《Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜》第90話 々な対策報
各エリア狀況や海エリアの繋がり方も分かった。とりあえず今は海エリアの人が報を求めているので、出來る範囲で手伝おう。ボス討伐は群集全としても重要だし。
コケ : 討伐済みの『クラゲ』『癒ワカメ』では『進化の軌跡』って手にってる?
クジラ : 手にってるけどまだ試せてない。『クラゲ』で屬、『癒ワカメ』で癒屬だけど、數がまだなくて迂闊に試せないんだよー!
マグロ : 『纏屬進化』は検討中なんだが、まずアサシイカの位置特定が難しくてな……。
なるほど。毒や束縛に苦戦してるんじゃなくて、隠に苦戦してるんだな。見つからない狀態で使い捨てのアイテムは試しにくいか。それで同じ隠持ちのヒノノコを倒した俺達にアドバイスをしてほしいって事なんだな。……とは言っても、森と海じゃ勝手が違うし……。
コケ : 要はアサシイカの隠対策がしいって事でいいのか?
マグロ : そういう事だ! ヒノノコも隠の特持ちだったんだろ? どうやって察知した?
コケ : 參考になるかは分かんないけど、ヒノノコの討伐の時はリスの人の『危機察知』と俺のコケで位置の特定してたぞ。
サル : リスの方は分かるけど、コケで位置特定ってどういう事……?
コケ : あー、そこら辺にあるコケを自分の一部として扱える固有スキルがあってな。そのコケの上を何かが移してれば分かるんだよ。
草花 : なるほど、固有スキルかー。でもコケの人にしか索敵が出來ないとも限らないよね……?
ヘビ : 昨日怒られたからちょっと反省して報提供してみる。ヘビには『熱知』って固有スキルがあるよ。
オオカミ : ……昨日のヘビか。反省してるならそれでいい。いわゆるピットってやつか。オンライン版では固有スキルとして実裝されてるんだな。
草花 : あー昨日のあの人か。ああいう発言は気を付けようね?
クジラ : ……何の話?
オオカミ : こっちのエリアであった事だが、もう解決済みだから気にしなくていいぞ。
クジラ : そっか、ならいいや。ヘビの人、報提供ありがとうね!
ヘビ : いや、報貰ってばっかりだったからこんなもんで良ければ……。
このヘビの人、昨日ベスタに怒られて凹んでた人だな。固有スキルはその種族の人しか知らないから報提供は有り難いね。オフライン版でもあったとは思うけど、ヘビは苦手だからプレイしてないんだよな。そもそもオフライン版は種族ごとにセーブデータ作れるから、固有スキルも共通スキルも區別は無かったんだよね。オンライン版では々なスキルが系統ごとに區分されてるみたいだけど。
マグロ : つまり、視覚以外を利用する知スキル持ちが居れば奇襲は防げる……?
コケ : まぁそうなるかな。危機察知持ちの人と組み合わせればより効果的だぞ。あと囮も有効。多分ボスには特定行為に対する特殊行が設定されてるっぽいし。
オオカミ : ほう、そういうパターンがあったのか。
コケ : オオカミの人は単獨で挑んだんだろ? だったら多分ヒノノコのそのパターンは気付かないぞ?
オオカミ : 俺の持っていない條件って事か。
コケ : ヒノノコが過剰反応するのは飛行系と毒持ちだったからな。統率持ちのハチの人が囮を作ってどうにかした。
サル : しれっと新報があっさりと出てくるな……。飛行系ってのは検討がついてたがまさか毒持ちにも反応してたとは……。
コケ : まぁヒノノコに関してはそんなじ。多分、統率持ちが囮を作って、その間を狙うのが良いんじゃないかな? あとは索敵出來る種族の人がいればいいとは思うけど。
マグロ : 索敵と統率か……。こりゃメンバー選定からやり直しだな。
カツオ : まずはイカが何に反応するかも調べる必要があるな。
クラゲ : 自分には無理そうだし関係ないと思って見てたけど、もしかして自分にも活躍のチャンス有り!? 自分、統率と毒持ちです! 毒は基本的に効かないし、3匹くらいの生のクラゲを従えられます!
イルカ : 何か面白い事になってるね。さっき進化したばっかなんだけど、『ソナー』ってスキルなら手にれたよ!
