《快適なエルフ生活の過ごし方》特別編:チンピラ戦
ハゲでもチビでもデブでも良いんだよ……
外に出るとハゲ、チビ、デブの三者三葉……様のチンピラ。それぞれ武を持ってる。その周りには部下と思しき痩せガリが十名程度。いや、一人捕らえるのに多くない?
「もー、しつこいよ、キミら」
「うるせえ! あんな事されちゃあウチの面子が立たねえんだよ!」
じゃあ大人數でか弱いの子(私のことだ、私の)を襲うのは面子が立つのか?
「本當なら誰かに連れて來させようと思ったんだがあのザマ見せられりゃ用心もするだろうよ」
「ハル、何やったの?」
「だからイカサマを摘発してねー」
「的には?」
「下に居たおっさんを引きずり出してー、片手で振り回してー、ルーレットに叩き付けたかなー」
あー、そりゃ警戒されるわ。そこそこ格いいとは言ってもの子型から逸してないハルがそんな事しちゃあねえ。
「仕方ない。私も手伝うよ。乗りかかった船だしね」
「わーい、ひとみん、してるー」
「はいはい。じゃあ私が雑魚相手にするね。ハルはデブとハゲ、ストラちゃんはチビをお願いね」
「わ、私もやるんですか?!」
「前哨戦みたいなものだよ。こいつらに負ける様じゃ魔王は倒せないからね」
「分かりました!」
さて、改めて布陣を見てみよう。子分たちは周りを囲んでいる。いつでも助けにれる様にスタンバイしている様だ。
「アースバインド!」
土の霊さんにお願いして、地面から足がかない様に固めてもらう。一応全員分拘束したから誰もけないはず。よしよし、これで二人の観戦が出來る。
ストラちゃんはチビと対峙している。ショートソードを構えてきで翻弄するタイプっぽい。ストラちゃんの方も剣を抜いた。レイピアの様だ。レイピアってけたりするのは苦手だと思うんだけど……しかも突くのって素早い相手だと悪手なのでは?
「風のよ、來たれ! 雷(いかづち)を叩き込め! サンダースラスト!」
ストラちゃんの剣先から稲妻が迸る。さすがにきが速くてもの速さには勝てなかった様で。勝てるのは聖闘士くらいですかね。チビのチンピラは真っ黒になって痙攣して倒れた。
さて、ハルの方はというと……力押しのデブと割と技巧派なハゲが相手である。デブの攻撃の隙をハゲがフォローしてるじ。なかなかに連攜が取れている。ハルは用にかわしてるけどこのままじゃジリ貧かなあ。
「今だ、とった!」
デブが勢を崩したハル目掛けて突進し、ぶちかましをかました。ハルは無様に吹っ飛んで……と本來ならなるであろう。ハルは事も無げに片手でその突進をけ止めたのだ。
「なっ!?」
いい加減飽きたわーってボソリと言いながらその片手を地面に相手のごと持っていった。その隙にけたハゲは見事と言えよう。しかし、その斬撃は當たることは無かった。
「よいせっ」
地面に押し付けたはずのデブのを振り回して斬撃の軌道に押し付けた。鮮が飛ぶが、それはハゲがデブを斬ろうとしてデブのが直撃し、出た鼻である。
「ぐぼぁ!」
けない悲鳴をあげて二人ともに起き上がらなくなった。
「まだやる?」
周りを見ながら言うとみんなぶんぶんと首を橫に振る。大丈夫かなって戒めを解いてやると蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。
さて、こいつらは……とりあえず衛兵の詰所にでも報告しますかね。あ、お巡りさん?
「貴様ら、この方々な何をした! 逮捕する!」
おおっと、何だこの展開!?
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