《Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜》第89話 各エリアの狀況
サヤとヨッシさんとハーレさんには見つけた報は話し終えた。その後は3人で練度上げを再開している。もう今日は死んだ事だし合流してもいいんだけど、報を共有すべき相手は他にも沢山いるからな。あと他のエリアの狀況も気になるし。デスペナ中で行値の回復も遅くなってるからデスペナ終わるまでは報共有板でも見ていよう。
オオカミ : そっちまで行ければ、俺自も戦うんだがな……。
サル : 流石にまだ無理でしょ、それは。
マグロ : そっちのヒノノコってコケの人のPTが倒したんだよな?
オオカミ : あぁ。今は……群集拠點種にいるな。ちょっとコケの人を呼んでみるか。
クジラ : おぉ! オオカミの人、頼んだぞ!
ん……? ヒノノコ倒したコケの人って俺の事だよな? なんか用事でもあるのか? まぁ丁度いいし書き込むか。
コケ : なんか呼んだ?
オオカミ : お、噂をすればなんとやらだな。まだ呼んでないのに現れるとは。
コケ : 新報を々手にれたから書き込もうかと覗いたらたまたまね。てか何の話してるんだ?
クジラ : おーコケの人! アドバイスくれー!
草花 : こらこら、クジラの人、焦らない!
コケ : 何、どういう事?
ヒョウ : なんかクジラの人、特殊エリアのボスに一方的にやられたんだとよ。
コケ : ……え、マジで!?
クジラの人が一方的にやられたって、どんだけ強いんだよ……。いや、相手の種族次第か……? そういや赤の群集の海の特殊エリアのボスはウニってのは知ってるけど、灰の群集のは知らなかったような……?
コケ : あーヒノノコ討伐に専念してたから報収集出來てないんだけど、海エリアの特殊エリアのボスって何だ?
オオカミ : なんだ、知らなかったのか。灰の群集のはイカだな。
マグロ : 固有名は『アサシイカ』。屬は毒、特が隠と拘束だな。
クジラ : 墨を吐かれて視界を奪われてる間に、絡みついてくるんだよー! そして噛じられていくっていう……。
うわ、地味に嫌な攻撃……。アサシイカか……。もしかしてアサシンとイカを混ぜてるのか、この名前? それにしても特に隠ときたか。という事は視界を奪われた後に攻撃の事前察知が出來ずに奇襲をけている? そしてクジラの人が絡みつかれるとなると……。
コケ : そのイカって相當デカい……?
草花 : 逆らしいよ。ものすごく小さいんだって。
ライオン : 小さき者を弱いと決めつけるが故にそうなるのだ。
マグロ : 小さいけどヤバいって、あれ。拘束する時にはイカの足がクジラの人を締め上げるくらいにびるし……。
クジラ : しかも、ああなるとなんか麻痺毒を使ってくるみたいでね……。墨にも毒が混ざってるみたいだし……。
小さいのにクジラさえも拘束して毒も使うとは、地味に兇悪なイカだな……。墨ってもしかして毒魔法か……? ヨッシさんの毒魔法も墨っぽい合いしてたけど。それで対策を練ってた最中って訳か。ちょっと俺も対策を考えてみようかな。
その前に、他のボスの報も知っておきたいな。場合によっては纏屬進化を使うのもありだろうし。あとは魔力集中と自己強化の報の開示も必要かもしれない。
コケ : なぁ、他のエリアのボスの討伐狀況ってどんなもんなの?
オオカミ : 対策をするにしても報は必要か。それじゃ各エリアの人、分かってる範囲のことをコケの人に教えてやってくれ。
ヒョウ : OK。まずは草原エリアから行くぜ。草原エリアは4中2が討伐済みだ。
木 : 討伐済みは『風豹』と『移ヒマワリ』、未討伐が『土ゾウ』『雷オン』だね。
ライオン : 雷を使うライオンで『雷オン』とは安易なモノよ……。しかしヤツこそが特殊エリアボスである。
コケ : 駄灑落かよ……! いや、でも雷屬のライオンっていいなぁ。……地味に格好良さそう!
ライオン : コケの人よ。分かっているではないか。
オオカミ : まぁ討伐すれば多分、雷屬の進化の軌跡を落とすだろ。
ライオン : そんな事は分かっている。私がしいのは雷の進化の輝石の方だ。
ヒョウ : そうは行かねぇぞ、ライオンの人。雷の進化の輝石は俺が貰う!
ライオン : 貴様には渡さぬと言っているだろう!
ヒョウ : そりゃこっちの臺詞だっての!
