《快適なエルフ生活の過ごし方》特別編:エルフの里へようこそ!
実はエルフとの邂逅は本編含めて初めてなはず。
帝國領エルフ自治領。世界樹と呼ばれる巨木の傍に集落を構える彼らは排他的な種族としても有名である。その排他的な里に分も分からぬ旅人が近付いたとなれば誰何の聲を掛けられても不思議はないようで。
「おい、そこの貴様、止まれ」
貴様、というのは「貴(尊い)」と「様(敬稱)」を合わせたものなので當然ながら尊稱である。決して怪しい人に向けられた訳では無い。そして私は怪しくない。よし、大丈夫。
「聞こえないのか! そこのフードを被った貴様だ!」
フードを被った旅人など街道を進めば幾らでも居る。分を隠すとかも目的だが、直日を防いだり、軽い雨などを避けたりするのにも重寶するからだ。
「なぜ無視をする! それ以上進むなら撃つぞ!」
そういうとそいつは弓に矢を番える。狙ってるのは私だ。ロックオンされてる。狙い撃たれるぜ! でもまあ本當に私とは限らないからなあ。ほら、なんか見えない何かが見えてるのかもしれないし。
「この場にお前しか居ないのだから諦めて投降しろ!」
いつの間にか「止まれ」から「投降」になってるんだが。仕方ない。止まるか。
「それで何の用なんですか?」
「この先は我々エルフのみが住む森。無斷での立ちりは許可出來ん!」
「えー? ちょっとこの里に用事があるんですけど」
「里に用事だと? 貴様、何者か?」
誰か誰かと問われたならば答えてあげるが世のけ。悪は貫かないけど。
「私? 私はヒトミ。普通のの子よ」
「普通のの子は何重にも張られた結界をすり抜けて最終防衛ラインまで踏みらないのだが」
「ほら、敵意が無いからり込めたとか」
「それなら迷って辿り著けんはずだ!」
あー、やっぱりわしの幻とか使われてんだな。私の目には通じないんだけど。
「うーん、めんどくさいなあ。ねえ、ちょっと里長さん? 読んでくれる?」
「ならば里長のところに案しよう。縄を掛けてだがな!」
私の周りにエルフが何人も降り立った。うん、まあ、なんとでも出來そうだけど、せっかく里長のところに案してくれるって言うし、縛られてついて行こう。あ、あんまりキツく縛らないで。縄のあとが出來たらどんなプレイしたのかとか言われちゃうじゃない。
「里長、侵者を連行して來ました」
長、と言うには年若いじの見た目である。丈夫というのだろうか。付きもがっしりしてる。戦士なんだろうなあ。
「ふむ、どういった人だ?」
「あ、初めまして。ヒトミと言います。ちょっとこの里にお願いがあって來ました」
「そのお願いとは?」
「あ、良いんですか? 実は勇者のパーティに魔師としてエルフを一人派遣してしいんですよ。出來たらが良いなあ」
トーマス君、ハーレム計畫発だ。いやまあイケメンエルフとか來られたら二人がコロッといくとも分からんし。
「派遣? そんな義理は無いが」
「え? でも魔王倒さなきゃいけないんでしょ?」
「我々の森には関係ない」
どうやらく気は無いらしい。それなら仕方ないな。
「じゃあ力づくで一人貰って行くね」
「縛られてけぬその狀態でどうやって……」
「イフリート」
私の合図でイフリートが顕現して私を縛ってる縄を焼き切った。
「ほ、炎の最上位霊だと!?」
「あ、イフリートはそのまま待機ね。下手すると森ごと焼けちゃうから」
「焼けば良いのでは?」
「あのね、私は森も世界樹も傷付けたくないの。分かる?」
「申し訳ありません」
さてと、あ、なんかブルブル震えてますね? じゃあ改めてお話し合いします?
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