から撃ち抜いた。
「はぇ!? なんですかーー!」
「慣れたらこんな事もできるみたい。追跡線(ホーミングレーザー)と名付けよう」
「やっぱりエルメダさんはすごい魔導士でしたね」
「い、いや。まぁ、メディのおかげだからね。あなたほどの薬師がまさかこんな辺境にいるなんてね」
「それはいろいろあったのでー……」
メディが言い淀んだのを見て、エルメダは追及しなかった。その際にほんのしだけ悲しげな表を見せたのを見逃さない。
エルメダにとってメディは恩人だ。その恩人、しかも凄腕の薬師を辺境に追い込んだ何かがある。
勝手な憶測であっても、エルメダは見えない何かにかすかな憤りをじた。
「メディ、あのさ。私って今回、すごいお世話になったでしょ。だからさ……なんか悩みとかあったら相談に乗るよ」
「え? エルメダさん、この村にいてくれるんですか?」
「うん、どこにも行く當てなんかないからね。それに數日だけど、この村ってすごく和むんだよね。皆、優しくて居心地がいいんだ」
「わかります! 村長さんやブランさん、ポールさん、オーラスさん。親切ですよねぇ!」
エルメダはこの村を離れたくなかった。行く當てがないというのは本當であるが、ここにはメディがいる。
薬師メディの特異が気になって仕方がないのだ。ここから離れてしまうのはあまりにもったいない。
それは経済的事よりも優先してしまうほどであった。
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