《テイマーリュカリュカちゃんの冒険日記》55 レベルアップ!
評価が500ポイント、ユニークアクセスも10000を超えていました。
ありがとうございます。
一瞬で鎧の人にやられてしまったおじさんだけど、エッ君が爪の先でツンツンするとピクピクといていたので生きてはいるみたいだ。
その反応が面白いのかエッ君が突っつき回って遊んでいた。おもちゃになるくらいは甘んじてけれてもらおう。
鎧の人も止めを刺すつもりはないようなので、その點は一安心かな。
一方で、ブレードラビットの群れはというと……、
「おうふ……。綺麗さっぱり跡形もなく消えちゃってる……」
倒してからの時間が経ち過ぎていたため、消滅してしまっていた。
せっかくの素材、というかおが無駄になってしまったよ。逗留している『猟犬のあくび亭』の料理長が作るウサギのパイ、絶品だっていう話だったのになあ……。
ボクがクンビーラに到著した頃から、ブレードラビットの出現數が減っていたらしくて、未だに食べることができていなかったのだ。
當初はブラックドラゴンが現れたせいなんじゃないかと言われていたんだけど、まさかこのおじさんがかに集めていたのが原因だったとはね。
おを剝ぎ取れなかった恨みをしでも晴らすべく、縄でおじさんをぐるぐる巻きのミノムシにしてしまったボクはきっと悪くないはず。
《イベント『突然の襲撃』が完了しました。結果を査しています。しばらくお待ちください。なお、本イベントはランダムイベント『竜の卵』に連していたため、開始宣告はされませんでした》
そして毎度突然なインフォメーションさんが登場。
ああ、やっぱりこれってイベントだったんだ。
それはともかく、またあのランダムイベントが影響している點が気にかかる。もしかしてまたストーリー監視システムの獨斷行なのだろうか?
などと考えていると、ポーンと再び電子音が鳴り、『メールを信しました』という表示が浮かんでくる。
メール?と疑問に思いながらも開いてみると、それは運営からのものだった。
《『ランダムイベント』と一般イベントの関連については元より設定していたものであり、異常ではございません。難易度が高いとじられたかもしれませんが、それは『OAW』が元々NPCとパーティーを組みながらゲームを進めていくことを前提としていたためですので、ご了承いただけますよう、よろしくお願いします。
また、イベント『伝説の騎士』が同時発生している點につきましては、たまたま発生條件を満たしたためという調査結果となったことを、ここに併記させていただきます』》
た、対応が素早い……。
もしかしてボクって面倒くさい客だと思われているんでしょうか?だとしたらすっごく心外なんですけど……。
まあ、いいや。異常じゃないということなら報告書改めプレイ日記に書いてもいいということだろうから、久しぶりに読み応えのある容にできるかもしれない。
公開できない部分は運営の添削に任せようと思います。
《査が完了しました。結果を発表します。られていた魔の群れ…壊滅。ボーナスとして技能ポイントを一ポイントお送りします。首謀者の男…捕縛。ボーナスとして技能ポイントを一ポイントお送りします》
やった!技能の練度を十上げることができる『技能ポイント』を二個ゲットです!
戦闘系の技能を底上げしておけば、これからが楽になるかも。でも、あらかじめ〔調薬〕技能を上昇させておいて失敗を減らすというのもありかもしれない。
だけど、それをいうなら材料確保から敵の報まで知ることのできる〔鑑定〕技能を強化しておく方が……。
ああ!悩ましい!
それにしてもこうして見ると、倒したブレードラビットを剝ぎ取れなかったのは報酬的にはかなりのマイナスとなった気がする。
一応、イベント開始前に倒した分はアイテムボックスにっているので、料理長のウサギのパイには有り付くことができるかもしれない。
それでも數十匹分のアイテムを無駄にしてしまったというのは、もったいない神にあふれたニポン人からすると、ショックにじてしまうのでした。
余談だけど、この魔が消える設定についてNPCたちは、「の魔力が放出される際に起きる現象」と認識している。
アイテムの剝ぎ取りは魔を倒した証明ともなるから、冒険者にとっては重要な能力とされているのだとか。
パラッ・パラッパ・ラッパラー♪
これからの長方針について悩んでいたところに、ファンファーレが響き渡る。
「な、なに!?今度は何が起きたの!?」
《プレイヤー、リュカリュカが三レベルにレベルアップしました。〈運〉以外の能力値を二ポイント上昇させることができます》
《テイムモンスター、エッ君が三レベルにレベルアップしました。〈運〉以外の能力値を二ポイント上昇させることができます》
驚いていると嬉しいインフォメーションが表示される。
おおー。初のレベルアップですよ!しかもいっぺんに二レベルも!
ログを確認してみると、どうやらイベント『突然の襲撃』が発生してすぐに二レベルへの規定値を超えていたようだ。さらにイベント終了までの間に三レベルに上がる経験値を獲得していたということらしい。
そして各種技能も練度が上昇していて、ボクは〔風屬魔法〕と〔水屬魔法〕で新しい魔法の【ウィンドニードル】と【アクアニードル】を習得していた。
エッ君も〔竜帝尾腳〕の練度が上がったことで、闘技【三連撃】を習得している。解説によると両腳と尾を使った連続攻撃とのこと。うん。微妙に良く分からない説明だ。クンビーラに戻ったら冒険者協會の訓練場でニードル系の魔法共々確認しておこう。
新しい魔法を覚えたこともあって、能力値は〈知〉と〈魔力〉の二つをそれぞれ七に上昇させた。
〔調薬〕のために〈敏捷〉も上げたかったところだけれど、練度上昇にボーナスがあるという〈知〉を優先させることにしたのだ。
エッ君の方はというと、長所をさらにばしたのあるボクとは反対に〈力〉を五に、〈知〉を四に上げることにした。
これで短所である打たれ弱さと暴走しがちな傾向――戦闘中のみです――がしは改善してくれるといいのだけれど……。
レベルアップの確認と能力値の長を終えたところで、くいくいと服を引っ張られる覚が。
見下ろすと、そこにはエッ君の姿があった。用に足の指でボクのズボンの端を摑んで引っ張っていたらしい。
ミノムシ化させたおじさんを突っついて遊ぶのにも飽きたのかな?と思っていたら、何やらしきりに一方を気にしているご様子。
「あー……。大丈夫。ちゃんと知っているし、見えているから」
そう答えながらも、ボクはエッ君が気にしている方向にあえて視線を向けないようにしていた。
なぜならそこには、鎧の人が片膝をついて頭(こうべ)を垂れていたからだ。
しかし、どんなに眼をそらそうとしても、
《リビングアーマーが仲間になりたそうにしています。テイムしますか?》
というインフォメーションの文字は消えることはなかった。
このオチ、どれくらいの人にバレていたのでしょうかね?
この後が気になる人は、週明け月曜日の更新をお楽しみに!
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