《【書籍化】「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法でした【コミカライズ】》Aランクになってみた
「おめでとうございます。今日からガリオンさんはAランクになりました」
冒険者ギルドを訪れると、付嬢がそんなことを口走る。
「……いきなりだな。何を企んでいる?」
「いえいえ、企むだなんてとんでもない。ただ、他のAランク冒険者からも迅速に人員を補強してしいと言われていましたし、ガリオンさんたちは先日も立て続けに依頼をこなしたじゃありませんか。実績として十分だとギルドマスターをえて協議しました」
「まあ、テレサと組めば三流冒険者でも実力が底上げされるからな」
そのせいで勘違いしたルクスたちがのさばったせいで、今の冒険者ギルドは人手不足に陥っているのだ。
そんなポンポンランクを上げては同じことになるのではないか?
そんな風に考えていると、ちょいちょいと腹を突かれた。
見てみるとテレサが顔を上げ、俺と視線を合わせてくる。
何を主張しているのか読み解こうとすると『大丈夫です。ガリオンはルクスたちとちがいますから』と言っているように見えた。
「そうか? テレサも言うようになったな……」
「いえ、彼は何も語っていないかと思うのですけど?」
俺とテレサのやり取りに、付嬢が口を挾む。確かにテレサのを読み解くにはコツがいる。俺くらいの長い付き合いでなければそうそうに読めるものでもないからな。
俺が満足げに頷いていると、
『だって、ガリオンはルクスも及ばないくらいの度し難い変態ですし』
「そうだな、たしかにテレサは何も言っていない」
そのゴミを見るような視線は明らかにそう告げていると直するのだが、ここは読めなかったことにしてしまおう。
「とりあえず、Aランクになるのは認めるが、あまりこき使うのはやめてくれよな?」
「勿論です。一応他の冒険者の手前ですから、これからも自由に依頼をけていただいて構いませんので」
その笑顔の奧で何か企んでいそうに見えるのだが、の本は暴いてもろくなことにならない。
最近テレサと接していて學んだので、俺は特に何も言わなかった。
「テレサ、何かけたい依頼あるか?」
確認をすると、首を橫に振る。元Sランク冒険者で魔法のエキスパートにしてみればどの難易度の依頼でもこなすことは変わらないのだろう。何でもよいらしい。
「こちらにあるのは、他のAランク冒険者さんも嫌な顔をするものばかリですから、私としては全部けていただけると大変たすかります」
隨分といい格をしている。どうやら俺を相手にする場合、取り繕うのを止めたようだ。
容を見てみると、確かに危険そうだったり、依頼先が遠かったりと外れ依頼が多くある。
俺は適當に依頼容を流し読みしていくと…………。
「本當にろくなのがない。こうなったら適當に引かせてもらうことにするか」
そう言って、一枚の依頼を抜き取ると、サインをして付嬢へと渡した。
「はい、注のサインありがとうございます。今回の依頼は――」
「さあ、テレサ。早速依頼に出掛けるぞ! 困っている人々が俺たちを待っている」
不思議そうに首を傾げるテレサ。俺は彼の背中を押すと、新たな仕事へと向かうのだった。
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