《異世界から日本に帰ってきたけど、やっぱりダンジョンにりたい! えっ、18歳未満は止だって? だったらひとまずは、魔法學院に通ってパーティーメンバーを育しようか》68 學年トーナメント決勝戦
ついに優勝者が決定……
模擬戦週間7日目、いよいよベスト16が出揃って、ここからさらに熾烈なトーナメントが繰り広げられていく…… はずだったのだが、今年の1年生に限っては、ずいぶんと様相が異なっている。
近接戦闘部門トーナメントのベスト16ともなると男子生徒で占められる場合がは殆どだったにも拘らず、今年に限っては明日香ちゃんとカレンという子2名が名を連ねている。
しかも明日香ちゃんに至っては、完全ノーマークのEクラスの生徒であった。なぜここまでの快進撃が可能となったのか、その理由を知らない生徒は未だに首を捻っている。しかも1回戦では優勝候補の筆頭であった勇者を負かしているだけに、ここへきて俄然優勝候補の一角に名前が挙がっているのであった。本人がどれだけ負けたがっているとも知らずに……
余談であるが、殘念ながら晴は3回戦で姿を消したものの、それでもEクラス子としては大健闘と稱えられる績であった。
そして4回戦……
「勝者、赤!」
「また勝ってしまたぁぁ!」
スタンドで見學している生徒には理解不能のびを上げながら、明日香ちゃんは控室へと戻っていく。
「勝者、青!」
「ありがとうございました」
メイスの猛威で相手をダウンさせたカレンは、回復魔法を掛けてから控室へと戻る。
この日は午前中に4回戦8試合と、続いて午後には準々決勝4試合が組まれており、勝ち殘った生徒は初めて1日に2試合をこなす予定となっている。
午後には一番乗りで、明日香ちゃんが登場した。今度こそ! と心に期するものがある様子だが、勝利の神はどうにも明日香ちゃんに意地悪をしたいらしい。負けたくて必死なのに、どうしても明日香ちゃんに向かってニッコリと微笑んでしまう。
ついに明日香ちゃんが準決勝一番乗りとなった。控室へと戻っていく明日香ちゃんを、桜が出迎える。
「桜ちゃん…… なんで負けたいのに負けられないんでしょうか?」
「明日香ちゃん! 運命には逆らえないんですよ! 流れにを任せるしかありません」
「負ける流れって何処かにないんですか?」
「その辺にいっぱい転がっていますよ。でも明日香ちゃんは、ここまで勝つ流れに乗り続けていますからねぇ…… そうそう簡単に流れは変わらないかもしれないですね」
「いえ、次の対戦で必ず負けをこの手で摑みます! 摑んでみせます!」
「そんなことを張って言われても、私はどう返せばいいのか言葉が見つかりませんよ!」
「それよりも桜ちゃん! 3時のおやつの時間です! 食堂に急ぎましょう!」
「まだカレンさんの試合が殘っていますから、そちらが終わってからですよ!」
今にも食堂にダッシュしそうな明日香ちゃんを桜が止める。明日香ちゃんは、とっても殘念そうな表で防を解いてスタンドに向かうのだった。
「勝者、青!」
審判の勝ち名乗りにカレンが一禮する。その後に対戦相手に回復魔法を掛けてから控室へと戻っていく。1回戦からここまで、カレンの対戦相手は試合終了まで立っている者はいなかった。全員がダウンさせられて、カレンの回復魔法のお世話になっている。
こんなに強い回復役ならば、一人パーティーにいるだけで凄い戦力であろう。だが聡史たちのパーティーにあってこのカレンの武勇程度は、あくまでも護用に過ぎない。それほど突き抜けた実力者揃いなというのは、他のパーティーからしたら羨ましい限りであろう。
こうして1年生のベスト4が出揃う。ひとまず上位を目指す生徒の第一目標がこのベスト4であった。この4名が自的に全學年トーナメントへと駒を進めるのだ。
