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スキル〈理攻撃クリティカル率上昇・中〉の所持を確認。

〈理攻撃クリティカル率上昇・中〉は〈理攻撃クリティカル率上昇・大〉にレベルアップしました。

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「おぉーっ！」

と、僕は一人で歓聲を上げていた。

再びトランパダンジョンに來た僕は無事、報酬エリアに辿り著き、初回クリア報酬の〈習得の書〉を手しては早速使っていた。

どれだけ強くなったか、狼(コボルト)で試してみよう！

「うわぁっ、ほとんどクリティカル攻撃になる」

ナイフで狼(コボルト)を斬りつけながらそんな想を抱く。

２回に１回はクリティカル攻撃になるじだ。

「大より上ってあるのかな……？」

ふと、そんなことを思う。

大の狀態で、〈習得の書〉を使ったらさらに長するのだろうか？

よしっ、もう一回トランパダンジョンに潛ろうっと。

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スキル〈理攻撃クリティカル率上昇・大〉の所持を確認。

〈理攻撃クリティカル率上昇・大〉は〈理攻撃クリティカル率上昇・特大〉にレベルアップしました。

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「大の上は特大だったのか……」

流れてきたダイアログを見て、そう口にする。

その後、ファッシルダンジョンに行き狼(コボルト)でクリティカル率を調べてみたところ、１００％の確率でクリティカル攻撃になるようだった。

「これなら必ず一撃で倒せる！」

必ずクリティカル攻撃になるならば、クリティカルが出るまで何回も攻撃をする必要がなくなり、隨分楽になったなぁ、とか思う。

「この狀態で〈習得の書〉を使えば、どうなるんだ……？」

ふと、そんなことを思う。

今まで小から中、中から大、大から特大と長してきた。

ならば、さらに〈習得の書〉を使えば、特大がさらに長することになる。

けど、特大の上ってどういうことだろう？

すでに、クリティカル率は１００％だ。

例えばクリティカル率が１２０％になるとか？　それって、數學的におかしいよな。

ゴクリ、とを鳴らす。

好奇心が中から湧いて出てきたのだ。

気になるなら実踐あるのみ。もう一回トランパダンジョンに行こう！