《【書籍化】生贄になった俺が、なぜか邪神を滅ぼしてしまった件【コミカライズ】》ラウス平原
★
天幕の外は賑わいをみせ、多くの冒険者や兵士たちが集まっている。
「アリシア大丈夫?」
肩を叩かれたかと思うとアリス様が心配そうに私を見つめていた。
「平気です」
現在、ここ『迷いの森』の手前にあるラウス平原にて大量の冒険者や兵士が待機している。
集まったのは実に200名にも及び、これはこの國で1度に員した人數で言うと歴史上2番目になるという。
「現在、外は冒険者たちで溢れていますので顔を出さないようにお願いします」
エリバン王國の騎士が私たちに向けてそう言った。
今回の騒についていくつか説明しなければならない。
ことの起こりは私たちがエリバンの王城を訪問した時だ。
私たちはエルトの生存を確認するために國を訪れた。1國の王が他國を訪問する際に勝手な行をとることは許されない。
萬が一、王に何かあったら國際問題に発展するからだ。
そんなわけで、アリス様ともども來訪目的を『迷いの森の調査』と告げたのだが……。
エリバン王國の人たちは驚いて顔をみあわせた。それというのも、最近迷いの森の様子がおかしくなっているらしい。
ここラウス平原でも、普段見かけないような強いモンスターが歩き回っていたり、森の中から邪悪な気配が漂ってきたり。
そんな訳で、國としても放っておけないという事になり調査を予定していた。そのタイミングで私たちがあらわれて同様の調査を依頼したので探りをいれているのだ。
渡りに船ということで、私とアリス様はエルトのことをにしたままこうして調査に同行させてもらった。
最初は、他國の王族を危険にさらすわけにはいかないと渋い顔をされたのだが、こちらの報がしいのか最後には折れてくれた。
だが、完全に自由行というのは許されず、警護の名目で騎士がつきこうして天幕に待機することになっている。
「わかっているわ。だけど、何か果があったら私たちにも教えてちょうだい」
「かしこまりました」
騎士が外の様子を見に行くと言って出ていくと…………。
「もうっ! 自分たちで調査できないなんて歯いわね」
アリス様が腕を組むと不満をあらわにした。
「仕方ないです、せめて近衛の人たちが調査に參加できたのは良かったかと……」
ここまで護衛を務めた騎士たちの半分を調査へと派遣したのだ。
「それにしてもあなた落ち著いてきたわね……」
アリス様の言葉を聞きながら私は迷いの森がある方向を見て腕を組む。そして…………。
「エルト。ようやくあなたの傍まできたよ」
そう呟くのだった。
★
「ん?」
「どうしたのエルト?」
俺が聲を出すとセレナが首を傾げている。
「いや、誰かに呼ばれた気がしたんだけど……」
妙に懐かしいような聲が聞こえたきがするのだが……。
「マリーちゃんじゃなくて?」
「いや、あいつじゃないと思うんだけどな」
どうにも腑に落ちない。
「それより、説明が始まるから靜かにしたほうが良いよ」
セレナの言葉に俺は口を閉じると前を向く。
冒険者たちがおもいおもいの場所に立って前を向くと、そこでは俺たちの依頼主である國の騎士が仕事の容を説明していた。
『諸君ら冒険者には私たち騎士のバックアップをお願いしたい』
この國の紋章を刻まれた鎧を騎士たちはに著けている。
『最近、迷いの森から原因不明のモンスターが流出してきている。今回の我々の目的は兇悪なるモンスターの駆逐及び、原因の調査だ。諸君らはこの國に暮らす大事な民であると同時に勇気ある戦士だ。ここを抜かれると力なき街人や村人がモンスターの餌食になることをに刻み依頼にあたってほしい』
「ねえ、何が原因だと思う?」
騎士の話を聞いている間に、セレナは俺に話しかけてきた。
今回の依頼をけたのは俺たちが完全に無関係とは思えなかったからだ。
俺達はし前に迷いの森から出てきた。その時は特に気にしなかったのだが、何らかの変化が森にあった可能がある。
「それがわからないから探るんだよな」
