《異世界から日本に帰ってきたけど、やっぱりダンジョンにりたい! えっ、18歳未満は止だって? だったらひとまずは、魔法學院に通ってパーティーメンバーを育しようか》52 暗殺者
本日2話目の投稿です。
かなり急いだので誤字等多いかもしれません。あとからもう一度見直しますので、どうかご容赦ください。
聡史たちが夕方の散歩から戻ってくると、旅館の夕食の時刻となる。
広間には宿泊客ごとに食事の席が設けられており、學院生たちは用意された席に座る。人數が多いので、広間の3分の1を彼らが占領している。
ちなみに桜は、一番端の席に著いている。旅館での食事は別料金を払って3人分を用意してもらっているのだ。3人前のお膳が置かれている席でズラリと並ぶ料理を眺める桜の表は、いつになくご満悅だ。
「「「「「カンパ~イ!」」」」」
未年のグループなので、ジュースを満たしたグラスで食事前のカンパイをして、海の幸が満載の食事に皆が手を付けていく。
「おお! 刺が味いぜ!」
「海が近いって、最高だな!」
「割引料金で泊めてもらっているのに、こんなにいっぱいお料理を出してもらうと、逆に申し訳なくなるわね!」
「でも、お箸が止まらないのよねぇ!」
「晝間、あれだけいっぱいステーキを食べたのに、不思議よねぇ… いくらでもっちゃうわ!」
「太りそうで怖い!」
「太ったら、その分鍛えればいいのよ!」
男子に負けずに、ブルーホライズンの子たちもビックリするような食を見せている。子とはいっても學院生はが資本なので、日頃からしっかりと食べる食習慣がについているのだった。
だが世の中には、さらに上がある。
「桜ちゃんは、食べがどこに消えていくのか、本當に不思議です!」
「晝間あれだけお腹に詰め込んでも、夜になるとまた普通に食べるのよね」
「食費がすごいことになりそうですね!」
明日香ちゃん、鈴、カレンの3人が、見慣れた景とはいえ呆れ顔で桜を見ているのだった。
食事が終わって時刻は宵の口、そろそろ風呂にろうという話題が誰からともなく出てくる。海の家でシャワーを浴びたとはいっても、風でベタ付くをきれいさっぱりと洗い流したくなってくるのだ。
「それじゃあ、風呂に行くぞ! 健太! この旅館は溫泉なんだろう?」
「もちろん源泉から直接引いている疲労回復効果バッチリの溫泉だぜ! 天風呂もあるからな」
「いいなぁ! ゆっくりっての疲れを取ろうか!」
男子一同がき出す流れに従って、聡史も風呂の用意を整えて大浴場へと向かう。所で服をいだ時に、自分も結構日焼けしていたんだと改めて気が付いている。
を洗い流してから屋外の天風呂へと向かうと、巖で囲まれた広い湯船には數人の男子が浸かっている。だがこれだけの広さがある天風呂にも拘らず、彼らはなぜか木と竹を組み合わせた仕切りの周辺に固まっている。そして、全員が無言で聞き耳を立てているのだった。
聡史は彼らから離れた場所で湯に浸る。すると常人よりも聴覚に優れている聡史の耳には、仕切りの向こう側にある湯での會話が耳にってくる。
「いやだぁ~! 日焼け止め塗っておいたのに、結構焼けちゃった~!」
「絵は日向にいる時間が長かったんじゃないの?」
「日焼け止めを信用しすぎたかな?」
「私も日焼けしちゃって、お湯に浸かるとがピリピリしてくるぅぅ!」
「毎日外で訓練して焼けるのと、海で焼けるのは違うのよねぇ」
どうやら現在天風呂にっているのは、ブルーホライズンの5人組のようだ。彼たちは砂浜の強烈な日差しで日焼けしてことを気にしている。
無邪気に話をしている子たちとは対照的に、仕切りの近くに集まっている男子一同は、彼たちの會話を一言も逃すまいと神を集中している。それはもう、ダンジョンでゴブリンを探す時などとは比べにならないくらいの、一糸れぬ見事な集中ぶりであった。そこまで出來るのなら、普段からやれ!
