《異世界から日本に帰ってきたけど、やっぱりダンジョンにりたい! えっ、18歳未満は止だって? だったらひとまずは、魔法學院に通ってパーティーメンバーを育しようか》81 深部攻略 3
次第に深い階層へと進んでいく聡史たちは……
手本と稱した桜が、有り得ない方法でオーガやシルバーウルフを倒した件で、鈴は聡史に助けを求めている。
「聡史君! 桜ちゃんの遣り方なんてサッパリ參考にならないから、もっと的な倒し方のヒントを教えてくれないかしら?」
「ハハハ、確かに桜の遣り方なんて、俺にもマネが出來ないから無理もない」
聡史は苦笑した表を鈴へと向けている。聡史すらマネが出來ないなんて、桜という存在はどこまで突き抜けているのだろうか?
「そんな笑っていないで、早く教えてよ!」
「そうだな。基本的にはオークと一緒だ。まずは足を止めてから止めを刺す。最初に鈴の魔法を飛ばしてから、明日香ちゃんが止めを刺していくのがいいだろう。ただし……」
「ただし?」
「オーガの皮は頑丈だ。並みの威力の魔法では弾き返されてしまう。今までの2倍程度の魔力を込めて発するといいだろう」
聡史から的なアドバイスをけた鈴は真剣な表で頷いている。最初の魔法の一撃が決まって有効打になるかどうかで、パーティーとして優位に戦いを進められるかどうかという重責を擔うだけに、オーガが相手にどの程度の威力の魔法を撃ち出そうかと考えているようだ。
そして……
「この先に大きな影が見えますね。オーガがいますよ。まだ反対側を見ているようなので、私たちには気が付いていません」
「私から行くわね」
隙だらけのオーガに向かって、鈴のファイアーボールが飛び出していく。魔力を倍にしているだけあって、今までとは燃え上がる炎が目に見えて大きい。
「グガァァァァ!」
ファイアーボールはオーガの背中に著弾して通路を揺るがす発音を上げる。熱風の殘滓がこちらにも屆いて、顔面が火照ってくるような衝撃であった。
「鈴ちゃん、ちょっと威力が高すぎましたね。オーガが一撃でバラバラになっていますよ」
「どうやら鈴のスキルが働いているようだな」
「私のスキル?」
桜が結果を確認すると、なぜ魔力を倍にしただけでこのような高威力になったかという事象に関して、聡史が原因の解説を始める。
「鈴のスキルの中に〔魔力ブースト〕があっただろう。魔力を込めれば込めるほど、威力にブーストが掛かるんだ。だから2倍の魔力量のはずが3倍の効果を上げるという現象が発生する。これほどまでに魔法の効果が上昇するということは、どうやら鈴のスキルは相當優秀なんだろうな」
「鈴さん、凄いスキルですね!」
カレンが鈴のスキルを褒めている。魔法使いにとっては、魔法の威力が上昇するというのは最も喜ばしい出來事だ。それを鈴は所持しているスキルで簡単に実現するなんて、あまりにもその能力が魔法使いとして恵まれている點に素直に帽している。魔法ブーストがあれば、ない魔力でより強力な魔法を放てるという利點が、何よりも大きいのであった。
「カレン、ありがとう。でも、威力を慎重に制しないと、思わぬ事故を招きそうでちょっと怖いわね」
「そうだな、鈴は自分で魔力の量を調整して、上手く加減してもらえるか?」
「ええ、わかったわ。次は1.5倍程度に抑えておきましょうか」
ということで、鈴がオーガを相手にして適切な威力を何度か試していく。その結果、當たり所にも左右されるが、オーク相手の1.4倍の魔力で最も効率よくダメージを與えることが可能という結論に落ち著いた。従來ゴブリン相手の時には込める魔力は5、オークでは10で、オーガに対しては14でよいという結論だ。鈴の魔法の前では、いかに皮が頑丈で魔法が効きにくいオーガも、所詮は敵ではなかった。
鈴の魔法がオーガに対しても依然有効であると確認できたので、パーティーは前進を再開する。これで問題は無くなったと思いきや、もう一つ大きな壁が立ちはだかっていた。もちろん、言わずと知れた明日香ちゃんである。
鈴の魔法で両足を吹き飛ばされてけなくなったオーガに、明日香ちゃんがトライデントを構えて突進する。だが……
ヘブッ!