カニ : 俺もなんか出來んかな? イカ相手なら、足を切るくらいは出來そうな気もする。
クジラ : あれ!? 意外と必要そうなスキルを持ってる人がいた!?
マグロ : 々と見落としてただけなのかもな……。
コケ : あーヒノノコはそうだったってだけで、アサシイカに全く同様の戦法が通じるとは限らないよ?
なんかヒノノコ討伐の構と同じにしようとしてる気がするから釘を刺しておかないと。多分全く同じ方法では無いはずだしな。むしろ囮なら耐久もありそうなクジラの人に癒屬の纏屬進化をさせて、他の束縛持ちのプレイヤーできを封じるほうが良いんじゃないか?
マグロ : まぁそれもそうだな。まぁ々メンバー構変えて、行パターンを探って見るよ。
カツオ : 何はともあれ、し突破口への糸口を摑んだ気はする。ありがとよ、コケの人!
クジラ : コケの人、ありがとね! ここから先は海エリアのみんなで頑張るよ!
コケ : そっか。討伐頑張ってくれな! 各エリアの特殊エリア攻略は重要っぽい報も仕れてきたから、期待してるぞ!
これ以上先は海エリアのみんなで頑張ると言うなら、余計なことを言うのも野暮ってもんだな。さっきまでので參考になったならそれで充分だろう。
トカゲ2 : ちょっと待って、なに、重要っぽい報って?
オオカミ : ……まさか、あの窟の先へ行ったのか?
サル : ……あの窟?
コケ : ヒノノコを倒した後に『常闇の窟』ってエリアに行けるようになるんだよ。まぁ々と厄介な場所で難易度も高そうだけど、コケの気付かれにくい質を利用してそこそこ進んで來た。
オオカミ : やっぱり行ったのか。そしてその言い方だと良い果はあったようだな?
コケ : まぁね。単刀直に一番重要そうな事から。多分『常闇の窟』は各初期エリアに繋がっていると思う。いくつも枝分かれした窟の中で海水の地下湖がある場所を見つけた。
クジラ : え!? それ、マジで!?
サル : それは相當重要な報だな。
コケ : まぁあくまで推測だけどね。窟には長の黒の暴走種が大量にいるから、攻略難易度自が高いぞ。
オオカミ : なるほど。すぐにどうこう出來る訳じゃなさそうだな。
コケ : まぁな。あと、多分各エリアの特殊地形のボスを倒して、り口の開放しないと行き來は出來ないと思う。って事で各エリアの人、ボス討伐頑張ってくれ!
その後にも暗視やら発やら纏屬進化やらの調べた報とか、発見した黒の暴走種の特徴を伝えていく。すぐには無理だろうけど、いずれ必須になってくる報のはずだしね。
マグロ : なるほど、『暗視』や『発』とかの暗闇の中でも活出來るようにする為のスキルが必須って事か。
トカゲ : そういう風に各エリアが繋がっている可能があんのか……。んーあんまり拘り過ぎても迷になっちゃうか……?
トカゲ2 : そう焦らなくても良いだろ。荒野エリアのトカゲの人の楽しみ方も良いと思うぜ?
トカゲ : そうか。なら拘りつつも、特殊エリアのボスの討伐を頑張って見るさ、森林深部のトカゲの人。
オオカミ : すぐにはどうこう出來そうにはない話だな。……俺は南部のエリアに進出してみるとするか。
サル : 俺は西側に行ってみようっと。
トカゲ : 討伐済みが多いエリアが羨ましい……。
カンガルー: ポイントを使わない事に拘ってるから仕方ない。だが、それでもボスは意地でも倒す!
そこからは各エリアの人達がどこのエリアに行きたいかという話でしばらく盛り上がっていた。俺たちのPTもどこのエリアに行くかも決めないとな。東西はどっちもボスの殘滓の討伐の必要があるけど、まぁ戦力的には問題ないだろうし、どこに行きたいかが重要になる。まぁみんなの希もあるだろうし、これはアルがいる明日に決める事だ。
クジラ : ねぇ、コケの人! その窟ってクジラは通れそう?
コケ : あー、全部を把握した訳じゃないから絶対とは言えないけど、結構窟自は広いぞ?