そうであるのなら、この依頼をけてはっきりさせなければならない。
俺は騎士の話を聞きながらセレナとそんな話をするのだった。
現実でレベル上げてどうすんだremix
ごく一部の人間が“人を殺すとゲームのようにレベルが上がる”ようになってしまった以外はおおむね普通な世界で、目的も持たず、信念も持たず、愉悅も覚えず、葛藤もせず、ただなんとなく人を殺してレベルを上げ、ついでにひょんなことからクラスメイトのイケてる(死語?)グループに仲良くされたりもする主人公の、ひとつの顛末。 ※以前(2016/07/15~2016/12/23)投稿していた“現実でレベル上げてどうすんだ”のリメイクです。 いちから書き直していますが、おおまかな流れは大體同じです。
8 183最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる ~壁をすり抜けたら、初回クリア報酬を無限回収できました!~【書籍化】
◆マガポケにて、コミカライズが始まりました! ◆Kラノベブックスにて書籍版発売中! 妹のため、冒険者としてお金を稼がなくてはいけない少年――アンリ。 しかし、〈回避〉というハズレスキルしか持っていないのと貧弱すぎるステータスのせいで、冒険者たちに無能と罵られていた。 それでもパーティーに入れてもらうが、ついにはクビを宣告されてしまう。 そんなアンリは絶望の中、ソロでダンジョンに潛る。 そして偶然にも気がついてしまう。 特定の條件下で〈回避〉を使うと、壁をすり抜けることに。 ダンジョンの壁をすり抜ければ、ボスモンスターを倒さずとも報酬を手に入れられる。 しかも、一度しか手に入らないはずの初回クリア報酬を無限に回収できる――! 壁抜けを利用して、アンリは急速に成長することに! 一方、アンリを無能と虐めてきた連中は巡り巡って最悪の事態に陥る。 ◆日間総合ランキング1位 ◆週間総合ランキング1位 ◆書籍化&コミカライズ化決定しました! ありがとうございます!
8 188僕はまた、あの鈴の音を聞く
皆さまの評価がモチベーションへとつながりますので、この作品が、少しでも気になった方は是非、高評価をお願いします。 また、作者が実力不足な為おかしな點がいくつもあるかと思われます。ご気づきの際は、是非コメントでのご指摘よろしくお願い致します。 《以下、あらすじです↓》 目を覚ますと、真っ白な天井があった。 橫には點滴がつけられていたことから、病院であることを理解したが、自分の記憶がない。 自分に関する記憶のみがないのだ。 自分が歩んできた人生そのものが抜け落ちたような感じ。 不安や、虛無感を感じながら、僕は狀況を把握するためにベットから降りた。 ーチリン、チリン その時、どこからか鈴が鳴る音が聞こえた。
8 101とある素人の完全駄作
限界まで中二病っぽく設定を盛った自分を、「とある科學の超電磁砲」の世界にぶっ込んでみた、それだけの超駄作小説。 P.S.白井黒子の出番が少ないです。黒子好きの人はご注意下さい。 主人公はCV:梶裕貴or高山みなみでお願いします。
8 126俺の妹が完璧すぎる件について。
顔がちょっと良くて、お金持ち以外はいたって平凡な男子高校生 神田 蒼士(かんだ そうし)と、 容姿端麗で、優れた才能を持つ 神田 紗羽(かんだ さわ)。 この兄妹がはっちゃけまくるストーリーです。
8 57転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
自分が目覚めたらわけわからない空間にいた。なんか半身浴してるし、変な聲聞こえるし……更には外が囂々してる。外の様子がわかるようになると、なんと魔王と勇者が最終決戦してた。その場にいる自分ってなんなんだ? って感じだけと、変な聲の話では二人の戦闘でこの世界がヤバイ!? 止めなくちゃ――と動き出す自分。それから事態はおかしな方向に進んでいくことに!?
8 195