《Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜》第91話 雨の中の対決
ソロで試したい事も報換も終わったことだし、そろそろサヤ達と合流でも……って、水滴……? あ、雨が降り出した。オフライン版でも雨は降ったけど、オンライン版でもやっぱり降るんだな。天気はランダムか……? まぁそれほど強い雨でもないし、気にしないでいいや。
というか、群化してるコケが雨でし元気になってる気もする。……別に枯れかけでもないから覚的でしかないけども。とりあえず合流する事を伝えておこう。報共有板に意識集中してたから容は聞き取れていないけどちょっと賑やかなのが気にはなってたし。
「おーい、サヤ、ヨッシさん、ハーレさん!」
「お、ケイさん、やる事は終わった?」
「ケイさん、ナイスタイミング! 2人ともちょっと待ってね!」
「ん? 誰か來てるの?」
「水月さんとアーサー君が進化協力からの帰りにちょっと寄り道してきたんだって。それで私と水月さんで勝負しようって事になってね」
「なるほど、あの2人か」
そういえばサヤと水月さんは次は本気の勝負がしたいとか言ってたな。そっか、アーサーと水月さんが來てたのか。まぁあそこのPTの進化協力の対象は隣接するこのエリアになる訳だし、移速度も上がったならこうやって會うこともあるよな。エリア切り替え場所にも近いし。
みんなの話し方のじだとアーサーが無斷でやって來た時みたいに酷い狀況ではなさそうだ。アーサーの改善傾向は続いているんだろう。サヤと水月さんの勝負も見たいし、合流しようっと。
し急いで移すれば、すぐにいつもの崖へと辿り著く。うん、やっぱりここがいつもの場所ってじで落ち著くな。そしてクマの水月さんとイノシシのアーサーの姿も見えてくる。よし到著!
「コケのアニキ! こんにちはっす!」
「ケイさん、お邪魔しております」
「アーサーにそう呼ばれるのはもう良いって気になってるけど、赤の群集でその呼び方はやめてくれよな?」
「あの後に怒られたから、それはもうしないっす!」
「ルアーさんに怒られまして、そちらの方は私とフラムの方で対応しておきました」
「あ、そうなのか」
「はい。ルアーさんは赤の群集の報換の中心的な方なので、すんなりと話は通りましたよ」
元気の良いやんちゃなイノシシのアーサーと、丁寧なお辭儀をするクマの水月さんに出迎えられる。あの後、ルアーがちゃんと処理してくれたのか。というか、ルアーって赤の群集の報の中心的な人なのか。灰の群集で言えばベスタ的な存在の人なんだな。それはそうと……。
「アーサー、水月さん、こんにちは。今日はフラムのヤツはどうしてる?」
「フラムですか? そういえば先程今日はログイン出來ないとメールがありましたが……」
「あ、フラム兄なら風邪でぶっ倒れたって聞いたっす!」
「そういう事らしいです」
「……今日休んでたのは仮病じゃなかったか」
あいつの今日の病欠は、仮病じゃなくてガチの病気か。まぁだからといって何かする訳でもないんだけどな。正確な家の場所も知らないし。
「何か伝言でもあれば伝えておきますが?」
「特にこれと言って用事があるわけでもないから別にいいよ。それよりサヤと水月さんが勝負するって聞いたけど?」
「そうですね。ケイさんもいらした事ですし、サヤさん始めますか?」
「はい、やりましょう!」
弱い雨の降り注ぐ中、クマ同士の決闘が始まろうとしていた。迫溢れる2人のクマの間に今にも火花が散っているかのように見えてくる。惜しむらくは雨が降っているという事だろうか。いや、それもまた一興というものだな。
「ねぇ! 実況やっていい!?」
「ハーレ、今日はアルさんはいないよ?」
「そこはケイさんにお願いするつもり!」
