《異世界から日本に帰ってきたけど、やっぱりダンジョンにりたい! えっ、18歳未満は止だって? だったらひとまずは、魔法學院に通ってパーティーメンバーを育しようか》82 深部攻略 4
いよいよダンジョン深部にっていく聡史たちの前には……
16階層に降りてきた聡史たち。この階層の特徴を一言で言い表すならば、爬蟲類階層であった。登場してくる魔たちは、恰もデパートで時々催される大爬蟲類展のような趣がある。
最初に登場したのは、緑のをウネウネとくねらせて通路を進むグリーンバイバーであった。長5メートルにも及ぶ長いで獲に巻きつく他、その牙には大型の哺類でも數秒で死に至らしめる強力な毒を持つ大蛇である。しかも口から常に紫の毒の息を吐き出しており、接近するだけで猛毒がに回ってしまう可能がある厄介な相手であった。
だが……
「いや~! ヘビ嫌い~!」
鈴の右手から反的にダークフレイムが放れる。鈴は子供の頃からヘビが嫌いであった。主にその理由は、桜が田んぼで捕まえてきたヘビをわざわざ鈴に見せつけたおかげだ。子供の頃から怖いものなしの桜に、鈴はヘビ嫌いというトラウマを植え付けられていた。
とはいうものの、ヘビ嫌いな鈴のおかげで危険なグリーンバイパーは漆黒の炎に包まれてのた打ち回りながら消し炭になっていく。燃え殘った跡には緑のヘビ革が落ちている。ハンドバッグにすれば裕福なご婦人方のコレクションとして人気が出るに違いない。
次に現れたのは、大トカゲであった。コモドドラゴンをもう一回りスケールアップしたような長5メートルを超えるトカゲ型の魔で、ジャイアントリザードと異世界では命名されている。こちらも牙に毒があって、噛みつかれると迅速な解毒が行われなければ命に関わる。大口を開いてこちらを威嚇するジャイアントリザードだが……
「アイスアロー!」
聡史が瞬時に放った魔法はその開いた口の中に向かっており、文字通りジャイアントリザードのを串刺しにしていた。こちらも魔法の一撃で片が付いてしまう。
その後、ブラックアリゲーターといったワニの仲間や、ブラックアナコンダという10メートルを超える大蛇などを倒しながら、パーティーは通路を突き進んでいく。その途中で鈴、明日香ちゃん、カレンの3人は再三レベルアップを繰り返して、ついには全員レベル30を超える。
昨日ダンジョンにる前から各々が4~5ランク上昇しているのは、いかに下の階層で得られる経験値が高いかという事実を語っている。
「凄いですねぇ。あっという間にレベル30を超えるなんて、なんだか信じられませんよ」
「明日香ちゃんの言う通りね。學院に在學中にここまでレベルが上がるなんて、思ってもみなかったわ」
「本當ですね。聡史さんと桜ちゃんに出會ったおかげです」
明日香ちゃん、鈴、カレンの3人が目を丸くしていると同時に、兄妹に向かって謝をしている。クラスメートたちと比較してもすでに3倍のレベルに達するなどという出來事が、彼たちには中々現実としてけ止められないのであった。
続く17階層も爬蟲類のオンパレードが展開されていく。こちらの階層も特に何事もなく通過して、18階層へ降りていく階段を発見したところで、ようやく休息にる。すでに時間は夜の9時を経過しており、ここまで晝食以外にさしたる休みも取らずに強行軍で進んできただけに、子3人には疲労のが濃くなってきた。
階段に最も近いセーフティーゾーンで食事を取ってから一夜を明かす。
◇◇◇◇◇
翌朝、時間の制約もあるのでここから先に進むか、それとも引き返すか相談しながら朝食を取る。
「學院に提出した屆は、今日の19時までには戻ると記したからな。そろそろ上に引き返すことも視野にれないと、時間には戻れなくなるぞ」
「お兄様、止むを得ない事で時間までに戻れないケースもありますわ。心配を掛ける可能はありますが、ここまで來たら20階層を目指すべきです」
結局桜の強引さが勝って、このまま午前中いっぱいは下に降りていこうという結論に達した。
ということで、一行は18階層に降り立つ。この階層は、節足の寶庫と言える階層であった。サソリやクモの仲間の魔が不気味な姿を現してくる。しかもほとんどの魔が猛毒を持っているので、中々タチが悪い階層であった。時にはカマキリ型の魔が4本ある鎌を振り下ろしながら迫ってくるので、鈴の魔法が次々に火を噴いては手早く倒していく。
19階層も同様な魔は登場してくるので討伐は捗って、午前10時を回らないうちについに目標であった20階層へと降り立つ。だが……