木 : またやってんのか、この2人は……。
これはベスタ辺りが地図の作を進める為に報酬容をバラしたな。まぁ俺も場合によってはそうするつもりだったから問題ないけど。同じ群集同士ならさっさと他のエリアの人にも倒してもらわないといけないし。……進化の軌跡の方でいいから、そのうち雷もしいね。
オオカミ : あの2人はランキング爭い中だから放っておくとしてだ。森林エリアの人は?
草花 : いるよー! 森林エリアは未討伐は後1だね。
ネズミ : 討伐済みは『火バチ』『水キノコ』『飛鱒』だ。
コケ : お、あとしだな。
草花 : そうなんだけどさ、特殊エリアの『鳥カブト』が厄介でね。植なのに葉っぱを羽みたいにして飛ぶってどういう事なんだろうね!? 名前の如く毒持ちだしさ!
ネズミ : まぁメンバーが揃い次第、倒せる目処は立ってるからいいでしょ。
クワガタ : そうだよな。プレイヤー側にも毒持ちで『進化の軌跡・火の欠片』の纏屬進化ができる飛行系がいればいけそうだし。
ハチ : もうちょいで『火バチ』倒せそうだから、もうしだけ待ってね! 『進化の軌跡』は自力で手にれる!
ネズミ : まぁハチの人の自力で『進化の軌跡』を取りたいって気持ちも分かるからな。
草花 : それはそうなんだけどさ。なんか植が飛ぶっていうのが釈然としないんだよね……。
鳥カブトって……。えーと、それ本當に植で良いんだよな……? でも倒せる目処がついてるならいいか。會話から察するに『火バチ』からの火屬の進化の軌跡辺りをハチの人が使うのが切り札かな? その為にハチ同士で激闘中か。まぁ倒せそうなら詳細は現地の人に任せよう。
オオカミ : さて次行くか。荒野エリアの人、頼む。
カンガルー: おうよ。荒野エリアは討伐済みはまだ1だな。倒せたのは『土ガメ』だけだ。未討伐は『迷彩蛇』『火トカゲ』『回転草』だな。
コケ : ん? ……『回転草』って何……?
トカゲ : あれだ、西部劇とかで飛んでいってる枯れ草の塊みたいなやつ。
コケ : あーなんとなくイメージついた。ってあれが攻撃してくるの!?
カンガルー: おうよ。しかも特殊エリアボスと來たぜ。
カメ : あれ、なかなか厄介なんだよな。
コケ : マジか。どういう攻撃してくるのかが見當つかないな……。
オオカミ : 當たり、絡みつき、巨大化、小化とか々やるらしいぞ?
コケ : ……なんじゃそりゃ。
トカゲ : 今は『纏屬進化』用の火の進化の軌跡を集めようとしてるとこだな。
カンガルー: だが肝心の『火トカゲ』が倒せないという……。
トカゲ : このエリア、水不足過ぎるんだよ!
オオカミ : だから諦めて、大人しくポイントで水の作か魔力集中とかを取れと言ってるだろう!
カンガルー: いーや、意地でもポイント取得はしねぇ!
トカゲ : 過酷な環境をある意味で楽しんでいるんだ。安易な手段で解決する気はない!
オオカミ : だったらせめて教えた自力取得方法で魔力集中か自己強化を取得してくれ!
カメ : あれ、地味に取得難しいって。ホントに自力取得出來るの? デマじゃないのか?
荒野エリアは水不足で困っているらしい。そりゃ荒野だもんな。水が多い訳ないよねー。それにしてもベスタは匿報って言ってた魔力集中と自己強化の取得方法を公開したんだな。まぁ全エリアのクリアを目指すならあの報は公開した方がいいか。
それにしても荒野のプレイヤー、なんか妙な拘りがあるんだな。いや、確かになんとなく分かるような気もするけどさ。
リス : こらー! オオカミの人の報は間違ってないんだよ! あの報があったからヒノノコ相手に優勢に戦えたんだからね!
コケ : あ、こっちに來たのか。まぁ確かにあれがなきゃ厳しかっただろうな。
トカゲ : え、コケの人のPTってオオカミの人の報を元に取得した人いるの?
リス : 私は魔力集中だけだけど、両方取得した人と、魔力集中だけ取得した人の3人いるよ! コツさえ摑めば一発取得だって可能なんだからね!
オオカミ : おい、ちょっと待て。あれを1発取得したヤツがいるのか……?
リス : いるよ? あれ、言わなかったっけ?
オオカミ : 初耳だぞ……。しかし良いことを聞いた。
カンガルー: リスの人! コツを教えてくれ!
リス : そのまま參考になるかは分かんないけど、魔力集中は注に中をれるようなイメージだって言ってたよ!
オオカミ : ……なるほど、何かのイメージを土臺にするといい訳か。
トカゲ : リスの人、報サンキュー! よし、カンガルーの人、特訓するぞ!