ベスト4に殘っているのは、明日香ちゃん、カレン、Aクラスの男子が2名という図式であった。対戦は明日香ちゃんとAクラス男子の片方、カレンと殘りの男子となっている。
ベスト4が決定して、そのAクラスの男子2名が話をしている。
「お前はいいよな。相手は勇者殺しだろう。まだ何とか付けるスキがあるじゃないか!」
「そうだよなぁ… 俺も張飛を相手にどう戦おうかというプランが全く浮かばない。あれは本のバケモノだ!」
この二人は知らない。明日香ちゃんとカレンは常日頃から桜の訓練の元でしょっちゅう槍と棒をえている間柄だ。そして今までカレンは一度も明日香ちゃんに勝ったことはなかった。
知らないことというのは実にいいことであろう。ただし、どの道彼らからすると、カレンも明日香ちゃんもはるか彼方の実力の持ち主であるのは間違いない。
模擬戦週間8日目、今日は午前中に準決勝2試合と、午後に決勝戦が組まれている。トーナメントの大詰めということもあって、スタンドには1年生全員が集まっている。
ちなみに魔法部門は鈴があっさりと優勝を決めている。參加する人數がないので、一足先にトーナメントが終わっていた。
そして準決勝2試合はあっさりと終る。
勝ち殘ったのは、明日香ちゃんとカレンであった。
現在この二人は、晝食のために食堂にやってきている。普通に食事を終えて、桜と明日香ちゃんがデザートまできっちり食べ終えた時、カレンが明日香ちゃんに向かって話を切り出した。
「明日香ちゃん! 決勝は私たちの対戦ですが、一つだけお願いがあります!」
「カレンさん、何でしょうか?」
「せっかくこうして、またとない舞臺で対戦できるのですから、明日香ちゃんは全力を出してください! 私も全力でぶつかりますから!」
カレンの瞳は真剣そのものであった。この雰囲気は絶対に『負けたい』などと明日香ちゃんに言わせない覚悟のようだ。當然カレンの気持ちは明日香ちゃんに伝わってくる。
「カレンさん! わかりました。決勝は全力でぶつかりましょう! どうせ最後ですから、思い殘すことなく戦います!」
明日香ちゃんもついに覚悟を決めたようだ。これまでの対戦とは違って、カレンを倒すための戦いをしようと心に決めている。というのは、決勝が終わればもう模擬戦はお仕舞だという勘違いをしているからだ。全學年トーナメントの話など、最初からてんで聞いてはいない明日香ちゃんであった。
◇◇◇◇◇
午後2時、いよいよトーナメント決勝戦が開始される。
「ただいまから1學年近接戦闘部門の決勝戦を開始します。選手場」
アナウンスが流れると、スタンドから歓聲が沸き起こる。どちらが勝っても魔法學院史上初となる子の優勝者が決まる試合を前にして、詰め掛けている生徒たちは大盛り上がりだった。そして選手に送られる聲援の大半は、Eクラスのモテない男子からのカレンへの歓聲であった。
「カレンさ~ん! 一目こっちを向いてくれ~!」
「誰がテメーの汚い顔を見るんだよ! 俺のほうを向いてくれ~!」
「なんだとぉぉ! 俺の顔が汚かったら、オメーの顔なんかドブだろうがぁぁぁ!」
「ハエがたかるウ〇コみたいな顔しやがって! 誰がドブだっていうんだぁぁ!」
汚同士の醜い爭いがスタンドで発生している。今にも摑み合いのケンカが始まりそうな勢いであった。死ぬまでやっていろ!
一部のバカが騒いでいるスタンドの向などまるっと無視して、フィールドでは審判から改めて注意事項が説明されている。対戦する両者は真剣な表で聞いているようだ。だが……
(やっとここまで來ましたぁぁ! これが最後の試合だと思うと、なんだか嬉しくなってきますよぉぉ! 自由時間ができたら、何をしましょうか?)
