《「魔になったので、ダンジョンコア食ってみた!」 ~騙されて、殺されたらゾンビになりましたが、進化しまくって無雙しようと思います~【書籍化&コミカライズ】》第38話 出発前夜
この1か月半、獣人村に関しては宿屋、酒場、武防屋、雑貨屋、冒険者ギルドの支部ができ、レクリア以外の街からも冒険者や商人が集まってきだした。
それに伴い、獣人だけでなく人間も住み始めたが、今のところ大きなトラブルはなく、村の運営は順調に進んでいる。
ダンジョンに関しても大幅にダンジョンポイントを増やすことができ、25階層まで作を完了した。
また、新たにヒュドラというSランクのボスを召喚することができたおかげで、牛頭鬼・馬頭鬼コンビをなんとか突破したSランクパーティー【銀砂の風】でも攻略は難しく、危険だと判斷されたため帰還に至っている。
プレンヌヴェルトダンジョンは危険なフロアの前後に帰還用の転移魔法陣を設置してあり、帰還に関しては安全に行うことができるのも冒険者を集める一つの要因となっているようだ。
【黒の霹靂】の戦力面は、それぞれがアルト王國のクラン序列戦に向けて準備をしていたが、俺に関してはダンジョン運営や獣人村の拡張をしていた事もあり、レベルは1しか上がっておらず、太刀での戦い方を試行錯誤した程度だ。
ただ、キヌ、シンク、ドレイクの3人は積極的にクエストをけ、大幅にレベルを上げていた。
まずドレイクは、3人での活だけでなく、ソロでもクエストをこなし、冒険者ランクはAまで上がった。レベルも49と大きく上がってはいるもののステータスの変化のみであり、スキルの獲得はなかった。しかし人型での戦い方を模索し、飛行を中心とした戦闘方法で一方的に地上の敵を躙する戦闘スタイルをに著けたようだ。
次にシンクはレベル50となり進化をしたのだが、なんと【般若姫】という鬼人系統進化をしていた。
ステータスは攻撃力と防力に秀でており、スキルも防系がさらにびただけでなく、中距離魔法も覚えた。
3人での戦闘の際はタンクとしての役割を全うしていたらしい。今後の長次第で大きく化けるポテンシャルをめている。
最後にキヌもレベルが50になり、進化して種族が【金狐】となった。ステータス向上やスキルの変化、獲得も多く、さらに魔法の火力がびている。
しかし驚くべきは、闘い方を大きく変えていたことだ。今までは固定砲臺として遠距離からの高火力魔法攻撃を行なっていたのだが、きながらの魔法攻撃、さらにフレイムブレードという近接魔法を獲得したことにより今では近接戦闘も行うようになっている。
いよいよ明日王都アルラインに向け出発するが、出発すれば1か月以上帰ってくる事ができない。そのため、今晩はバルバル、アルス、イルスも含め、みんなで食事をしながら話をすることになった。
「いよいよ明日出発ですね! 村の事は私と補佐でなんとかできそうなので、気にせず頑張ってきてください!」
「おう! バルバルがいれば村の方は問題なさそうだな。何かあったら念話で連絡してくれ。ダンジョンに関してはアルスとイルスに全部任せたぞ」
「わかったのじゃ」 「了解でござるよ」
「あと、ダンジョンの機能で試してみたい事もあるんだ。ちょっと時間がかかりそうだから帰ってきてからにするけど、楽しみにしててくれ」
「また突飛なことをやりそうな気がするのじゃが、今までそれで功しておるからのぉ。楽しみに待っているのじゃ」
「ダンジョンポイントはできるだけ貯めておくようにするでござる!」
「頼んだ。あとは、序列戦についてだな! って言っても、まだ今年のルールが発表されてないから対策のしようもないんだよなぁ。ミラルダとかで裝備を整えたりしようとは考えてるが……」
「おほんっ! それに関しては、わらわとイルス、バルバルから4人に渡したいものがあるのじゃ」
「ん? 渡したいもの?」
「そうです! 闘いに行くのですから、裝備をしでも良いものにと思いまして、用意させていただきました!
まずはドレイク君とシンクさんには、阿吽さんやキヌさんと揃いの和裝というものです。好みが分からなかったので、できるだけイメージに合うもので機と防力を備えたものを用意しておきました」
「良いんっすか! 実は憧れてたんっす! ありがとうございます!」
「あ……阿吽様と、キヌ様と……お揃いっ! に余る栄です!」
≪龍雅和裝一式:防力15 和の國に伝わる伝説の生『龍』をモチーフに作された一品≫
≪冥土服:防力15 和の國で死の淵に現れる『死神』をイメージして作された一品≫
「おー! 4人で揃いだとめちゃくちゃ目立ちそうだな!」
「次はキヌにじゃ。戦闘方法を変えたと聞いたが、武を持っておらんかったじゃろ?
取り回しやすく、攻撃力も高めな雙剣を用意しておいたのじゃ!