上半だけで必死の抵抗をするオーガの怪力に、明日香ちゃんは吹き飛ばされて通路の壁に激突した。
「明日香ちゃん、今助けます!」
壁に叩き付けられてきできなくなった明日香ちゃんに、カレンが駆け寄ろうとする。その時、カレンの真橫から小柄な影がきを開始して、あっという間に手負いのオーガの前に立っていた。
「私の親友の明日香ちゃんが、いくらヘタレの怠け者で甘いの食べ過ぎでブクブク太っているからって、よくもやってくれましたね!」
「桜ちゃん、本當に明日香ちゃんを庇う気持ちがあるの?」
「実態に近いとはいえ、もうちょっとオブラートに包まないと…」
桜の明日香ちゃんに対するあまりの言い草に、鈴とカレンがそこまで言わなくても… という表を浮かべている。ただし彼たちも決して否定はしていない點を、聡史は見逃さなかった。
(大合っている)
聡史の心の中での呟きだ。
手負いのオーガは、目の前に立つ桜に向けてその剛腕を振るう。だが桜にあっさりと躱されると、やや前のめりになっている上半に目にも留まらない前蹴りを食らって、通路の端まで転がってから壁にぶつかってようやく停止する。もちろんそのままご臨終の模様だ。
オーガを排除してから、鈴とカレンが明日香ちゃんの元に駈け寄る。壁際に倒れている明日香ちゃんを二人掛りで抱きかかえると、明日香ちゃんはうわ言のように呟く。
「鈴さん、カレンさん、どうもお世話になりました。私はもうダメです! このまま天國で幸せに……」
「おでこをぶつけて鼻が出ているだけでしょうがぁぁぁ!」
「はい、回復魔法ですよ。早く立ち上がってくださいね」
カレンの右手から発せられる白いが明日香ちゃんを包み込む。すると、明日香ちゃんは何事もないように立ち上がった。
「はぁ~… 痛くて死ぬかと思いました! でも桜ちゃんの訓練に比べたら、全然可いものです!」
「明日香ちゃん、一どういう訓練をこれまでに経てきたのかしら?」
鈴がジトーっとした視線を桜へと向けている。桜は吹けもしない口笛を吹く真似をして、視線を宙に泳がせている。カレンは桜の訓練の一端を理解しているだけに、『ああ、なるほど!』という納得顔だ。
「明日香ちゃんのレベルでは、どうやらまだオーガ相手に力負けするようだな」
聡史が原因を冷靜に分析している。明日香ちゃんのレベルは現在27で異世界の冒険者に例えるとDランクりたての中堅クラスに相當する。対してオーガの討伐推奨ランクはCランク以上と定められており、現在の明日香ちゃんが力負けしてしまうのも頷ける話であった。
「そうなると、明日香ちゃんはオーガが出てきたらしばらくは様子見ですかねぇ~」
桜の一言に、俄然明日香ちゃんが乗り気になってくる。
「そうですよ、桜ちゃん! しばらく私はお休みということで、桜ちゃんに任せますから」
だが、この明日香ちゃんの都合のいい申し出に待ったを掛ける人登場。
「明日香ちゃん、どうか安心してください。私が攻撃力アップの魔法を掛けますから、明日香ちゃんなら必ずオーガを倒せます!」
「いやいや、カレンさん。貴重な魔力を私の為に使うのは申し訳ないですから」
「大丈夫ですよ! 私が全力で明日香ちゃんを支援しますから、大船に乗った気持ちでオーガに立ち向かってください」
明日香ちゃん的には、『そうじゃない! カレンの気持ちはありがたいけど、そうじゃないんだぁぁ!』と心の底からびたいのだが、カレンにしては珍しくまったく空気を読もうとはしなかった。明日香ちゃんは、カレンによってグラグラと煮え立つ熱湯風呂へ飛び込まざるを得なくなっている。
