《うちのダンナはぽっちゃり男子》21 PTAとはなんぞや
さて。
先日は、久しぶりに激怒しました。
いやもう、ほんま何年かぶりかのことです。
ええもう、そらあいつもの冗談半分の「ぷんぷん」ではない、本気(マジ)もんの激怒です。
もちろん、ダンナ相手ではありませんよ?
「ああ、明日はいよいよ初出勤。そろそろ寢よかな」なんて思っていた日曜の夜。
もう九時半ごろになってから、ようやく翌日の準備を始めた娘。
「あ、渡すの忘れてた〜」と、學校からの封書を持ってきてですね。
要は、金曜日に渡されたもんを日曜の夜に渡してきたわけですが。
「なんやいなあ」と思って何の気なしに開いたら、
「あんたがPTAの役員に決まったから、まあ覚悟しよし。○曜日△時に學校へ必ず來るように。わかった? 文句あるんやったらしかじかの番號へ、いついつまでに電話してきなはれや? ほんで次點の人らと相談しなはれ。せやなかったら、あんたが『うん』言うたもんと見なすさかいな」
ってめっちゃ上からの手紙がっておってですね〜。
アホか。それは紛れもない平日の真晝間じゃ!
人をなんやと思うて呼びつけとんねーん!
ちょっと、ほんま久々に本気でパニクりましたわもう。
だれやねーん、仕事始めたばっかりの人間に票いれんの!
ちなみにうちの學校は、クラスの名簿みて無記名の票いれて決める形式です。
まあ十中八九、私が就職したことは知らんお母さんがたのやらかしたことでしょうが。
しかもうちのおっとり娘のおかげで、「仕事で無理です」って言えるタイミングはほぼ全部はずしまくっており(泣)。
職場一年目で右も左もわからんとこへ、同時進行でPTAもやれって言われたら、そらパニクると思いません?? 第一、どうやって休むねんな。
ま、確かに昨年度までは紛れもない専業主婦の暇人やったわけですが〜。
「どーせ『お暇な●さんにやらせとけばいいわよね』とか、軽〜く思われてんだ!」と思ったらもう、むかつくむかつく。
小學校で図書のボランティアを頑張っていたことがこんなところで裏目に出た形となり、余計に腹たつったらありゃしませんがな。
別に、暇でしゃあないからボランティアしてたわけやなし。
まあともかく。
あわてて次點の人たちに夜遅くなってから電話を掛けまくる私。
ほんでなにかもう當然のように全部の人に斷られる。
そらそうですわな。
今日び、仕事してはらへんお母さんのほうがないんやし。
やっぱり、無理は言えませんわなあ。
しかし、しかしですよ?
「ああ、もう腹くくるしかねえか」と思って半ばあきらめて寢て起きたら、朝の7時、もう出勤しようかっちゅう時間になって電話があり、
「実はあれから、夜の間にいろいろ考えていたんですけど。やっぱりそれじゃ、あんまり●さんが気の毒だから」
と、おっしゃってくださる方が現れた!
それも、お仕事もってるお母様あるよ!!
神様、神さまあるよ!!
興してなぞの中國人になってますが、まあ大目に見てください。
そんなわけでどうにかこうにか、今年のPTAは回避しました。ちゃんちゃん。
そうは言うても、どうせまた來年度にはどえらい上から目線の「お前やれ」封筒が來るのが目に見えるようですけれどもね。
ともかくも、「捨てる神あれば拾う神あり」って、まさにこのことやね。
え?
ほんで、今回のどこが「ぽっちゃり」なんやって?
ちっともダンナが出とらへん?
はい、まあ慌てんと。
私が激怒していたその間、ぽっちゃりダンナは何をしてはったかと言うとですね。
「ほらほら。そんなに怒らないの。シワが増えるよ? ほらほら、●さん。怒っちゃダメ。もみもみしていいよ? ほらほら。心が休まるよ?? ワタシのおで癒されなさい?」
って、隣でちらちら、真っ白おのぽっちゃりおなかを見せびらかしておったとさ。
ほんで私は、「ムキ――! 腹たつううう!」とかびながら、ソレをもみもみしまくってましたとさ。
ほんとのこと言いますと、あまりの私の「ふざけんなあああ!」っちゅう剣幕にびっくりしてもうて、娘がべそかいてしもうたんですが。
朝になってから、かくも愚かな自分を反省し、「●●(娘の名前)!」と呼んで抱きしめて「あんな怒ってもーてごめんね」はちゃんと言いました。
ブチ切れて怒り心頭だったその瞬間にも、「別にこの子が悪意でしたことやない。単にうっかりしとっただけや」っちゅうんは理ではわかってたし、そうも言ったのですが、やっぱり私の言葉の中には彼を責める調子が山ほどあったことでしょう。
ま、うっかりはうっかりなんやけどもね。
大人になったら、ただ「うっかりしてました」では済まんことかて多いんやし。
けどまあ、相手はまだ子供の範疇。
かわいそうなことをしてしまいました。
あううう。
ダメな母でごめんよう。
父が母の分まで母分を持ってるから、まあそれで許してたもれ。
でもむかつきますよね?
「ヒマなあの人にさせとけばええやん」って、しれっと責任を押し付けて口ぬぐっとこうってお○ちゃん連中はさ。
もちろん、引きけてくださったお母様は神やけども!
もう後が差しとるけども!
ともあれ、まあ來年と再來年のことは、今から覚悟しとこうかなと思ってます〜。
みなさんも、どうかくれぐれもお気をつけて〜!
note+ノベルバ+アルファポリス+電子書籍でエッセイ、小説を収益化しつつ小説家を目指す日記
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