《モンスター・イン・エンドアース》シークレットクエスト2
川は直ぐに見つかった。仕掛けは五つあって、マップに載っていた。
近い所から順番に回っていくことにした。最初の仕掛けは流されないようにロープで近くの木に結ばれて沈められていた。ゆっくり引っ張ると、中に泥がったのか、なかなか重かった。引き上げると中にはヤマメが二匹っていた。まだ生きていたので素早く仕留めてから、イベントリーにしまった。仕掛けはふたたび川に投げる。
これを三回続けたが、ってたのは最初のだけだった。
4つ目はやや上流に向かい歩いて
仕掛けに向かう、途中鑑定していると。山椒の群生地を見つけることができた。し殘して後は回収する。
これで商業ギルドに登録出來れば、わりとまとまったゴールドが手にはいるかもな、
「こいつだな」
淺瀬にある仕掛けは、石が乗せられていた。仕掛けを取り出すと、中にはぶっというなぎが一匹、沢蟹、川海老が沢山っていた。全部イベントリーにしまえた。どうやらモンスター以外なら命があってもしまえる仕様らしい。
最後の仕掛けを回収するとさらにうなぎが二匹手にった。ついでに水汲み、洗濯を済ませた。
「ん?、この辺りの石には鉄が多く含まれてるな、もしかしてもっと上手になら鉱石が採掘出來る場所があるのかも」
鉱石の知識があると勝手に石に関しては、貴金屬が含まれると分かるスキルのようだ。これは便利だ。ただ手に取らないと分からないようだが、殘念ながら採掘道がないので、そのってことだな、
小屋に戻り、アルガンに教えて貰いながらヤマメを捌いたら塩をふって串に刺してから焼いた。ここのところまともな食事を取ってないって言うので、保存用の乾燥野菜、秋に採った乾燥キノコを出に。自分で作った干しを言われるまま指で裂いて、水で戻し、それを鍋で煮ただけのスープ、マレンダが持たせた中に、黒パンもあったので、添えて出した。
『シークレットクエスト、掃除・洗濯(済み)』
『シークレットクエスト、アルガンの頼みを聞こう(済み)報酬600ゴールド、BP30』
あれ?、これで終わりか、
「クリス助かったぜ、お前が配達に來てくれてありがとうな」
一度言葉を區切る。
「それで悪いんだが、町に戻るなら次の注文書を屆けてくれるか」
「ああ構わないぜ、クエストの報告もあるからな」
「そうかい、またなクリス」
挨拶を済ませた俺は、町に戻った。
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帰りも森ウルフの討伐、薬草、毒草、どくけし、麻痺草の採取が出來た。
「木苺は分かるけど木苺の葉っぱって何に使えるんだ?」
そこは謎だ。後でわかったが、木苺の葉っぱは錬金のスキルで加工すれば、木苺のお茶になるらしい、
「おばちゃん配達済ませたよ。それから注文書預かってる」
「おやおや注文書までもらって來るとは如才ないね」
お褒めに預かったようだ。
「きちんと仕事を済ませ、次の仕事をもらってこれる抜け目なさ、商業ギルドに推薦するよ。これを持って行きな、場所は━━━」
マップに商業ギルドが標示された。
マレンダおばちゃんにお禮を述べてから、目的の商業ギルドに向かった。途中屋臺で空腹パラメーターを回復させてから、広場を経由して北の門近くにあるのが、商業ギルドらしい。
「いらっしゃいませ、仕事の依頼ですか」
ピシリ。一本筋がったかのような隙のないのこなし、憐悧な佇まい。見ていて実に気持ちいい対応である。
「商業ギルドの登録をお願いします」
マレンダの紹介狀を提示する。
しだけ驚いた顔をし、
「承りました」
深々一禮した。
『シティクエスト、商業ギルドに登録しよう(済み)報酬30BP』
取り敢えず商業ギルドに加している稀人には、商店ならば、一割引で品が購出來るようになったのは大きいな、店を持つにも手助けがけられると説明をけた。
「クリス様の商業ランクはF、現在お請け出來ますクエストはこちらになります」
やはりと言うか、ランクが低いからか、クエストの多くはお店のお手伝い、近場の町への配達、商業ギルドに登録されてるお店がしがっている品を手にれるクエスト、
「あっ木苺と木苺の葉っぱ、薬草、どくけし、毒草、麻痺草、山椒の採取がまんまけられるな、薬草採取とかは冒険者ギルドよりややゴールドの報酬が高いな、誤差の範囲だけど、お得があるよな」
『クエスト薬草の採取(済)×4』
『クエスト木苺の採取(済)』
『クエスト木苺の葉っぱ(済)』
『クエスト麻痺草の採取(済)』
『クエスト山椒の採取(済)×6』
「おめでとうございます。クリス様の貢獻度が上限に達しました。Eランクに上がります」
冒険者ランクよりも速く、商業ランクが上がったようだ。山椒の売上合わせて9100ゴールドになった。冒険者ギルドに向かうか、外周のマップ埋めてから。
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8 50【電子書籍化】神託のせいで修道女やめて嫁ぐことになりました〜聡明なる王子様は実のところ超溺愛してくるお方です〜
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