カンガルー: おうよ! むところだ!
とりあえずこれで荒野エリアも一歩進展したのか……? まぁ本人達次第だな。なんか拘りはあるみたいだけど、やる気は充分過ぎるくらいあるようだ。
クジラ : 一通り終わったみたいだし、話戻してもいい?
コケ : あー悪いんだけど、一応海エリアのボスも教えてくれない?
マグロ : それもそうだな。討伐済みは3で殘るは『アサシイカ』のみだな。
クラゲ : 討伐済みは『クラゲ』『癒ワカメ』『水刃鮫』だったな。
カツオ : クジラの人は『水刃鮫』に生の時に挑んで切り刻まれて進化したんだよな。
クジラ : あの時はなんで勝てると思ってたんだろう……。油斷しすぎは駄目だよね……。
あーそういや前にクジラの人が進化で悩んでた時もあったもんな。結局『水刃鮫』とやらにボロ負けして進化した訳か。やっぱり生じゃ長には勝てないようになってるんだな。
知らない間にも他のエリアでも思った以上に々と攻略に向けて進んでいるようだ。
マグロ : あ、そういやコケの人って海エリアは他の群集のどっちとも繋がってたってのは聞いてる?
コケ : え、マジで? いや聞いてない。
クジラ : 海エリアはね、海流に乗るのが初期エリアの移っぽいよ。
マグロ : 基本的には灰から青へは流れに乗って簡単に、逆は難しいってじだな。
カツオ : 灰→青、青→赤、赤→灰が行きやすい順らしいぞ。まぁ海流に逆らえる奴なら問題なく流れに逆らって行けるらしいが……。
オオカミ : そういやそんな事も言ってたな。まぁ3エリアあって隣接エリアが必要ならそうなるよな。
海エリアだけはちょっと特殊仕様になっているらしい。まぁ陸地側はバラバラの場所でも隣接する他の群集エリアは用意出來るだろうけど、海エリアは奇數だからそうでもしないと數が合わなくなる。
そういや青の群集のBANされたクジラは赤の群集を襲ったって聞いたけど、青の群集からは赤の群集へ攻め込むのが行きやすかったという事なんだな。
まだ當分かかるだろうけど、このゲームの全マップが早く見てみたいもんだね。どんな風にバラけてるんだろうか?
- 連載中280 章
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【TOブックス様より第4巻発売中】【コミカライズ2巻9月発売】 【本編全260話――完結しました】【番外編連載】 ――これは乙女ゲームというシナリオを歪ませる物語です―― 孤児の少女アーリシアは、自分の身體を奪って“ヒロイン”に成り代わろうとする女に襲われ、その時に得た斷片的な知識から、この世界が『剣と魔法の世界』の『乙女ゲーム』の舞臺であることを知る。 得られた知識で真実を知った幼いアーリシアは、乙女ゲームを『くだらない』と切り捨て、“ヒロイン”の運命から逃れるために孤児院を逃げ出した。 自分の命を狙う悪役令嬢。現れる偽のヒロイン。アーリシアは生き抜くために得られた斷片的な知識を基に自己を鍛え上げ、盜賊ギルドや暗殺者ギルドからも恐れられる『最強の暗殺者』へと成長していく。 ※Q:チートはありますか? ※A:主人公にチートはありません。ある意味知識チートとも言えますが、一般的な戦闘能力を駆使して戦います。戦闘に手段は問いません。 ※Q:戀愛要素はありますか? ※A:多少の戀愛要素はございます。攻略対象と関わることもありますが、相手は彼らとは限りません。 ※Q:サバイバルでほのぼの要素はありますか? ※A:人跡未踏の地を開拓して生活向上のようなものではなく、生き殘りの意味でのサバイバルです。かなり殺伐としています。 ※注:主人公の倫理観はかなり薄めです。
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T.T.S.
2166年。世界初のタイムマシン《TLJ-4300SH》の開発された。 だが、テロ組織“薔薇乃棘(エスピナス・デ・ロサス)”がこれを悪用し、対抗するICPOは“Time Trouble Shooters(通稱T.T.S.)”の立ち上げを宣言した。 T.T.S.內のチーム“ストレートフラッシュ”のNo.2い(かなはじめ)源とNo.3正岡絵美は、薔薇乃棘(エスピナス・デ・ロサス)の手引きで時間跳躍した違法時間跳躍者(クロックスミス)確保の為に時空を超えて奔走する。
8 168 - 連載中578 章
Re:legend
いつも通りの生活をしていた主人公涼宮竜何故かしらんが変なやつらに異世界に召喚されたあげくわけのわからないことに付き合わされる… 何故召喚されたのが僕だったんだろう… 感想等お待ちしてます。書いてくださると嬉しいです。
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