《【書籍化】【SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導師】ユグドラシルの呪いにより弱點である魔力不足を克服し世界最強へと至る。》54.理解不能 ★
――とてつもない衝撃。
スグレンストの突進にも似た、全重を乗せた攻撃は、リアナの思通りにカウンターという形で逆転の一撃になった。
しかし、その威力にリアナが耐えられる訳はなく......彼の両腕は折れ、數メートル後方へとぶっ飛んだ。
後ろに置いてある廃材や鉄屑に全を打ちつけられ、リアナは意識を失う。
自のオーラも、レイのオーラも全てを使いきったリアナはを守るすべもなかった。
そして一方、スグレンストはまさかの致命傷に悶え苦しみ、リアナどころではない。
「ぐぁ......あ、俺の、右腕がぁ!! いっでええええああああっ!!!」
だらりと下がる腕はにまみれ、肩にはリアナが突き刺した銅の剣がそのままだった。
肩と腕の間、関節に的確にったそれは地獄の苦痛をスグレンストにもたらす。
――その時、分斷されていた巖壁が崩れ落ちた。
「っ!!!?」
現れたのはレイ。執事は意識が無いようで、なすがまま、片足を捕まれ引きずられていた。
現れたレイの目が捉えたのは。
「......リアナ......?」
力なく地に伏した......塗れのリアナ。
「れ、レイ......! わかった、お前をもう狙わねえ! だ、だから、俺の肩を......ヒールで!! 頼む、レイ!! いってえ、いてえええよおおおお!!!」
頭を地面にり付け懇願するスグレンスト。だが、レイの眼中にはなく、いま頭にあるのはリアナの事だけであった。
スグレンストを無視し、レイは急いでリアナの元へ駆け寄る。
――リアナ、腕が......くそ、僕が弱いばかりに......。
その時、彼の目がうっすらと開いた。
「......れ、レイ様......私、お役に......たてましたか」
ヒールをかけながらレイは答える。
「うん......頑張った、凄いよ」
――頑張ったなんてモノじゃない。相手はSランク冒険者パーティーの戦士だぞ......それに一撃れてしまうなんて。
僕の契約紋から流したオーラを全て使いきる程の死闘......リアナ、君は本當に――。
頭を優しくでてやると、彼は微笑んで見せた。
「......えへへ......」
そして、ホッとしたのかまた意識を失うリアナ。
レイはスグレンストの方を見る。
――あの肩に刺さっているのは......リアナの剣か。そうか......彼の力では無理だ。おそらくスグレンストの力を利用したのか。
あれほどに狹い鎧と鎧の間を狙い、貫くなんて......リアナ、君は本當に......君の戦闘センスと諦めない心が、圧倒的格差を持つスグレンストから勝利を奪い取った。
「れ、レイ!! 早く治し......やがれ!! 殺すぞ!!!」
「そんな義理はない......君はもう仲間じゃないんだ。 それに勝手に他人の傷を治せば協會だのなんだのに睨まれてしまうからね」
「てめええええ、この俺様が治せって言ってるんだぞ!? この糞野郎、手足ブチ折ってでも治させてやるッ!!!」
怒りが痛みを斷絶し、スグレンストは大きなをゆっくりと起こす。
彼のからオーラが噴き出し、迸る。
そして、肩に刺さるリアナの剣はそのままに、再びグレートソードを拾い上げた。
「ズタズタに......って、あ?」
この時、スグレンストは違和に気がつく。
――あれ、ヒールしても......こいつ、けてね?
......な、なぜ?魔力すっからかんになってけなくなるハズだろ?そこのの様に......なのに。
なぜ、なぜだ......こいつ、何かおかしいぞ。
スグレンストは致命的に勘が鈍く、頭を使うのも苦手だ。まともな思考を持ち得ていれば、レイを説得しロキや仲間達を治してもらうという行にでるのだが......
自己中心的な思考もあいまって彼の頭には、『レイに俺たちのしたことを暴されたら終わる......だから殺す。 何としても』と言う考えしかなかった。
――痛め付ければ、すぐにレイは言いなりになるはずだ。片腕は使えねえが、レイ程度......簡単だ。
「うおあああああーーーッッ!!!!」
スグレンストはび、レイへと襲いかかった。
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