《うちのダンナはぽっちゃり男子》39 バレンタインデーとはなんぞや

皆さんお久しぶりです。なんやかんや言うて、ちょっと見てみたらこのエッセイ、始めてからこれでかれこれ一年が経つということに気づきました。ここまでお付き合いくださっている皆さん、まことにありがとうございます。

ちょうど回數も三十九回ということで、「サンキュー」回や。

ちょうどええ。何がや。

まあ今後とも、また思いつくごとにちまちま書く予定ですので、どうぞよろしくお願いします。

んで、「バレンタインデー」ですな。

これはもう、「なんぞや」もなんもありませんな。

うちでも一応、ダンナとムスメにいつもよりはちょっとお上品でお値段も張るチョコレートを上げる日でもあります。

とか言うてますが、一緒に私も食べてるわけなんで、基本それは「自分へのごほうびチョコ」とあんまり意味的に変わりません。

ただいま絶賛、「お年頃」になりかかっているはずのうちのムスメはと言えば、私のほうが気にしてよっぽどそわそわしている。

「オトコはともかく、友チョコぐらいはするんちゃうん。準備とかせんでええの? 大丈夫?」

って聞いてるのに、のへ~んとした顔でめっちゃヲタなビデオ観たりマンガ描いたりしながら、

「さあ? せえへんのちゃう? みんな忙しいし。どうせ學校、もっていかれへんし」

って至ってのほほんとしとる。

うーん。なんかこう、子力のなさは完璧に母親譲りになっている模様。

いかんいかん。なんかめっちゃ責任じる。

けど、生まれてくるときに「ここは似てね、でもここは似いひんといてね」とか決められへんのんが困ったもんですな。こればっかりはどうしようもないし。

ってことで、今年は猛威をふるっているというインフルエンザに恐れをなしつつ、ひとり特設會場のある人ごみ満載のデパートへと出かけていった週末でした。

え、ダンナのことがほとんど書いてない?

だって最近、あんまりネタを提供してくれへんのんですもん。

っていうか、いつも同じや。今日かって、三連休なのが嬉しいんかなんか知らんけど、ゲームに飽きたら私のところにやってきて、貓よろしく邪魔しまくるしまくる。

私はもちろん、小説書いたりツム○ムしたりしているわけですが。

無理やり膝の上に頭を押し込もうとしてくるのでこっちの肘にあたり、手元が狂う。

もちろんブチ切れる私。

「うるっさい! 邪魔するんやない! 気が散る! ハウス!」

「イヤやあ! ボクよりそっちが大事なの? ねえ●さん、ボクよりも?」(涙目)

「あったり前じゃあああ!」(激怒)

「えええ~……」

「可い顔してもダメ! あっち行け!」(さらに激怒)

コタツの脇に出ている私の腳に、橫になって泣きまねしながら全で抱きついてくるぽっちゃりが居ましたとさ。

はい。ま、そんなんでした。

みなさんも、どうぞ素敵なハッピーバレンタインをお過ごしくださいね~。

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