しばらくすると、天風呂に浴している人がれ替わったのか、別の聲が聞こえてくる。
「桜ちゃんは全然日焼けしていないんですね! なんだかズルいです!」
「明日香ちゃん! 気合があれば日焼けなんかしないんですよ! 紫外線なんか気合で撥ね返せばいいんです!」
「出來るかぁぁぁぁ!」
ついつい大聲で突っ込んでしまった聡史に、男湯の男子一同の視線が集まる。だが聡史は夜空に浮かぶ満天の星に向けて目をそらして、知らぬ存せぬで押し通す。
自分に集まる視線のせいで天風呂には居づらくなったので、聡史は屋の風呂に移していく。
その直後、仕切りの向こう側に鈴とカレンが姿を現して男子たちの妄想を掻き立てた件は、聡史はついぞ知る由もなかった。ここで詳しく書くと18歳未満止となってしまうので、涙を呑んで省略させていただく。
ともかく、彼がいない貞高1男子のありとあらゆる夢が詰まった限りない妄想であったとだけ、この場で述べておく。
◇◇◇◇◇
風呂の後は各部屋に出りして、たわいもない話をしたりトランプで遊んだりと、健全な夜を過ごしていく。だが若いとはいえさすがに今朝早起きした學院生たちにとって、次第に睡魔にわれてくる時刻となる。
殊に快食快眠という生活習慣を送っている桜などは、すでに10時前には布団に包まって寢ているのだった。
桜につられるように、夜も11時を回ると一人二人と床についていく。日が変わる頃には、全員が深い眠りに導かれているのだった。
午前1時を回った頃、旅館の外に黒裝束の集団が闇に紛れるようにどこからともなく集結する。彼らは無言で頷くと、敷地の周囲に巡らしてある塀を軽に乗り越えて、広い庭へと音もなく侵していく。
夜の闇を味方につけるがごとくに夜間照明もない庭を抜けると、建が見渡せる一角へとり込む。そのうちの二人が懐から紙を取り出して印を組むと、周囲から彼らの姿が見えにくくなる。だがよくよく目を凝らせばそこに黒い人影を発見できるかもしれない。彼らが用いてる隠形のは、見えているのに何も見えないと思い込ませる、神干渉系統の式であった。真っ暗な中で隠形のを行使して姿を隠しているというのは、どう考えてもこれから裏暗い企みを実行するとしか言いようがない。
周囲からを隠したことを確認すると、今度は別の人が懐から違う種の紙を取り出して、口の中で小さな呟きを繰り返しながら印を結ぶ。
「急急如律令、我命ズ、泰山夫君ノ力ヲ借リテコノ場ニ式神召喚セシメヨ」
數種類の複雑な印を組み合わると、その人は地面に置いてあった紙を手に取って、夜空へ投げ上げる。青白い炎が一瞬上がり、その中から出現したのは禍々しい合いをした1センチばかりのクモであった。クモは、その人の手の平の上にとまると、命令を待つようにじっとかない。
これと同様に、隣の人も同じクモを召喚する。準備ができたようで、その二人が顔を見合わせて頷くとそのクモに向けて命令を発する。
「「「行け!」」
2のクモは、命令を待っていたかのようにスルスルとき出す。樹木を伝って旅館の建の壁に張り付いて、開いている2階の窓から部へと侵を果たす。
クモが建へとり込んだ様子を見て、二人の人は印を組んで目を閉じる。自らが放ったクモ型の式神に意識を同調させて、建の天井を進みながら目的の部屋へと導しているのだった。
しばらく天井を進むと、クモはから糸をばしてスルスルと床に降りていく。片方のクモは桜が寢ている部屋に、もう一方のクモは聡史が寢ている部屋に向かって床を這っていく。
目的の部屋は、旅館部に宿泊客を裝って潛り込んでいる偵から知らされている。者によって正確に導されたクモは、ドアの下の隙間から用にをこませて室へとり込んでいく。
再び部屋の壁を伝って天井に張り付いたクモは、並んで寢ている數人の中からお目當ての人間を探す素振りを見せる。これは、者がクモの目を通して寫真で見たターゲットの真下の位置に導するために、寢ている人間の顔を一人一人確認する作業であった。
やがて、一番窓際に目當ての人が寢ていることが判明する。クモは音も立てずにその真上に位置にスルスルと移していく。あとは、牛でも瞬時に死に至る猛毒の牙でひと噛みすれば、今日の仕事は終わりだ。
だが次の剎那、クモの目を通して者の背中にゾクリとする冷たい覚が伝わる。どう表現すればよいのかその者には例えようがなかった。それは今まで自分が生きてきた中ではじたことがない覚、つまり生きている人間が死の瞬間にじるような、破滅の予とでも呼べばいいのだろうか?
者の目には、自らに死をもたらす金屬製のが猛スピードで迫ってくる様子がはっきりと映っている。だが、今更どうにもできない。目には見えていても、避けるだけの時間の猶予は殘されていなかった。
クシャッ!
