《【書籍化&コミカライズ】小系令嬢は氷の王子に溺される》9
國王様一家勢揃いの前に、5m程間を空けて適齢期の未婚の令嬢(リリアーナを含む)が一列にズラリと並ばせられております。
リリアーナはちゃっかり第一王子様から一番離れた目立たない端っこポジションをキープしている。
王族の者がパーティーで相手を探す場合、まずはダンスをしながら會話をし、もうし話してみたいと思うお相手であれば、更にバルコニー等にって會話を楽しむ。更に気にる様であれば後日王妃様主催のお茶會にわれ、そして婚約打診という道のりとなるパターンが多いのだが、適齢期の令嬢を一列に並べるなんて話は聞いたことが無かった。
煌びやかなホールはシンとしており、一列に並べられた令嬢達以外の者達は遠目にこれから何が起こるのかを見ている。
國王様が第一王子のウィリアム様に指示をされたのか、全く気が進まないといった風に仕方なく立ち上がり、リリアーナと反対側の令嬢の前に進んで行く。
誰かのゴクリというの音が聞こえた気がする。
王子様のコツコツと歩く靴音が絨毯によって數割程小さくなってはいるが、シンとしたホールに響く。
令嬢の2m程手前で一度ピタッと止まると、一列に並ぶ彼達の前をそちらに目を向ける事なくゆっくりと進んで行く。
令嬢達はしでも自分をアピールする為にニッコリと微笑んだり、綺麗なカーテシーを披するも視線は全く向けられる事は無く。
ついに一番端っこポジションにいたリリアーナの前まで來ると、ピタッと立ち止まり視線は全く向けられる事なく
「コレでいい」
と言う大変失禮な言葉を殘すとサッサと一人、會場を後にして行ってしまったのだ。
意味が分からず呆然と佇む令嬢達(リリアーナ含む)。
一番最初に我に帰ったのは王妃様であった。
側近にコレと言われた令嬢を別室へ連れて來る様にと言い、側近はコレと言われたリリアーナの前まで來ると、
「こちらへどうぞ」
と案しようとするが、全く思ってもいない展開に頭がついていかないリリアーナはそこからけずにいた。
そこへ慌てた様にイアンが駆け寄り
「リリアーナ、これは一どういう事なんだ?」
と両肩に手を置き前後に揺らしながら言われても、當のリリアーナの方がよっぽど意味が分からず、どうなっているのかを聞きたいと思っているのだ。
周りの令嬢達も正気に戻った者から「何であんな地味な子が」等の聲が上がり始めていた。
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