《モンスター・イン・エンドアース》3
町に戻ったはいいが、ギルドから東の草原に抜けたせいか、初めて歩く場所だ。何処にいるか分からなくなって、軽い迷子になっていた。多さ迷いながらも、どうにか最初に訪れた広場に來れたぜ。するとやっぱりリリース初日だからか、沢山のプレイヤーがいた。それに対して、商魂逞しい古參のプレイヤーによる店もちらほら。屋臺も並んでいた。ここからなら冒険者ギルドの場所も分かるなと、ホッと一息。
良く良く考えたら、マップを左上に浮かべとけば、迷うこともなかったと思い至り、苦笑していた。人混みに當てられたか、しボーッとしていたら、
「おお~いお前ら、新規プレイヤーだろ、こんなところに固まってられると邪魔になる。俺が指してる方向を真っ直ぐ大通りをこのまま行けば、右側に剣と盾の看板がある。その店が冒険者ギルドだ。ギルドで新規登録すれば、クエストがけられる。そっちに向かえ」
再び、人の流れに逆らえず。冒険者ギルドまで流されるクリスだった。
混みっ混みの大通りからようやくギルドに戻ってからは、手早く付で、クエストの報告を済ませた。
『クエスト1、薬草10×3束(済み)クリア報酬300G。10BP』
『クエスト2、どくけし15×2束(済み)クリア報酬200G、5BP』
『クエスト3、ラビィ討伐×5、ラビィの納品すること(済み)クリア報酬、500G、15BP』
ラビィは17匹討伐していたから。後二回クエスト注とクリア納品を済ませた。レベルUPと討伐BP、クエストBP合わせてようやく112BP、アパート借りるにはし足りないな。続けてクエストやるにも。空腹&眠いと表示された。ゴールドがないが、屋臺でラビィを売ってから、焼きラビィとパンを購して食べてから、冒険者ギルドの宿で睡眠を取った。
その間、一旦ログアウトして、早目の晝食を食べて、
皿を洗い。妹のオヤツを作ってから、自分の部屋に戻って、再びログインする。
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目覚めるとちょうどエンドアースの世界では、夜が明けた時間帯になった。ゲームの世界ではリアルよりも時間の経過が早い。一日約6時間で一晝夜が経過する。フィールドだと夜は危険度が増すので、よっぽどレベルが高くないと夜狩りは厳しい。晝間のレベルとは約二倍近い難易度があがるようだ。
屋臺が出始めるまでまだ時間があるから、先にBP使ってスキルレベルを上げとくのが得策だな。能力UPをレベル3にするには、30BPが必要だがレベルUPを考えると先に、レベルを上げときたい、レベル4までにすると70も使うが、ここはやるべきだな、後は鉱石の知識、レベル2に上げると殘りは31BPか、後は理攻撃耐と魔法防UP、毒耐はしい、理攻撃耐、魔法防UPはレベル2にして、毒耐は取るだけにしとくか、殘り8BPか、あっという間にポイント無くなったな、クッ初日はレベル10まで飛ばさねば。
クリス
職業なし
レベル3
HP33→(39)
MP6
攻撃力25→31
防22→28
素早さ21→27
瞬発力19→25
魔法防5→11
智力9
幸5
戦闘スキル
大剣レベル1
レベル2
アクティブスキル
鑑定レベル1
気配察知レベル1
パッシブスキル
解レベル1
インベントリー
薬草の知識
鉱石の知識
能力UPレベル4
理耐レベル2
魔法防レベル2
毒耐レベル1
うん。これだけ防があれば、初期裝備でも南の森でも何とかなりそうだな、
剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく當たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした。(WEB版)【書籍化&コミカライズ化】【本編・外伝完結済】
※書籍版全五巻発売中(完結しました) シリーズ累計15萬部ありがとうございます! ※コミカライズの原作はMノベルス様から発売されている書籍版となっております。WEB版とは展開が違いますのでお間違えないように。 ※コミカライズ、マンガがうがう様、がうがうモンスター様、ニコニコ靜畫で配信開始いたしました。 ※コミカライズ第3巻モンスターコミックス様より発売中です。 ※本編・外伝完結しました。 ※WEB版と書籍版はけっこう內容が違いますのでよろしくお願いします。 同じ年で一緒に育って、一緒に冒険者になった、戀人で幼馴染であるアルフィーネからのパワハラがつらい。 絶世の美女であり、剣聖の稱號を持つ彼女は剣の女神と言われるほどの有名人であり、その功績が認められ王國から騎士として認められ貴族になったできる女であった。 一方、俺はそのできる女アルフィーネの付屬物として扱われ、彼女から浴びせられる罵詈雑言、パワハラ発言の數々で冒険者として、男として、人としての尊厳を失い、戀人とは名ばかりの世話係の地位に甘んじて日々を過ごしていた。 けれど、そんな日々も変化が訪れる。 王國の騎士として忙しくなったアルフィーネが冒険に出られなくなることが多くなり、俺は一人で依頼を受けることが増え、失っていた尊厳を取り戻していったのだ。 それでやっと自分の置かれている狀況が異常であると自覚できた。 そして、俺は自分を取り戻すため、パワハラを繰り返す彼女を捨てる決意をした。 それまでにもらった裝備一式のほか、冒険者になった時にお互いに贈った剣を彼女に突き返すと別れを告げ、足早にその場を立ち去った 俺の人生これからは辺境で名も容姿も変え自由気ままに生きよう。 そう決意した途端、何もかも上手くいくようになり、気づけば俺は周囲の人々から賞賛を浴びて、辺境一の大冒険者になっていた。 しかも、辺境伯の令嬢で冒険者をしていた女の人からの求婚もされる始末。 ※カクヨム様、ハーメルン様にも転載してます。 ※舊題 剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく當たるので、絶縁して辺境で出直すことにした。
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