「はぁ~… なんだか來るんじゃなかったですねぇ~」
明日香ちゃんは大きなため息をついている。その理由は、またもやアンデッド階層だったからに他ならない。
しかも下級のゾンビなどは一切登場せずに、ダークスケルトンやスケルトンナイト、時には実のない幽霊のようなレイスなど、神聖魔法でないと倒せない厄介な相手が通路に出てくるのであった。
「うう、幽霊よりはマシですが、ホネのお化けも怖いですぅ!」
と言いながら、明日香ちゃんはトライデントを振るっている。相手は鎧姿のスケルトンナイトで、剣と楯を巧みにっては明日香ちゃんの槍を撥ね返してくる。最初のうちは死者とは思えない魔の剣の扱いに苦戦していた明日香ちゃんだが、ある時を境にして俄然優位に立てるようになった。
それはついに槍スキルがレベル5に上昇したおかげだ。初めてトライデントを手にしてからわずか2月半でここまで到達するとは、學年最下位でクラスのお荷だったあの頃とは見違えるような進歩だ。凄いぞ、明日香ちゃん! やればできる子だ。
明日香ちゃんの神槍がスケルトンナイトの頭蓋骨に突き刺さる。槍からは聖なる魔力が放出されて、魔は浄化されて消え去った。
「聖(ホーリーライト)」
実がないレイス相手には、カレンの神聖魔法が大活躍をする。あっという間にレイスを浄化しては、周辺の淀んだ空気まで新鮮なへと変化させていく。
通路に湧き上がるアンデッドを討伐しながら、パーティーはついに20階層のボス部屋までやってきた。
だがピッタリ閉じた扉のわずかな隙間かられ出してくる瘴気から考えると、この部には相當強力なアンデッドが潛んでいるのは間違いなさそうだ。
「さて、思案のしどころだな。このまま部に踏み込むか、それともボス部屋を確認したところで引き返すかだ」
「お兄様、何を眠たい事を言っているんですか! この場は突撃あるのみです!」
「桜ちゃん、中にはお化けの親分がいますよね。絶対いますよね!」
突撃を主張する桜と込みする明日香ちゃんだが、聲が大きい者の意見に周囲が流されるのはままある事。結局ボス部屋を攻略してから引き返そうという意見でまとまる。
「カレン、頼りにしているぞ。それから鈴は闇魔法は使用するなよ。アンデッドに魔力を供給しかねないからな」
「ええ、わかったわ」
アンデッドは闇屬で、闇魔法に耐があるだけではなくて闇の魔力を自らの力に変えてしまう強者も存在する。鈴の切り札がこの場合は逆効果になりうるので、聡史は使用を止している。
立ちはだかる扉を押し広げて部に足を踏みれると、最奧の一段高くなっている壇上には豪奢な椅子に腰掛けている黒い影がある。薄暗くて影の正はり口からではわからないが、更に中に足を運ぶと黒いローブをまとった魔法使いのような姿がそこにはある
だが生きている魔法使いではないのが一目瞭然であった。一見豪華な刺繍や飾りのモールがあしらわれたローブは、長い年月の果てに痛みが進んであちこちがり切れており、見るからにボロボロであった。
それだけでなくて、ローブをまとう本も骸骨に皮だけが張り付いたようなミイラを思わせる風貌で、落ち窪んだ眼窩にはすでに眼球は存在せず、ただただ赤いを宿しているだけであった。ローブに隠れているも痩せ衰えて、おそらくは骨と皮だけの有様であろう。
「リッチのお出ましか」
聡史の呟き通り、玉座を思わせる豪奢な椅子に腰を下ろしているのは、高名な魔法使いが死してなおその妄執ゆえに現世に未練を殘して留まるアンデッドであった。
「聡史君、リッチというのは初めて聞くんだけど、どんな魔なのかしら?」
「強力な魔法使いがアンデッドになった魔だ。魔法攻撃には用心しろ」
「わかったわ。私の闇魔法は効果がないから、魔法シールドを展開するわね」
「頼んだぞ」
こうして聡史たちは、玉座に佇むリッチに向かって一歩一歩足を進めていく。ある程度の距離まで接近すると、突然リッチが立ち上がった。おそらく魔法が屆く距離にり込んだという証であろう。
リッチの骨だけになった右手が徐々に掲げられて、ばした人差し指の先から炎が噴き出してくる。それは、鈴のダークフレイムに匹敵する闇の炎であった。
「こんなものは、桜様には効きませんよ~!」
だがパーティーの最前線に仁王立ちしている桜は両手から夥しい數の衝撃波を飛ばしては、リッチが放つ炎を消し去っていく。さらに炎を全て消し去ってからは、オマケの1発が桜の手から……
「大極破ぁぁ!」
ゴオォォォォ!