「お? よし、やったろうじゃねぇか!」
なんか知らない間に巻き込まれたけど、実況か。やった事はないけど、多分やって出來ないってことも無いだろう。それじゃ俺の実況っぷりをとくとーー
「集中力が削がれるから2人とも止めてしいかな!?」
「私は別に構いませんが、折角なので対等な條件で行いたいですね」
「だってさ。ハーレもケイさんも今回は諦めようね?」
「當人達がそう言うならやめとくか」
「なら仕方ないかー! サヤ頑張ってね!」
「水月、頑張れー!」
とりあえず実況は無しになった。ちょっと乗り気になってたのにし殘念。まぁ集中したいからというサヤの要なら仕方ないな。それじゃ普通に見學と行こう。アーサーが反発していた水月さんを応援しているのが変なじだ。人も変われば変わるもんか。
「そういやこれって死んだら終わりか? 特に死なずに済ますような要素って無かったよな……?」
「ケイはその辺の會話は聞いてなかったんだね?」
「PT會話で斷片的には聞こえてたとは思うけど、報共有板の方に意識を集中してたからな。多分聞き流してる」
「なるほどねー! 私も途中でちょっと報共有板に書き込んだけど、水月さんとアーサー君が來てからはそっちは全然見れてなかったし、それも仕方ないよね!」
そういや途中からハーレさんの書き込みが途絶えたとは思ってたけど、そのタイミングで2人が來てたって事か。まぁ書き込みしながら斷片的な會話の聞き取りは難しいって。両方の會話が聞こえてるならまだしも、PTメンバーの分しか聞こえないんだし。
「どちらかの死亡が條件という事で決まっていますね。サヤさんはすぐにこちらのエリアでリスポーン出來ますし、私はそちらの方が早く戻れますからね」
「挨拶も兼ねて、早く戻る為に仕留めてくれって訪ねて來たのが始まりだもんね!」
「今日はこちらのエリアでのこれ以上の進化協力はありませんからね」
「あー、そういう事か」
近いとはいえ移にはどうしても時間はかかるからな。1日1回なら死んでもほぼデメリットなしで戻れるから、それをしようとした訳だ。そこで水月さんとサヤは勝負の約束をしていたので、今やろうという事になったってところか。
「水月の後は、俺も稽古つけてくれるって事になってるんだ!」
「ほう。そういう事になってんのか。誰がアーサーの相手するの?」
「私がやる予定だったけど、ケイさんがやる?」
「んーやってもいいけど、アーサーどうする?」
「コ、コケのアニキとの勝負!? やりたいけど、まだ俺は未なんで、今はんな人と戦ってみたいっす!」
意外だな。俺との勝負に食いついてくるかと思ったんだけどな。それにしてもんな人と戦ってみたいと來たか。これは思ってた以上に変化が出てきてるな。自分の視野の狹さに気付いたから、その視野を広げたいって気持ちが出てきているじか。自覚があるかどうかまでは分からんけど、この前の迷な狀況からは考えられない変化だ。
「なら予定通りにヨッシさんとだな」
「はい! コケのアニキ!」
「うん、分かった。ただし、手加減はしないからね?」
「はい! お願いします!」
とりあえず話は纏まった。となれば、先にやる予定のサヤと水月さんの本気の勝負だな。どれどれ、これは見応えはありそうな気がするぞ。
「それじゃ、水月さん、サヤ、準備はいい?」
「大丈夫だよ!」
「私も問題ありません」
そして両者は崖の前で対峙し、迫に包まれていく。そこには會話はなく、聞こえてくるのは雨音だけ。試合開始の合図を出すのはヨッシさんだ。
「勝負開始!」
その合図と共に、サヤが即座に爪をばし攻撃にく。まずは小手調べといったじのきではあるが、それでもその鋭い攻撃は脅威である。対する水月さんは、構えたままかない。いや、あれは何かのスキルの予備作か?