こうして明日香ちゃんは、否応なくオーガとの再戦に無理やり挑む定めとなった。本人は全力で回避したいところであるが、後ろを進むカレンはすでにいつでも補助魔法が発可能な準備を整えている。ありがた迷この上ない。
しばらく進むと、通路の向こう側には大柄なシルエットが浮かび上がる。もちろんその正は巨大な棒を手にするオーガであった。獲を狙う獰猛な目をこちらに向けて大で接近していくる。
「ファイアーボール」
鈴の魔法はの真ん中で炸裂して、オーガの腹部に傷を作ると同時に片手を吹き飛ばす。その様子を見た明日香ちゃんは、しぶしぶトライデントを手にして接近を開始する。
「攻撃力上昇」
明日香ちゃんの背中に、カレンの補助魔法が飛んでいく。いつのまにかカレンのスキルレベルが上昇した果で、攻撃力を30パーセント上昇させる優れた効果を発揮してくれる。
槍を構えた明日香ちゃんは、オーガに慎重に近づきながら隙を探す。オーガは傷を負ってもなおもその闘志は止むことなく、爛々と輝く目で明日香ちゃんを睨み付けている
「ウガガガァァァ!」
膝を突いた姿勢のままで咆哮を上げるオーガ、だが明日香ちゃんは怯まずに向かっていく。オーガは迫りくる明日香ちゃんに向かって、無事な右手で棒を振るう。
ガキッ!
先ほどは明日香ちゃんのごと吹き飛ばされた棒の一振りであったが、今度はトライデントががっしりとけ止めている。カレンのおかげでオーガと互角に渡り合うだけのパワーを、明日香ちゃんは得ているのだった。
「えい!」
棒をいなすと、明日香ちゃんはオーガの肩口にトライデントを突き刺していく。いかに固いオーガの皮であっても、神槍の切れ味には抗することは不可能であった。突き刺された傷口から電流が流れて、オーガは絶命する。
「ふひぃ~… 何とか仕留めました」
こうして明日香ちゃんのオーガ討伐は、無事に功するのであった。
この調子で13階層を抜けて、14階層へと降り立っていく。ここでも登場する魔はさして変わらぬラインナップであった。特に何事もなく通過すると、いよいよ15階層へと降りていく。
15階層では、オーガジェネラルという上位種が登場したが、カレンの補助魔法に助けられた明日香ちゃんは毎回ギリギリの戦いぶりで討伐に功した。おかげで相當命の遣り取りを學んでいるようだ。もっとも安全第一がモットーの明日香ちゃん本人は、一番避けたいと思っているだろうが……
こうしてパーティーは、ついに15階層のボス部屋の前に立った。
「お兄様、考えられるこの部屋の主は、オーガキングですね」
「おそらくそうなるだろうな。さて、誰が倒すか決めておこうか」
聡史の呼び掛けに真っ先に反応したのは桜であった。
「お兄様、どうかこの場は私にお任せを! 一撃で倒して見せますわ」
「桜ちゃん、私と明日香ちゃんのコンビに任せてよ。相手がオーガキングでも、絶対に負けないから」
「鈴さん、いよいよこの場は私の神聖魔法の出番ですよ! 跡形もなく吹き飛ばしますから」
桜、鈴、カレンの自信ありげな表が並んでいる。ここで聡史も釣られるように……
「そうか、みんな頼もしいな。この場は、俺がやってもいいぞ」
「「「「どうぞ、どうぞ、どうぞ!」」」」
「ダチョウ倶楽部かぁぁぁぁ! いつの間に打合せしていたんだぁぁぁぁ!」
こうして聡史がボス部屋にいるオーガキングの討伐役を押し付けられた。すかさず桜が…
「お兄様、この刀を試してみてください。銘は〔鬼斬り〕と申します、鬼を相手にするならばこれ以上の切れ味はない刀です」
「ああ、例の刀か」
