《モンスター・イン・エンドアース》ベルゲン2

取り合えず価は知っとかないとな、後でサイトも見るけどやっぱ武や防は自分の目で確認したいし。行ければ廃鉱にも行ってみたいかな。噂のいゴーレムをどうやって倒すか、大剣使いの課題だよな。

そもそも何故ベルゲンにプレイヤーが多くないのかは、この次の海辺の町ランガに魅力があるのは確かだし、武や防工房が沢山ある城塞都市ガレンまで行けば。クランが組めるからだよな、

掲示板で見たが、王都まで行ければ、稼げるインスタントダンジョンも使えるようになるし、王都まで行かなくとも、城塞都市ガレンまで行けば、クランルームを借りれるので、ガレンを本拠地にするプレイヤーも多いらしい。

「本當に何もないや……」

飽きたので、転移の門を使い始まりの街に戻った。

◇◇◇◇◇◇◇◇

レイドボス戦でアイテムが無くなってるし。武屋。防屋に寄って、武の耐久値を回復してもらった。

「マレンダさん今日ゎ」

「おやこんな時間に來るなんて珍しいじゃないか」

「ちょっとベルゲンまで護衛の帰りだからだよ」

「なんだそうかい、あんたもうベルゲンまで行けるようになってたのかい、だったらその海辺の町(ランガ)まで行きそうだね」

「うん、一応『見習い漁師』だから、漁協ギルドに登録しに行くつもりだよ」

「そうかい、だったらまたクリスに配達とか頼めないかね~」

「配達?、マレンダさんの頼みなら構わないよ」

「おやおやそんなこと言われたら。おばちゃんきゅんとなるよアハハハ。おばちゃんが若かったらクリスにアタックするんだがね」

楽しげにばか笑いしながら。嬉しそうにバシバシクリスの背を叩く。

ダメージ判定無いけど。マレンダさんよりかなりデカイ。僕のが押されてるよ。マレンダさん……まさかね?。

『配達クエスト海辺の町(ランガ)に住む海(あま)ダリシアに注文の品をけ取り、始まりの街のマレンダ雑貨屋に配達する』

今回のログは長いな。ただ今までのクエストよりも分かりやすかな。

「じゃまた來るよ」

「またねクリス」

初級回復薬と毒消し購した。

「あっメールだ」

ドワーフのサミエルさんと、エルフのセリシアさんからだ。

サミエル『クリス君ありがとう♪、今日は一日いるからよろぴこ』

セリシア『はいは~いありがとうね!、お金はサミエルちゃんに渡してあるよイベよろぴこ♪♪』

「ん~なんかメールが古いな~、かなり歳上かもな」

なんとも平なメールである。

━━━━━━━━

ログアウトして、早めの晝食を作り夕飯の買いに行こうかと冷蔵庫に張り付けてある伝言を読む。

『今日の夜はカレーね。豚とジャガイモ、後明日の食パン牛忘れずに母より』

「おっカレーか、ズッキーニるかな?、豆だらけのカレーは勘弁だけど」

チャリンコに乗って、急ぎ買いに出掛けた。

    人が読んでいる<モンスター・イン・エンドアース>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください