《【書籍化】Fランク冒険者のり上がり、俺だけができる『ステータス作』で最強へと至る【コミカライズ】》『後方回避』スキル取得
「とりあえず、一層の攻略は終えたわけだが……」
安宿の部屋に戻ると俺は考え込んでいた。
「総討伐ゴブリン52匹、レベルは上がったし二層への階段も見つけたんだけど……」
俺は今日の戦果を思い出す。
「どうして手にったのが魔石2個だけなんだよ⁉」
ゴブリンのような弱いモンスターが持つ小さな魔石はギルドが銀貨2枚で買い取ってくれる。
つまり、俺の今日の収はたくさんのゴブリンを倒したにも拘わらず銀貨4枚だということになる。
「使ったポーションは五本か……。どうしても複數だと傷がな……」
あれから、だんだんと戦闘に慣れていったのだが、ダンジョンという壁に囲まれた地形のため攻撃を避けるのに制限がある。
お蔭で複數匹を相手にする場合、三度に一度は攻撃をけてしまっていた。
「……あれだけやって銀貨1枚の赤字か」
結構頑張って倒したつもりなのだが、とにかく魔石もアイテムも落ちてこなかったのだ。
「こうなったら回復はヒーリングに頼るか?」
試しに自分にヒーリングを數度掛けてみる。何度か掛けているとだるさが出てくるが、今日飲んだポーション分の回數くらいなら問題ないのではないかと考える。
「まあでも、今日レベル上がった分のステータスも振り分けてやれば明日も楽になるし、明日からは二層に向かうからな。どうにかなるだろう」
たまたま運が悪くて赤字なだけ、し強いモンスターの魔石なら一つ出れば赤字を解消できるだろう。俺は気を取り直すとステータス畫面を見続けるのだった。
翌日になり、俺は今日もダンジョンへと潛っていた。
既に攻略済みの一層をあっさりと踏破し、二層へと足を踏みれる。
途中でゴブリンを20匹ほど狩ったのだが、上昇したステータスと新しいスキルの使い方のお蔭で一度も攻撃をけることはなかった。
ここからは未踏破なので気を引き締めていかなければと考え、歩いていると……。
「誰かが戦ってるな」
恐らくは他の冒険者パーティーなのだろう。
俺はライトを消すとこっそりと近付き巖のから覗いてみた。
「バッシュ!」
『ガルァァ!』
剣を持つ男がバッシュをコボルトに叩き込む。その一撃で倒すことができなかったのか、二匹のコボルトが距離を詰め男に襲いかかろうとしていた。
「アイスアロー」
「させるかよっ!」
魔道士が魔法の矢を生み出し一匹を牽制する。もう一匹は短剣を抜いた男が抑えに回った。
「くっ!」
剣を持つ男が避けそこなったのか傷を負う。
「ヒーリング」
即座に後方待機していた僧がヒーリングを掛けて治癒をした。
「もう一発! バッシュ!」
態勢を整えた男は二度目のバッシュをコボルトへと放つ。
『ギャフン……』
それがとどめになったらしくコボルトは崩れ落ちた。
「俺はこのままもう一匹を抑える。シーナはドグを魔法で援護。プルミアは警戒を頼む」
「「「了解!」」」
男の指示で全員が気を張り戦う。
それから短剣を使う男と魔道士は連攜をしもう一匹のコボルトを始末する。
あとは剣を使う男が抑えていたコボルトを三人で倒した。
「あれが連攜か、よくできているな」
それぞれが自分の役割を理解していて分擔している。
前衛が傷を負っても即座に治癒魔法が飛んでくるので恐れる必要はないし、橫から抜けてくるモンスターは後衛の魔法と補助役が抑えていた。
俺は大きく目を見開くと思わず言葉がれた……。
「羨ましい……」
俺が見ているのはコボルトが倒れたあと、そこには魔石が二つ落ちていたからだ。
あれからすこしを潛めていると彼らはいなくなった。
し反省點を話し合ったあと次へと向かったのだ。
「この層にはコボルトが出るらしいが、やっぱり一層と違って魔石って普通にでるんだな」
一層では他パーティーに遭遇しなかったが、二層からはチラホラと他の人間を見かけることが多くなった。
中には俺のようにソロで潛っている戦士もいたのだが、倒した後を目撃すると結構な頻度で魔石を拾っていたからだ。
「さて、ようやく俺が戦う番だな」
ダンジョンをき回っているとようやくモンスターとの遭遇だ。
二匹のコボルトが斜めに並んでいる。
「まずは先手を取る!」
二匹の間がやや離れているのを確認した俺は走ってコボルトへと接近する。
「バッシュ!」
『ガルァァ!』
攻撃が當たりコボルトは仰け反った。一撃で倒せなかったが、この様子なら立ち直るまで數秒を要するだろう。
『ガルッ!』
俺が剣を振るい終わった隙を見たもう一匹のコボルトが襲い掛かってきた。頭上に剣が迫り俺をとらえようとした瞬間、
「『後方回避』」
剣は俺にあたることなく地面へと叩きつけられた。
「甘いっ!」
俺は目の前で隙を曬しているコボルトの右腕を斬りつけた。
『ガルァァ!』
痛がりながら剣を落とす。これでこいつに対する警戒を弱めることができる。
「ほらっ! かかってこい」
挑発すると、攻撃のショックから立ち直ったコボルトが迫ってきた。
俺はコボルトと距離を詰めると、
「これで倒れてくれよ! バッシュ!」
二度目のバッシュを放つ。
『ギャフン』
するとようやくコボルトが倒れた。
「あと一匹!」
もう一匹は既に戦闘力を奪ってある。俺は剣を振りかぶるととどめを刺した。
「ふぅ、やはりこのスキルは使える。ここでも通用して良かった」
俺はステータス畫面を改めて確認する。
名 前:ティム
年 齢:16
職 業:戦士レベル8
筋 力:73+16
敏捷度:49
力:41+16
魔 力:16
神力:38
用さ:35
運 :-7
ステータスポイント:57
スキルポイント:40
取得ユニークスキル:『ステータス作』
取得スキル:『剣レベル5』『バッシュレベル5』『ヒーリングレベル3』『取得スキルポイント増加レベル5』『取得ステータスポイント増加レベル5』『取得経験値増加レベル5』『ライト』『罠知レベル5』『罠解除レベル5』『後方回避レベル5』
新しく取得した『後方回避』。これは斥候のスキルで、素早いきで後方に下がり攻撃を避けることができる。
昨日は攻撃をした後もその場に留まってしまっていたため他から攻撃をけてしまったが、これを使えば一対一の狀況をたやすく作り出すことができると考えたのだ。
この考えは正しく、一層のゴブリンであればバッシュ一発で倒せるので、後方待機を織りぜることであっさり攻略することができた。
「しかし、二発必要か……」
俺はアゴに手を當てて考える。さきほどの四人パーティーにいた戦士はコボルトを倒すのにバッシュを二度放っていた。
顔立ちが俺やウォルターとさほど変わらないことから同年代だと思われる。恐らく低層に潛っている冒険者に違いない。
俺は自分の力がまだその程度なのだと自覚する。
「三層に降りる前にバッシュ一発で敵を倒せるようにしておくべきだな」
下層に降りれば降りるほどモンスターも強く、得られる魔石の大きさやアイテムの質も上がっていく。
「あっ、そうだ! 魔石!」
そろそろコボルトの死もダンジョンに吸収されたはずだ。俺は期待してコボルトが倒れていたはずの場所に視線をやるのだが…………。
「……なんで一個も落ちてないんだよっ!」
肩を震わせると俺は怒鳴り聲を上げるのだった。
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