マグロ : その前に、ボス討伐と陸地での移手段の確保が先だろ。
クラゲ : 俺は浮遊ってスキルが変異して空中浮遊ってスキルになったよ。
海藻 : 浮遊って取ってた人いたんだ? 使い勝手ってどうなの?
クラゲ : ぶっちゃけ、ただ海中を漂ってるだけ! でも発中は狙われにくくなるよ!
サル : そういや変異ってのもあったな。変異でしか手にらないスキルとかあるのか?
オオカミ : わからんな……。変異に関してはまだ報がない。上位スキルに変異して下位スキルは消滅するというくらいしかわかってないからな。
ライオン : その空中浮遊とやらはどういうものなのだ?
クラゲ : フワフワと空中を漂える! 風の作でもあれば移も出來そう! だけどししたら環境不適合で死ぬけどね!
草花 : え、死ぬの!? あ、でも適応進化が出來るんじゃない?
川魚 : 適応進化って、進化までは大変だけど進化後は便利だね!
草花 : お、川魚の人。もしかしてあの時の初心者さんかな?
川魚 : はい、そうです! あの時はありがとうございました! おで陸地を歩けてます!
クラゲ : そっか、適応進化って手段があったか。よし、やってくる!
クジラ : 俺も浮遊、取ってみようかな……。
トカゲ2 : お、空飛ぶクジラ計畫発か?
マグロ : あークジラの人に殘念なお知らせだ。ある程度以上の大型になるとそもそも取得出來んみたいだぞ。
クジラ : そ、そんな……!? それじゃどうやって陸地に行けば良いのさ!?
あーなんかクジラの人が悩んでるな。海エリアの人の陸上での活方法か……。何かあるとは思うけど、やっぱり陸地に投げして適応進化かな。……ん? ちょっと待てよ。今思いついたけどこれなら場合によっては移手段になるかもしれん。そもそも海エリアの人に聞いておきたかった容の1つでもあるし。
コケ : 海エリアの人にちょっと質問いい?
カツオ : おう、いいぞ!
クジラ : おうともさー!
コケ : 海エリアってもしかして『海水の作』とか『海水魔法』ってあったりする?
マグロ : あーあの死にスキルか。取得は割と簡単だけど、海の中じゃ大して……あ!?
サル : そういえば、赤の群集の川魚のプレイヤーが空中に浮かんだ水の中にいて陸地を移してるのを目撃したとか聞いた気がするぞ……?
カツオ : サルの人、それマジか!? ちょっと俺、試してくる!
マグロ : 俺も試してくるわ!
海藻 : あー周り海水だらけだから、それは盲點だったね。
カニ : 魚類系の人には地味に必須なのかもね。
あ、海の魚の人達が試しに行った。っていうか、赤の群集の人で既に実行済みの人がいたか。ならば実行可能の確率が高いな。
……ちょっと待てよ? もしかしてスキル次第で俺も似たような事が出來るかもしれない……? 確か進化した時に取得可能になったスキルの中に、使い道が思いつかなかったから取得はしなかったスキルがあったけど、これはひょっとすると使えるか……? 後で試してみるか。
とりあえず目的の報提供と報収集も終わったから、次の行に移りますか。デスペナも終わった事だしね。
要もありましたので、非常に簡単なものではありますが始まりの森林深部・灰の群集エリア2の簡易マップを作ってみました。
畫像編集は得意ではないので、雑にはなりますがその辺は大目に見てください。
あくまでこんなイメージというじでご覧下さい。
緑の線のところが崖、もしくは傾斜がきつくて直線的には進めない場所になります。青は川。
群集拠點種の場所はもっと狹いですが、分かりやすく大きめ表示にしております。
- 連載中33 章
【書籍化作品】離婚屆を出す朝に…