「『アースバレット』!」
「魔法!? それなら、『魔力集中』!」
水月さんが土魔法だと思われる魔法で石礫を生し打ち出してきた。だが、即座にサヤも『魔力集中』を使用し、襲いかかる石礫を爪で切り下ろしていく。どうやら手のが増えているのはこちらだけではないらしい。その小手調べの攻防を経て、両者は再び向かい合う。
「水月さん、魔法を取得したんだね」
「サヤさんこそ、魔力集中をしっかりと取得したみたいですね」
「お互い様ってじかな!」
「そういう事になりますね!」
そして再び2人の攻防が始まる。同じクマとは言ってもどうも進化形態には違いがあるらしい。サヤは完全に爪による理攻撃特化型、水月さんは魔法を織りぜたバランス型といったじだろうか。戦闘スタイルの違いにより、攻撃手段も異なってくる。
「『アースクリエイト』!』
「っ!? 目潰し!?」
水月さんが土の割合の多いアースクリエイトを、サヤの顔面に向かって放つ。雨が降っているせいか、途中で水分を含んだ土魔法は半ば泥と化して、サヤへと襲いかかる。咄嗟に腕で目を庇うサヤだったが、その隙を逃すほど水月さんは甘くない。一気に距離を詰め、次の一手へとき出す。
「……なんてね! 『薙ぎ払い』!」
「そんなのありですか!?」
だが、サヤの方も決して簡単にはやられたりはしない。腕でけた目潰しの土……雨を吸った事で泥と化してサヤの腕を汚していたものは薙ぎ払いによって振り払われ、水月さんの作り出した土は雨と共に今度は水月さん自に牙を向く。サヤの予想外の反撃に水月さんは一瞬判斷が遅れていた。
「『爪撃』!」
「……流石、サヤさん。やりますね」
一瞬の判斷の遅れによって、水月さんにサヤの一撃が直撃した。サヤが連撃になるスキルを使わなかったのは、水月さん相手には下手な隙を與えかねないかもしれないからだろう。
徐々に雨足が強くなってくる。この雨がどちらの味方となるか、それとも両者共に邪魔な存在となるのかはまだわからない。
「……この雨だと土魔法は使い辛いですね。……ですので私も使わせてもらいますよ。『魔力集中』!」
「やっぱり、水月さんも取得してるんですね!」
そして、サヤは再び水月さんに向かって突撃していく。同じ魔力集中を使っていたとしても、特化型のサヤとバランス型の水月さんでは、近接攻撃には差が出てくるらしい。爪での打ち合いも初めは均衡していたが、徐々にサヤが押していっている。だが極端な力量差がある訳ではないようで、押しきれずに長期戦へとなっていく。
そして長期戦になれば、時間制限のある魔力集中の効果時間切れが訪れる。もちろん、先に発していたサヤの方が先に切れた。Lvが上がれば威力と効果時間もびるそうだけど、見たじでは両者ともに同Lvだろう。
「狙い通りです! もらいましたよ!」
そして予め狙っていたのだろう、水月さんはサヤの魔力集中が切れたタイミングを狙って一気に攻勢に移っていく。だが、水月さんは知らなかったのだろう。サヤは自己強化も取得している事に。
「甘く見すぎだよ、水月さん! 『自己強化』!」
「っ!? まさか、両方取得してたのですか!?」
その水月さんの驚き方を見たじでは、片方を取得してる人はそれなりにいても両方取得している人はまだないのかもしれない。そして自己強化は全的に強化するスキルだ。一點強化の魔力集中とは質がし違う。
「『薙ぎ払い』!」
「地面の泥をですか!? 『アースクリエイト』!」
雨によって泥濘が出來始めたのを利用して、サヤは泥濘を薙ぎ払いによって水月さんに向けてぶつけていく。水月さんは咄嗟にそれを防ぐ為に土魔法を発するが、既に遅かった。自己強化による強化は全に及ぶので、攻撃力は控えめだが耐久や敏捷も上がるのだ。
「『薙ぎ払い』!」
「あっ!?」
「これでトドメだよ! 『雙爪撃』!『爪刃舞』!」
サヤは薙ぎ払いで水月さんの足元を狙ってバランスを崩させ、下から斬り上げるように発した雙爪撃が見事に決まり、水月さんのが僅かに浮かび上がる。そこにトドメの爪刃舞による連撃を叩き込む。浮かされていた為、水月さんは回避する事も出來ず全ての攻撃をけてHPは盡き、リスポーンして帰っていった。あれだけの連撃をけては、流石の水月さんも耐えきれなかったらしい。
「サヤさん、水月から伝言。『サヤさんの完勝ですね。お見事です』だってさ」
「アーサー君、『水月さんこそ凄かったです』って伝えておいてくれるかな?」
「分かった、伝えとく!」
その後、アーサーのPT會話を通じて伝言をけ取って稱賛を返すサヤ。いや、見事な戦いだった。2人ともやっぱり強いな。
「サヤさんも、水月もすげぇな! 俺はまだまだか!」
「うちのサヤは凄いでしょう!」
「それはそうだけど、ハーレが自慢することじゃないからね?」
試合中は固唾を飲んで見守っていただけのみんなも、終わってからは興している様子だ。やっぱりゲームだし、こういう戦闘ってのも醍醐味だもんな。気持ちはよく分かる。
「……ねぇ、ケイ。ちょっと良いかな?」
「ん? どした、サヤ?」
「ちょっと伝えておきたいことがあってね? 他の群集の人には教えられないタイプの報だね」
「……マジか」
みんなにし斷ってから、サヤと2人でし離れた場所に移する。アーサーの態度は相當改善されているみたいだけど、まだ迂闊に報を話す訳にもいかないからな。さて、一どんな報だ? 他の群集には教えられない報となると、毒の作みたいに今分かってる取得方法とは別の取得方法とかか……?