ズガガガガーーン!
リッチは咄嗟に魔法シールドを展開したようだが、桜の大極破の前には強風に曬される障子紙も同然であった。シールドを突き抜けた大極破は、そのままリッチに直撃してそのを々に砕いていく。
だが……
「やぱり再生するのか」
聡史に呟き通りに、々になったリッチのは徐々に元の姿を取り戻していく。
「カレン、1発お見舞いしてやるんだ」
「はい」
満を持してカレンが登場する。どうやら一段階上の神聖魔法を放つ構えだ。
「ホーリーアロー」
白いの矢がリッチに向かって飛翔する。
ドガガガーン!
煌めくとともに生じる大発、これならば仕留めたかと一同がと煙が晴れるのを待つ。だが……
「まだ復活するの?!」
さすがにこのしぶとさには、鈴も呆れた目を向けている。
「カレンさんの神聖魔法でも討伐できないとなると、さらに強い聖なる力をぶつけないといけませんね」
桜が見遣る先には、鈴のに隠れて幽霊怖さにを震わせている明日香ちゃんの姿が… だが用があるのは明日香ちゃんではない。明日香ちゃんが手にするトライデントこそが、桜の言うさらに強い力に他ならなかった。
「明日香ちゃん、借りますよ!」
桜は明日香ちゃんの手から引っ手繰るようにトライデントを奪う。ご主人から引き離されたトライデントは『あ~れ~! なんとご無なぁぁぁ』と聲を上げているが、元々桜にもダンジョンの寶箱から救い出してもらった恩があって逆らえなかった。
「そりゃぁぁぁぁ!」
気合一閃、桜は復活したリッチ目掛けてトライデントを思いっ切り投げつける。やめて~! と悲鳴を上げるトライデントは、狙いを過たずにリッチの両目を貫いただけではなくて、その勢いのままにリッチのを後方に飛ばして壁にい付けた。
哀れリッチは、宙ぶらりんの姿でトライデントによって壁に吊るされている。
「ウギャアァァァァァァ!」
聲にならないリッチの苦しみの波がフロアーに響くが、トライデントの聖なる力によってそのは次第にボロボロと崩れていく。まとっていたローブも、長い年月の経過が一気に訪れたかのように形が崩れてボロ布のように床に落ちる。
「あれがリッチのコアだな」
聡史の目は、心臓の位置に赤くる魔石を発見している。
「桜、今一度鬼斬りを貸してくれ」
「どうぞ、お兄様」
桜から手渡された鬼斬りを手にして、聡史は一気に駆け出していく。
「地獄の底に落ちやがれぇぇぇぇ!」
段差を駆け上がった聡史は、手にする鬼斬りでリッチのコアを貫いた。
その瞬間、リッチのは空気に溶けるかのように消え去って跡形もなくなっている。代わりにリッチが立っていた場所には魔法陣が出現した。
「お兄様、この魔法陣は何処へと通じているのでしょうか?」
「中に飛び込んでみないと何とも言えないな。可能があるとすれば、他の階層へワープできる魔法陣かな」
「仮にそうでしたら、1階層まで一気に戻れますね」
「寶箱を開けてから試してみようか」
フロアーに出現した寶箱の中からは、5の魔石が取り付けられているマジックリングが出てきた。おそらく千里が指に嵌めているものと同様の効果があると思われる。火、水、風、土、雷の各屬魔法を容易に発できるであろう。マジックアイテムとしては、かなり重寶しそうだ。
こうして寶箱の回収が終わると、殘すは謎の魔法陣のみとなる。意を決して五人が部に足を踏みれると、陣全がに包まれる。そしてが止むと……
「どうやらここは、1階層のようですね」
予想通りに、各階層をワープできる魔法陣であった。しかも1階層のり口近くに出現しており、これからは手軽に深い階層まで進めることが可能となる。ダンジョン攻略が格段に容易となるのであった。
現在時刻は午後1時半、聡史たちは魔法陣のおかげで予定を大幅に繰り上げて帰還した。各階層の特や、新たに出來上がった階層移可能な魔法陣の説明などを管理事務所で行ってから、學院に戻っていく聡史たちであった。
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8 71 - 連載中7 章
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