書籍化作品です。 加筆修正した書籍のほうは、書店での購入は難しいですがネットではまだ購入できると思いますので、興味を持たれた方はそちらも手に取って頂ければ嬉しいです。 こちらのWEB版は、誤字脫字や伏線未回収の部分もあり(完成版があるので、こちらでの修正は行いません。すみません)しばらく非公開にしていましたが、少しの間だけ公開することにしました。 一か月ほどで非公開に戻すか、続編を投稿することになれば、続編連載の間は公開します。 まだ未定です。すみません。 あらすじ 離婚屆を出す朝、事故に遭った。高卒後すぐに結婚した紫奈は、8才年上のセレブな青年実業家、那人さんと勝ち組結婚を果たしたはずだった。しかし幼な妻の特権に甘え、わがまま放題だったせいで7年で破局を迎えた。しかも彼は離婚後、紫奈の親友の優華と再婚し息子の由人と共に暮らすようだ。 思えば幼い頃から、優華に何一つ勝った事がなかった。 生まれ変わったら優華のような完璧な女性になって、また那人さんと出會いたいと望む紫奈だったが……。 脳死して行き著いた霊界裁判で地獄行きを命じられる。 リベンジシステムの治験者となって地獄行きを逃れるべく、現世に戻ってリベンジしようとする紫奈だが、改めて自分の數々の自分勝手な振る舞いを思い出し……。 果たして紫奈は無事リベンジシステムを終え、地獄行きを逃れる事が出來るのか……。
8 186 - 連載中138 章
ドラゴンガール!〜現代社會に竜娘!?〜
この時代において不思議な生き物や魔法、神話や伝承などに出てくる神、そんなファンタジーは完全に否定された………… はずなんだけどなぁ………… ファンタジーが完全否定された現代社會で突然翼と尻尾を持つ龍の女の子になってしまった色々と規格外な主人公が送る、笑いあり苦労ありの多難な日常を描いた物語。 可愛らしくも苦難や困難に立ち向かうその姿、良ければ見ていきませんか? 日間ローファンタジー最高20位を獲得! ※TS物です ※學校編は2章からです この作品はカクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています。
8 104 - 連載中7 章
王女は自由の象徴なり
ラーフェル王國の第一王女として生まれたユリナ・エクセラ・ラーフェルは生まれ持ったカリスマ性、高い魔法適性、高い身體能力、並外れた美しい容姿と非の打ち所がない完璧な王女だった。誰もが彼女が次期女王になるものだと思っていた。 しかしユリナは幼い頃、疑問に思っていた。 「どうして私が王様なんかになんなきゃいけないの?」 ユリナはずっと王族の英才教育を受けて大切に育てられた。しかし勿論自分が使うことができる自由な時間などほとんど存在しなかった。そんなことユリナは許さなかった。 14歳となったある日、ユリナは自由を求めて旅に出た。平たく言うとただの家出だ。 「私は誰もが自由を求めるチャンスはあって然るべきだと思う!絶対誰かの言いなりになんてならないんだから!」 (本編:邪神使徒転生のススメのサイドストーリーです。本編を読んでいなくてもお楽しみ頂けると思います。)
8 108 - 連載中19 章
ちょっと怒っただけなんですが、、、殺気だけで異世界蹂躙
子供の頃から怒るとなぜか周りにいる人たちが怖がりそして 気絶した。 主人公、宮城ハヤトはその能力を絶対に使わぬよう怒らないようにしていた。異世界に転移するまでは、、、 「なんで俺がこんな目に遭わなくちゃいけないんだよ!このクソボケがーー!!!どいつもこいつもムカつく奴は俺のスペシャルなドロップキックをプレゼントしてやるぜ!?」 最強系ブチ切れ主人公のストレス発散異世界物語です。 ギャグ要素も入れていくので気軽に読んでください。 処女作なので読者の方々には生暖かい目で見守っていただけたら幸いです。5日に1回更新予定です。
8 124 - 連載中21 章
男子高校生5人が本気で彼女を作ろうと努力してみる!
殘念系イケメン、アフロ筋肉、メガネ(金持ち)、男の娘、片想いボーイ(俺)の5人を中心に巻き起こるスクールギャグエロラブコメディ。 可愛い女の子も登場します! 実際、何でもアリの作品です。
8 162 - 連載中16 章
幻影虛空の囚人
プロジェクト「DIVE」と一人の犠牲者、「So」によって生み出された究極の裝置、「DIE:VER(ダイバー)」。長らく空想の産物とされてきた「ゲームの世界への完全沒入」という技術を現実のものとしたこの裝置は、全世界からとてつもない注目を集めていた。 完成披露會の開催に際して、制作會社であり技術開発元でもある「吾蔵脳科學研究所」は、完成品を用いた実プレイテストを行うためにベータテスターを募集した。 その結果選ばれた5名のベータテスターが、新たな物語を繰り広げる事となる。
8 87