「えっとね、結論から言うけどそれでいいかな?」
「おう、問題ないぞ」
「さっきの勝負で『一発蕓・大ウケ』ってのを取得しちゃったんだよね」
「……え、マジで!?」
まさか、ここで別系統の一発蕓スキルの取得だと!? ……見學してた俺達は凄いと稱賛したよな……。これはもしかして笑わせるだけが條件じゃない? ……一発蕓だから盛り上がる容ならそれで良いのかもしれないな。でも條件がそれだけだとは思えないし、他の條件はなんだろうか……?
確かにこれは他の群集には教えられない。まだ灰の群集にも広めてないんだから……。
- 連載中26 章
ニセモノ聖女が本物に擔ぎ上げられるまでのその過程
借金返済のために紹介された話に飛びついたが、それは『聖女様の替え玉』を務めるというお仕事だった。 職務をほっぽり出して聖女様が新婚旅行に出かけちゃったので、私が聖女様に扮して代わりに巡禮の旅に行くだけの簡単なお仕事です……って話だったのに、ふたを開けてみれば、本物聖女様は色々やらかすとんでもないお人だったようで、旅の護衛には蛇蝎のごとく嫌われているし、行く先も場合によっては命の危険もあるような場所だった。やっぱりね、話がうますぎると思ったんだよ……。 *** 主人公ちゃんが無自覚に聖女の地位を確立していっちゃって旅の仲間に囲い込まれていくお話です。多分。 司祭様→腹黒 雙子魔術師→ヤンデレショタ兄弟 騎士団長さん→椅子
8 175 - 連載中95 章
お薬、出します!~濡れ衣を著せられて治療院から追放された薬師さんが辺境で薬屋を開きました。極めたポーションは萬能薬と呼ばれて回復魔法を超えるようです~【書籍化コミカライズ企畫進行中】
田舎から出てきた15歳の少女メディは町の治療院で薬師として働いていた。ある日、患者が毒殺されそうになる事件が発生する。 多數の目撃者や証言により、メディが犯人とされてしまった。先輩に當たる治癒師がメディの高評価に嫉妬して陥れたのだ。 「やっぱり薬なんて危ないわ。治癒魔法こそが安全よ」 今までの功績に免じて、院長はメディを追放処分とした。しかし治癒魔法ではすべての體調不良は癒やせない。 何年も入院していた患者の難病を癒やすなど、メディは治癒師顔負けの実力を発揮していた。 治療院の評判に大きく貢獻していたのだが、彼女がいなくなると雲行きが怪しくなる。 一方、メディは新天地で薬屋を開くことにした。萬病をも治すという噂が広まり、いつしか客層もおかしなことになっていく。 王國最強と呼ばれた『極剣』の女剣士や破滅的な威力の魔法を放つ『皆殺し』と呼ばれたエルフ魔術師と、気がつけば特級戦力が集うようになった。 メディは今日も聲を張り上げる。 「お薬、出します!」 やがて治療院は新たな動きを見せるが、やはり傾き始める。 メディの薬屋は辺境を飛び出して名が知られるように――
8 64 - 連載中207 章
「もう・・・・働きたくないんです」冒険者なんか辭めてやる。今更、待遇を変えるからとお願いされてもお斷りです。僕はぜーったい働きません。【漫畫1巻+書籍2巻】
元E級冒険者のエクス19才。 才能の全てを【効果時間延長】に特化した異才の魔導師は、14才から冒険者になり5年間。真面目に頑張った。 しかしながら、少年は魔導師としては早熟だったが、人生経験は未熟だった。 お人好しの彼は周りの大人達にいいように搾取されていき、年中無休で奴隷のようにこき使われながら、馬鹿にされる日々を過ごす羽目に。 ついに過労で倒れてしまい玄関先で目を覚ましたある日。涙が止まらなくなり、ようやく自分の心と向き合う。 こんな仕事、辭めてやるっ! 初級魔法しか使えないエクスは、便利な奴隷くらいにしか思われていなかったが、エクスの異常に長持ちする初級魔法の効果が一つまた一つと切れてくるにつれ、だんだんと事態が深刻になっていく。 エクスの代わりなど誰もいなかったと慌てふためいた時には、もう遅い。 脅してきても、すがりついてきても、ニッコリ笑って全部お斷り。 僕はもう、ぜーったい働きません!