クモのは、あっという間に暗がりを正確に飛んできた金屬の球に押し潰される。それとともに、者の視界は暗転して、二度と現世に戻ってくることはなかった。
による呪いや攻撃に対しては防法が存在する。払いや清めといったオーソドックスなものから、を隠して呪いを運ぶ式神に発見されなくする方法、これは一例を挙げると〔耳なし芳一〕の語にあるように結界の中にを隠してやり過ごす方法である。
さらに過激な方法として〔返し〕というものが存在する。これはより強力な者を招いて、呪いを者の元に返すという方法だ。その結果として呪い自は消えずに、大元の者に災いとして戻っていくのだ。
部屋に侵したクモが潰された時點で者の呪は破れていた。だが式神が運ぼうとした毒はまだ殘っている。呪で作り出された毒のみが者の元に戻ってその命を絶つ結果となった。毒魔法が放った人間に戻ってきたようなものと考えれば、わかりやすいかもしれない。
小さな明かりがついた部屋で、布団からむくりと桜が起きだす。
「私の命を狙うなんて、どんなバカでしょうね? ちょっと興味がありますから、顔でも見てみましょうか!」
小さな呟きを殘して、桜は部屋を出る。
侵してきたクモを発見したのは彼の〔敵意察知〕のスキルであった。寢ている時であっても敵意が接近すると頭の中でアラームが響いて警告してくれる『セ〇ムしてますか!』のようなスキルである。
そしてクモを仕留めたのは、お馴染みのパチンコ玉を指で弾く指弾の技であった。寢ている時でも即座に臨戦態勢にれるなんて、この娘にはどこにもスキがないのではないだろうか。
桜が足を忍ばせて部屋を出ると、二つ隣の部屋からちょうど聡史が出てくるところに鉢合わせする。
「桜! お前も襲われたのか?」
「おや! お兄様の部屋にもり込んできましたか!」
「念のため、グルっと外を見回るか」
「そうですわね。グッスリ寢るには、靜かな環境が一番ですから!」
聡史はジャージにTシャツ、桜はパジャマ姿であるが、お構いなしに2階の窓から飛び降りる。そのまま音も立てずに著地すると、阿吽の呼吸で左右に分かれて旅館の見事な日本庭園を駆け出していく。
この全く予期しなかった狀況に慌てたのは、東十條家が放った師の暗殺部隊であった。突然式神をっていた者が倒れて、何事が発生したかはわからないが暗殺は失敗したと判斷して撤退しようとした矢先であった。倒れた者を抱え上げて旅館の裏の通用口に向かおうとしたところで、早くも兄妹がき出したのだ。
まだける暗殺部隊3名は裏口目指して必死に走るが、兄妹の速度のほうが圧倒的に早い。まだ半分も行かないうちに、前から聡史、後ろから桜に取り囲まれた。
「何処の誰か白狀してもらおうか」
「やれ!」
部隊のリーダーと思しき人の指示で、黒裝束の二人が聡史に向かって刃をらせながら襲い掛かってくる。
「無駄だぞ!」
ナイフが突き出される間合いを見切っている聡史は、軌道の外側にを翻すと手刀を首筋に叩き込む。さらにこちらに向き直ったもう一人には、ナイフを突き出す暇を與えずに鳩尾に拳骨を1発!
剣が本業の聡史だが、徒手格闘においても人間離れしたきであった。たった2発で地面に沈んだ二人は白目を剝いている。
「クソッ!」
殘った一人もナイフを抜いて聡史に襲い掛かる。だが、素早くを翻した聡史に躱されて、逆にばし切った腕を取られてしまう。聡史はナイフを握った手首を捻って後ろ手にすると、そのまま背後に回り込んでもう一方の腕を首に回していく。軽く頸脈を圧迫すると、最後の一人もあっという間に崩れ落ちた。
「お兄様! こいつらはどうしましょうか?」
「持ちを探ってから、表の道路に放り出しておこう! どうせ仲間がその辺にいるだろうから、回収させればいい」
「ずいぶん穏便なんですね」
「せっかくの旅行中だからな。楽しい思い出に嫌な記憶を紛れ込ませたくない」
「それもそうですわね。では、この仕返しは改めて別の機會にということですね」
「そうだな」
こうして聡史と桜は、倒れている男たちが所持していた呪符や連絡用のスマートホンなどを回収してから、彼らを次々に塀越しに外に放り出していく。敷地に殘しておくと、旅館に迷がかかる。せっかく良くしてもらったのだから、立つ鳥跡を濁さない方針だ。
二人して建の外からジャンプして、先ほど飛び出した窓から館に戻ると、そのまま何食わぬ顔でそれぞれの部屋へと戻っていく。
翌朝……
「ふわぁぁぁぁ! 昨日はゆっくり寢ましたぁぁ! 桜ちゃんはグッスリ寢られましたか?」
「ええ、明日香ちゃん! とってもよく寢られました。そうです! よかったら一緒に朝風呂に行きましょう!」
「いいですねぇ! 風呂上りは、コーヒー牛で決まりですね!」
「腰に手を當てて一気に飲み干すのが、溫泉コーヒーの正式な作法ですからね!」
二人仲良く大浴場へと向かっていく。
こうして夜中の事件は誰も知らないままに幕を引いた。兄妹も口をつぐんで何も語らぬままであった。
一夜明けて、學院生たちは午前中に出港する遊覧船に乗って、甲板で寫真などを撮ったりしながらはしゃいで過ごしたのちに、午後の電車で學院へと戻っていく。
夏の思い出を各自がにして、明日からの厳しい訓練にを投じていくのであった。
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