《【書籍化】天才錬金師は気ままに旅する~世界最高の元宮廷錬金師はポーション技の衰退した未來に目覚め、無自覚に人助けをしていたら、いつの間にか聖さま扱いされていた件》40.聖王、誕
【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
弟弟子を説得(理)した!
「すみませんでした……」
半壊したエルフ王の城にて。
サザーランドが涙を流しながら土下座している。
人工炎霊《スピリッツ・ファイア》によってサザーランドは、チリも殘さず消し飛んだ。
その後私が蘇生ポーションを使って、元通りにしたけどね。
「相変わらずセイ先輩やべえ……消し炭から人間を復活させるなんて、人間の所業じゃないだろ……」
「なにか、言った?」
「ひぃいいい! なんでもないですごめんなさいすみませんでしたぁああ!」
サザーランドが頭をこすりつけて謝罪する。
まったく、やれやれだわ。
「今度また師匠のを悪用したら、次は蘇生しないからね」
「それはもちろん! 神に、いや、セイ先輩に誓って!」
「わかったわ。あんたの言葉信じてあげる」
「はは~! ありがたきしあわせ~!」
なにこれ? まあいいわ。
次また悪いうわさを聞いたらほんとに許さない。
……甘いかしらね、処罰が。でもこいつも昔はいい子だったのよ。
ちょっと調子に乗りやすい子だったけどね。
なんだかんだ言って、同門の弟子だから、殺すなんて騒なことはできなかった。
まあ次は殺すけどね(暗黒微笑)。
「セイ様!」「おねえちゃん!」「主殿ぉ!」
奴隷ちゃんズがほかのエルフさんたちを連れて、壊れた王城へと駆けつけてくる。
「みんな心配かけてごめんね。大丈夫、私はケガひとつしてないわ」
「よかったのですー!」「主殿が無事でなにより!」
奴隷ちゃんズが私にぎゅーっと抱き著いてくる。
大人びたゼニスちゃんもくっついていた。あらやだかわいい。
後ろから何食わぬ顔で、ロボメイドのシェルジュが立っていた。
「あんたは心配しなかったの?」
「全く。むしろ敵に同しておりました。以上」
「ひどいわ。敵が予想以上に強かったら死んでたかもしれないのに」
「魔王か邪神でも復活しない限り、ポーションを持ったセイ様が負けるわけがありません。以上」
そうだ、とサザーランドが顔を上げて訪ねてくる。
「セイ先輩、モンスターパレードに巻き込まれたらしいですけど、セイ先輩なら全滅させられたんじゃないですか? 無駄に強いですし」
「あ? 無駄に?」
「ひぃい! すみませんすみません!」
まあ、確かに當然の疑問かもしれない。
500年前、私は王都を襲ったモンスターの大軍を相手に、戦うんじゃなくてを隠すを選択した。
「私の強さって、ポーション依存なのよ。魔法ポーションがそろってれば、まあ負けなかったとは思うけど。あのときは、手持ちのポーションが足りなかったからね」
今回は師匠の工房で補給したからね。
人工霊を作り出せた。
けど500年前のあの日は、突然モンスターが襲ってきたこと、そして連日の激務で家に帰れず、魔法ポーションを作る素材を切らしていたこと。
それらの要因が重なった結果、私は戦うんじゃなくて、仮死狀態になってやり過ごすことになったわけだ。
まあもう補給はすませたから、誰にも負ける気はしないけどね。
「聖さま」
「あなたはたしか、ロビンさん?」
「はい。聖様……あなた様が森の王を敗してくださったのですね」
「ええ、もう悪いことしないと思うから、許してあげて」
奴隷ちゃんズと一緒に、牢屋に囚われていたエルフさんのひとりだ。
ロビンさんはスッ、と私の前でひざまずく。ほ?
「謝いたします、救國の聖様。あなた様のおかげで、この國は救われました」
ロビンさん以外のエルフさんたちも、つぎつぎにひざまずいていく。
口々に「ありがとうございます!」「聖様ありがとう!」「われらをお救いになられた素晴らしい聖様!」とほめてくる。
「ちょと大げさじゃない……?」
「いえ、我らは長い年月、森の王による支配に苦しんでいました。何人もの勇敢な若者が挑み、そしてやつには勝てず、牢屋にれられ悔しい思いをしておりました……」
なるほど、ロビンさんを含めたエルフさんたちは、森の王に逆らったからつかまってたのね。
「聖様、どうか哀れなる我らの頼みをお聞き願いませんでしょうか」
「あー、まあ、いいわよ。なに?」
たぶん瘴気関連のことよね。
こないだのララちゃんの村以外の地域では、まだまだ瘴気による大気・土壌汚染がひどいみたいだし。
まーあまり長居したくないけど、乗り掛かった舟だし、浄化を手伝ってあげるか。
私の可いゼニスちゃんの故郷だしね。
「聖様。どうか、エルフ國アネモスギーヴの、新しい王になっていただけないかと」
「はいはいいいよ……って、ん? んんぅううううううううううう!?」
い、今なんて?
新しい……王?
いや、王なんて勘弁なんですけど!
そんな面倒なこと引きけたくないわ!
「聞いたか皆の者! ここに、新たなるエルフの王さまが、誕生なさったぞ!」
「「「うぉおおおおお! 王陛下ぁあああああああああ!」」」
ええー……! な、なんか承認されたことになってる!?
「いや、あの……はいはいってゆーのはね、瘴気の浄化のことであって、王を引きける気は全くないんだけど……」
「聖様が王様になられた、つまり! 今日からこのお方を聖王さまと及びしよう!」
「「「聖王さまぁああああああああああ!」」」
ロビンさんもエルフさんたちも全く聞いてくれない……!
奴隷ちゃんズは後ろで腕を組んで、うんうんとうなずいてる。
「おねえちゃんはやっぱりすごいのですー!」
「主殿のすごさを考えれば、王になられるのもうなずけるでござるな!」
「……確かにセイ様がいれば、この國は安泰でしょう」
するとシェルジュが近づいてきて、ぽん、と肩をたたく。
「ドンマイ。以上」
「もう! なんでこうなるのよ……!」
「ヒント。普段の行い。以上」
こうして何だか知らないけど、聖王になってしまったのだった。
【★☆★★☆★読者の皆様へ大切なおねがい☆★☆☆★☆】
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現在、今作は日間ランキング4位にくることができました。
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