8 102 - 連載中17 章
クリフエッジシリーズ第二部:「重巡航艦サフォーク5:孤獨の戦闘指揮所(CIC)」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一二年十月。銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王國では戦爭の足音が聞こえ始めていた。 トリビューン星系の小惑星帯でゾンファ共和國の通商破壊艦を破壊したスループ艦ブルーベル34號は本拠地キャメロット星系に帰還した。 士官候補生クリフォード・C・コリングウッドは作戦の提案、その後の敵拠點への潛入破壊作戦で功績を上げ、彼のあだ名、“崖っぷち(クリフエッジ)”はマスコミを賑わすことになる。 時の人となったクリフォードは少尉に任官後、僅か九ヶ月で中尉に昇進し、重巡航艦サフォーク5の戦術士官となった。 彼の乗り込む重巡航艦は哨戒艦隊の旗艦として、ゾンファ共和國との緩衝地帯ターマガント宙域に飛び立つ。 しかし、サフォーク5には敵の謀略の手が伸びていた…… そして、クリフォードは戦闘指揮所に孤立し、再び崖っぷちに立たされることになる。 ――― 登場人物: アルビオン王國 ・クリフォード・C・コリングウッド:重巡サフォーク5戦術士官、中尉、20歳 ・サロメ・モーガン:同艦長、大佐、38歳 ・グリフィス・アリンガム:同副長、少佐、32歳 ・スーザン・キンケイド:同情報士、少佐、29歳 ・ケリー・クロスビー:同掌砲手、一等兵曹、31歳 ・デボラ・キャンベル:同操舵員、二等兵曹、26歳 ・デーヴィッド・サドラー:同機関科兵曹、三等兵曹、29歳 ・ジャクリーン・ウォルターズ:同通信科兵曹、三等兵曹、26歳 ・マチルダ・ティレット:同航法科兵曹、三等兵曹、25歳 ・ジャック・レイヴァース:同索敵員、上等兵、21歳 ・イレーネ・ニコルソン:アルビオン軍軽巡ファルマス艦長、中佐、34歳 ・サミュエル・ラングフォード:同情報士官、少尉、22歳 ・エマニュエル・コパーウィート:キャメロット第一艦隊司令官、大將、53歳 ・ヴィヴィアン・ノースブルック:伯爵家令嬢、17歳 ・ウーサー・ノースブルック:連邦下院議員、伯爵家の當主、47歳 ゾンファ共和國 ・フェイ・ツーロン:偵察戦隊司令・重巡ビアン艦長、大佐、42歳 ・リー・シアンヤン:軽巡ティアンオ艦長、中佐、38歳 ・ホアン・ウェンデン:軽巡ヤンズ艦長、中佐、37歳 ・マオ・インチウ:軽巡バイホ艦長、中佐、35歳 ・フー・シャオガン:ジュンツェン方面軍司令長官、上將、55歳 ・チェン・トンシュン:軍事委員、50歳
8 155 - 連載中14 章
存在定義という神スキルが最強すぎて、異世界がイージー過ぎる。
高校生の主人公 ─── シンはその持つスキルを神に見込まれ、異世界へと転移することに。 シンが気が付いたのは森の中。そこには公爵家に生まれ育ったクリスティーナという少女がいた。 クリスティーナを助ける際に【存在定義】という名の神スキルを自分が持っていることに気付く。 そのスキルを駆使し、最強の力や仲間、財寶を手に入れたシン。 神に頼まれた事を行うのと一緒にした事は……のんびりな日常? ※基本のんびりと書いていきます。 目標は週一投稿!
8 84 - 連載中32 章
帰らずのかぐや姫
それは昔々の物語。竹取の翁が竹の中から見つけたのは、大層愛らしい娘でした。 成長し、それはそれは美しくなった彼女を一目見よう、妻にしようと 多くの殿方が集まります。 しかし、彼らは誰も知りません。世に聞こえる麗しき姫君の実體を――。 ――――――――――――――――――――――――― 武闘派なかぐや姫がタイトル通り帰らないお話です。 ファンタジー要素込み。シリアス寄り。ハッピーエンド。 冒頭はかぐやが鬼を食らうことから始まります。特にグロ表現ではないですが。 完結済み作品。自サイトで全文掲載。
8 51