使い方は自分で工夫するのじゃぞ?」
≪雙剣ミズチ:攻撃力6 非常に軽く、扱いやすい。連撃に特化した雙剣≫
「嬉しい。ありがとう……使いこなせるように練習する」
「最後は阿吽にでござるよ! 正直一番悩んだでござるが……この指にしたでござる。鑑定してみるでござるよ」
≪耐魔の指:外部からの睡眠・毒・麻痺・混の狀態異常を無効化する指≫
「っと!? マジかこれ! 今の俺に一番必要なじゃねぇか! ありがとな、大事にする!」
「みなさんに喜んでもらえて良かったです!」
「うむ! では明日は出発じゃ! みんな遅ぅならんように、ちゃんと休むのじゃよ?」
「そうだな! 旅の予定は歩きながら説明するとして、今日はゆっくり休もうか」
気の知れた仲間達との食事や會話は心地良いものだが、明日からの長旅に備えて夕食會は1時間程度でお開きとなった。
<ステータス>
【名前】百目鬼 阿吽
【種族】羅剎天
【狀態】
【レベル】51
【屬】雷・闇
【HP(力)】5300/5300
【MP(魔力)】1160/1160
【STR(筋力)】120
【VIT(耐久)】55
【DEX(用)】20
【INT(知力)】119
【AGI(敏捷)】120
【LUK(幸運)】35
【稱號】迷宮の支配者Ⅱ
【スキル】
・鉄之胃袋
・痛覚耐
・(Lv.3)
・大食漢
・鑑定眼
・疾風迅雷
・雷玉
・雷鼓
・空舞
・涅哩底王
・雷縛檻
・雷槍
・探知
――――――――――――――――――――
<裝備品>
・白鵺丸
・赤鬼の金棒
・匿のピアス
・耐魔の指
・阿久良王和裝一式
・武京黒雪駄
――――――――――――――――――――
<ステータス>
【名前】絹(キヌ)
【種族】金狐
【狀態】
【レベル】50
【屬】火・
【HP(力)】5000/5000
【MP(魔力)】1400/1400
【STR(筋力)】20
【VIT(耐久)】62
【DEX(用)】20
【INT(知力)】140
【AGI(敏捷)】72
【LUK(幸運)】13
【稱號】従屬者
【スキル】
・ヒーリング
・聡明→焔萬丈(変化):5分間INTとAGIが150%アップ 攻撃に火屬付與(MP消費70)
・フレイムランス
・ファイヤーウォール→フレイムウォール(変化):威力向上・効果範囲拡大(MP消費60)
・ファイヤーストーム→フレイムストーム(変化):威力向上・効果範囲拡大(MP消費60)
・フレイムバースト
・フレイムブレイド:火屬近接魔法攻撃(MP消費40)
・狐火
・人化
・キュア
・危険察知
・心理眼:相手の大まかなを読み取ることが出來る
――――――――――――――――――――
<裝備品>
・雙剣ミズチ
・隠蔽の指
・浴ドレス(絢)
・花柄下駄
――――――――――――――――――――
<ステータス>
【名前】深紅(シンク)
【種族】般若姫
【狀態】
【レベル】50
【屬】地・水
【HP(力)】8000/8000
【MP(魔力)】550/550
【STR(筋力)】73
【VIT(耐久)】120
【DEX(用)】38
【INT(知力)】55
【AGI(敏捷)】22
【LUK(幸運)】10
【稱號】従屬者
【スキル】
・堅牢→勇猛果敢(変化):5分間STRとVITが150%アップ 攻撃に地屬付與(MP消費70)
・ガードインパクト
・アースウォール→アイアンウォール(変化):地屬防魔法(MP消費60)
・アースバレット→アイアンバレット(変化):地屬攻撃魔法(MP消費40)
・アースバインド:地面に振を與え範囲地上に居る全員のきを封じる(MP消費80)
・ウォーターボール:水屬攻撃魔法(MP消費20)
・ウォーターウィップ:水屬攻撃魔法(MP消費20)
・人化
・他種族言語理解
・挑発
・調理
――――――――――――――――――――
<裝備品>
・ハルバード
・隠蔽のネックレス
・オークガードの大盾
・冥土服
・レースアップロングブーツ(黒)
――――――――――――――――――――
<ステータス>
【名前】ドレイク・ベレスティ
【種族】竜人族
【狀態】
【レベル】49
【屬】風
【HP(力)】4600/4600
【MP(魔力)】400/400
【STR(筋力)】84
【VIT(耐久)】62
【DEX(用)】46
【INT(知力)】48
【AGI(敏捷)】63
【LUK(幸運)】10
【稱號】従屬者
【スキル】
・裝風
・ウィンドプレッシャー
・ウィンドカッター
・サイクロン
・竜化
・飛行
・剣技(Lv.3)
――――――――――――――――――――
<裝備品>
・シルバーロングソード
・隠蔽のネックレス
・龍雅和裝一式
・竜人族のブーツ
――――――――――――――――――――
次話は本日の夜に投稿予定です!
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