《最弱な僕は<壁抜けバグ>でり上がる ~壁をすり抜けたら、初回クリア報酬を無限回収できました!~【書籍化】》―21― 一日6萬イェール稼ぐ!
翌日、僕はプランタダンジョンの周回をすべく家を出ては真っ先に向かった。
「うん、やっぱり道中はなにも問題がなさそう」
道中に現れる巨大蟻(ジャイアント・アント)を次々とジャンプでかわしながらそんな想を抱く。
人喰鬼(オーク)に比べたら、巨大蟻(ジャイアント・アント)ばかりのこのダンジョンは道中を進むのは非常に楽だ。
問題はボスエリアのみだろう。
そんなわけで數時間後にはボスエリアの手前まで辿り著く。
「ギシャァアアッッッッッ!!!」
と、ボスエリアにると巨大王蟻《ジャイアント・クイーン・アント》が出迎えてくれる。
とりあえず僕は巨大王蟻《ジャイアント・クイーン・アント》が吐く糸を避けつつ、後ろへ回り込む。
この位置にこないと、鋼鉄の球をけたとき僕のが報酬エリアに接する壁に叩きつけられない。
あとすべきことは……。
「わぁー、糸に絡まっちゃったー」
うん、自分でも酷い演技とは思うがモンスター相手なら大丈夫なはずだ。
ワザと糸を踏んでけなくなる。
僕の予想なら、僕がけないと判斷すれば巨大王蟻《ジャイアント・クイーン・アント》は鋼鉄の球を作り出すはず。
「キシャァァァァッッッッッッッ!!!!」
よしっ、狙い通り巨大王蟻《ジャイアント・クイーン・アント》が球を作り始めた。
あとは、噴された球を盾でけるだけ。
そして、壁に吹き飛ばされる瞬間に〈回避〉を使って、僕は報酬エリアへと壁抜けした。
「特に問題なく周回できそうだな」
獲が糸に絡まれてけなくなったのを確認すれば巨大王蟻《ジャイアント・クイーン・アント》が球を飛ばすことを覚えたら、そう難しくない敵だとわかった。
うん、まだ力も余っている。
この調子なら、もう一度周回しても大丈夫だろう。
◇◇◇◇◇◇
2萬イェールをけ取りました。
◇◇◇◇◇◇
ちゃんと初回報酬クリアをけ取ってから、僕は周回するべく転移陣で外にでた。
その日は、力に余裕があったのでさらにもう一周ダンジョンを周回した。
全部で3回行ったから、今日一日で6萬イェール稼いだことになる。
レベル1の冒険者が一日で稼ぐ額としては十分破格だ。普通に、モンスターを狩って、その素材を売って稼ごうとしたら一日1萬イェールしか稼げないだろう。
「よし、一日3周プランタダンジョンで稼ぐのをこれからの目標にしよう」
わざわざ聲に出す必要はないと思うが……うん、あえて聲を出して宣言したほうがやらなくちゃ、という気がしてくるので多分意味はある。
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