明日香ちゃんは、相変わらずであった。
そして両者は開始戦に立って合図を待つ。さすがに明日香ちゃんも真剣な表へと変わっている。
「試合開始ぃぃ!」
審判の手が振り下ろされると、10メートルの距離を置いて明日香ちゃんとカレンが向き合う。半の姿勢で槍を構える明日香ちゃんに対して、同様にカレンも半になってメイスを構える。
互いに手のを知り盡くしているだけに、慎重になって中々前へ出ようとはしない。
シーンとしたスタンドの全員が、どちらがき出すのか固唾を飲んで見守っている。しばしの張の時間が経過して……
「ヘクション!」
なんとこの張を打ち破ったのは、明日香ちゃんのクシャミであった。どうにもこの娘は、張が持続しない格のようだ。
「今です!」
明日香ちゃんがクシャミをしたというまたとない好機を逃さずに、カレンが踏み込んでいく。手にするメイスで明日香ちゃんの槍を打ち払って、そのまま止めを刺そうと力を込めている。
この瞬間、スタンドの誰もがカレンの勝利を予した。あの暴風のようなメイスの一撃にあったら、さすがの明日香ちゃんも吹き飛ばされるであろうと考えた。だが……
ガキーン!
明日香ちゃんが握る槍は、カレンのメイスをけ止めて微だにしない。カレンのメイスをけ止めるくらいは、明日香ちゃんにとっては造作もないことであった。たとえクシャミをして致命的なスキを曝そうとも、槍レベル4は伊達ではない。
そしてそこから両者の激しい打ち合いが始まる。槍とメイスが互いを撥ね退けようとして火花を散らす。
だがこうして正面から打ち合うと、次第に明日香ちゃんが優位に立っている狀況が誰の目にも明らかとなってくる。カレンは棒レベル2で、いわば段位を取ったばかりの技に対して、明日香ちゃんは槍レベル4で2段階も上なのだ。
今まで対戦してきた相手を一撃で吹き飛ばしたカレンのメイスをけ止めて、さらにそれを上回る攻撃を繰り出している明日香ちゃんに、観衆からため息がれる。あの重たいメイスをけ止めるだけでも困難なのに、さらにそこから返して反撃に出るなど、どうあっても考えられない技であった。
さらに明日香ちゃんが攻勢に出ていく。槍のきは激しさを増して、対応するカレンのメイスが遅れがちになってくる。そして……
ビシッ!
カラン!
明日香ちゃんの槍がカレンの小手を捉えて、カレンはメイスを取り落とした。そのまま明日香ちゃんは穂先をカレンの元へ突き付ける。
「そこまでぇぇ! 勝者、赤!」
ウオォォォォォォォォォ! という歓聲がスタンドを包む。攻めたカレンは見事であり、それを返して反撃に出た明日香ちゃんも、また見事であった。これほどの白熱した対戦が、それも子の間で行われるとは、誰もが思ってはいなかったかもしれない。
「やったぁぁぁぁ!」
明日香ちゃんは両手を空に突き上げる。それは、ようやく模擬戦から解放されたという喜びの表現であった。斷じて勝ったことを喜んでいたわけではない。明日香ちゃんにとっては、勝ち負けなど最初からどうでもよかったのだ。
パチパチパチパチ!
だがあたかも勝利を喜んでいる姿の明日香ちゃんに対して、スタンドからは惜しみない拍手が沸き起こる。何も知らない生徒に皆さんには、明日香ちゃんはどうか謝ってもらいたい。
「明日香ちゃん! さすがでした。まだまだ私では、とても敵いません!」
「カレンさん! 模擬戦が終わったお祝いに、これからパフェを食べましょうよ!」
「えっ! 終わった?」
だが、カレンはそれ以上何も言えなかった。なぜなら明日香ちゃんは翼が生えたかのように、控室に戻っていったからだ。
そして控室では、桜が明日香ちゃんを迎える。
「明日香ちゃん! ついにやりましたねぇ! 優勝なんて、見直しましたよ!」
「桜ちゃん! それよりも、これでやっと模擬戦が終わりました! 自由時間は何をしましょうか?」
「えっ! 明日からは全學年トーナメントが始まりますよ! 今度は私とお兄様も參加しますから、とっても楽しみです!」
「ええええええ! 桜ちゃん、それってもしかして……」
「はい、今回のトーナメントでベスト4にった人は自的に參加ですから! 明日香ちゃん、明日以降も模擬戦は続きますよ!」
「そ、そ、そ、そんな話は聞いてないですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅl!」
防を著けたままで、床に崩れ落ちる明日香ちゃんであった。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。この続きは月曜日に投稿します。
たくさんの方々に閲覧いただいて本日の順位は26位… もしかして明日香ちゃんの人気が発か? カレンさんも大暴れしますので、こちらもどうぞ応援してください。
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