《【書籍化】【SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導師】ユグドラシルの呪いにより弱點である魔力不足を克服し世界最強へと至る。》48.王都の柵 (スグレンスト 視點) ★

......噓だろ?

目の前にいた男に俺は驚きを隠せなかった。

なぜならそいつは死んでいるはずの人間、いや、目の前にいるということは人間ではなく亡霊の類いか?と一瞬、現実逃避をする。の奧がざわつき始めるのをじた。

あれは忘れもしない、五年前の事。俺たちはSSSランクのダンジョン、ユグドラシルの迷宮へと挑んだ。

Aランクダンジョンを楽にクリアできた俺たちはSランク、SSランクをとばし、最上級ダンジョンでかるSSSランクへと潛った。理由は簡単、自信があったからだ。

あの時は聖騎士でも到達困難なAランク深層へとたどり著き、王城でのAランクダンジョン祝賀會を経験した事で俺たちはどんなダンジョンでもクリアできると確信し、そう思い込んでいた。

それに、SSSランクダンジョンは挑んだ者も片手で數えられる程で、的な難易度など知るものもなく、最上級のダンジョンを俺たちは甘く見ていた。

そして、ユグドラシルの迷宮B125。

気がつけば俺たち三人でも到底勝てる見込みのない魔や魔族ばかりがフロアのそこらじゅうにいた。

なんとかロキの結界やレイの持っていた気配を消す魔石でやつらに見つかることはなかったが、やりあえば間違いなく全滅していたに違いない。

やつらはおそらくSSSレートの魔獣、魔族だったのだろう。

しかし俺たちは運が良かった。SSSランクダンジョンへと挑む前にクリアしていたAランクダンジョンで転移の魔石を手にれていたのだ。

それを使い難なくダンジョンの外へとでられたが、それは1つ金貨1億枚の代で、節約するためにパーティーメンバーの一人をダンジョンへ置き去りにした。

そいつは他のメンバー程役にもたたないし、なにせ白魔導師の癖に滅多にヒールもしない。使えない奴だった。

だから捨てられて當然の奴で、それに捨てるには丁度いいタイミングだった。尚且つSSSランクダンジョン、ユグドラシル......ここに置いていけば、生きて戻ることは100%できない。

パーティーを故意に死なせる事は重罪、それ故にその狀況は好都合だった。パーティーメンバー以外誰も見ていないし、置いてきたなんて誰にもわからない。

だから見捨てた。魔獣、もしくは魔族に殺される事を願い......そしてそれを確信しながら。

だが......

こいつはどういう事だ?目の前にいる、と仲睦まじく談笑しているのは、あの時置き去りにした役立たずの白魔導師じゃないか?

見間違え何かじゃない......あれは、間違いなくレイだ。

ロキに知らせるか?いや、王都は広い。ここで見逃せば次はないかもしれない。

だが、まてよ......と、いうより逆にこれは好都合なんじゃないか?偶然とはいえやつが生きているのを発見した。

もし、あいつが置き去りにされたことをどこかで言えば俺たちはかなりまずいことになる。

Aランクダンジョンを攻略出來ず、パーティーは壊滅的......ロキに至っては上とめてるみたいだしな。

ここに來て更なる面倒事はまずい。

だからこそ、レイはここで始末しなければだ。それがれる前に。

殺ろう。

しかし、どうやって......自害させるのがベストだが。それがダメなら普通に殺して後でどこかしらのランクダンジョンの下層へ放置し、を魔獣に喰わせるか。

ロキだって奴をみれば同じ事を考えるだろ......多分。

よし、やるか。

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