桜がアイテムボックスから取り出した一振りの見事な刀を聡史に手渡す。この鬼斬りと銘打たれた刀は、桜が異世界にて討伐した皇帝オーガの角をドワーフの名工が研ぎだして刀に仕立てた、切れ味と刃毀れ一つしない頑丈さは折り紙つきの逸品である。
こうして鬼斬りを手にする聡史を先頭にしてボス部屋へと踏み込んでいくと、そこには予想通りオーガキングに率いられた20のオーガ軍団が待ちけていた。
「刀の錆びになれ!」
キンという音を立てて聡史が鯉口を切り刀を抜くと、黒りする見事な刀が現れる。漆黒の刀に浮かぶ刃文も鮮やかに、波打ったしい蕓のような造形を描いている。
「グオ?」
聡史が手にする鬼斬りを見て、オーガキングの顔にはて?… という表が浮かぶ。やがて刀の材質が何に由來するのか理解したオーガキングは、憤怒の形相へと変貌していく。同族の角を太刀に変えられていると、どうやら理解したようだ。
オーガキングの怒りに後押しされて、配下のオーガ軍団が一斉に聡史へ突進する。手にする棒を振り上げて、こちらも怒りに満ちた形相で迫りくる。
「遅いな」
聡史はそう一言呟くと、鬼斬りを手に上段に構える。20に及ぶオーガの軍団に真一文字に鬼斬りを振るうと、空間を斬撃の刃が駆けていく。
「グギャァァァ!」
「ウガァァァ!」
宙を飛ぶ斬撃を正面から食らったオーガたちは、たちまちのうちに切り伏せられて床に骸を曬していく。すでに一面はの海となっている。
「さあ、サシの果し合いだぞ」
「ウガァァァ!」
ニヤリと笑みを浮かべる聡史の挑発にまんまと乗ったオーガキングは、咆哮を上げながら聡史に向かってくる。手にするのは差し渡し2メートルに及ぶ大剣、大上段からオーガキングの剣が聡史に迫ってくる。
キンッ!
だが聡史は、その怪力などものともせずに大剣を片手でけ止める。軽く力を込めてオーガキングの巨を後方に撥ね飛ばしては、再び剣を構える。
「次で決著をつけてやる」
聡史は鬼斬りを正眼に構えて、オーガキングは再び大上段に構えて突進する。二つの影が錯したのちに、再び離れていく。
バタン!
床が揺れるほどの大音響を立てて倒れたのは、オーガキングであった。そのの半分以上が切斷されて、すでに蟲の息となっている。対する聡史は、刀のを振り払って鞘に戻している。
「さすがはお兄様です」
鬼の王であっても、レベル400近い聡史が相手では如何せん分が悪かった。勝負は呆気なく終わっている。
こうしてドロップアイテムを拾ってから、聡史たちは新たなる階層へと向かっていくのであった。
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8 116 - 連載中8 章
異世界は今日も平和(個人的見解)なので、喫茶店を経営します
異世界転生特典でゲットした能力は3つ ①冷蔵・冷凍機能付きシェルター ②倒した敵の能力を吸収できる包丁 ③売り上げに応じて敷地が増える移動可能な喫茶店 ちょっと魔王とかいるけど、この能力を使って、世界一の喫茶店、目指します _______________________ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【創作ポータルサイト】 http://memorand.html.xdomain.jp/kenkai.html 簡単ですがキャラ紹介などアリマス _______________________ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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