《骸骨魔師のプレイ日記》続・本を読んでみよう
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種族(レイス)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。
職業(ジョブ)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。
【杖】レベルが上昇しました。
【魔力制】レベルが上昇しました。
【土魔】レベルが上昇しました。
【水魔】レベルが上昇しました。
【火魔】レベルが上昇しました。
【風魔】レベルが上昇しました。
【忍び足】レベルが上昇しました。
【奇襲】レベルが上昇しました。
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帰還しました。いやはや、やっぱり々な屬を使えるってのは楽しいね。それぞれに長所と短所もあるから、それを考慮しつつ使うのこそ魔師の醍醐味ってじだ。
それにしても小鼠男(レッサーラットマン)には謝の言葉しか無いな。各屬の試し打ちの的になって能の把握に貢獻してくれたのだからな。まあ、狩り続けるのに変わりは無いのだが。
あ、そうそう。狩りと言えば、一個だけレアドロップらしきを手にれた。それがこれだ。
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魔石 品質:屑 レア度:C
魔ので生される石。
周囲の魔力を吸収・蓄積する。
吸収効率は品質に、最大魔力量はレア度に比例する。
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これはバッテリー的なものだな。品質もレア度も最低だからありふれたもの、と言うより屑石なのかもしれんが。まあ、捨てるつもりは無い。後々役に立つかもしれんからな。
それよりも【鑑定】レベルが上がったことで、レア度の低いアイテムの詳細報を閲覧出來るようになったのは有難い。どうせしばらくはレア度が高いアイテムなんてお目にかかれないのだ。
狩りの果確認はこれでいい。魔力が回復するまで時間がかかるし、それまでは読書の続きと灑落込もう。まだまだ門書は何冊も殘っているのだ。では…この『召喚門』にしようか。
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これまでの行経験から【召喚】スキルを獲得しました。
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なるほどね、理解した。どうやらFSWにおける【召喚】は々特殊な仕様のようだ。
第一に前提として【召喚】によって喚び出される存在を召喚獣と呼ぶ。召喚獣はパーティーに數えられないので好きなだけ喚び出せるが、喚び出している間は者の最大魔力量に制限が加わる。的に言えば召喚に使用した魔力と同じ量が最大魔力量から差っ引かれるわけだ。
第二に召喚獣の強さだが、これは【召喚】レベルと喚び出す時に消費した魔力量に比例する。魔力をケチっても雑魚しか喚べないということか。ま、當然だな。
第三に召喚獣の種類だが、【召喚】レベルの上昇ではなく実際に者が遭遇した獣や魔だけらしい。更に魔の中でも喚び出せない者もおり、その辺は【召喚】に対応した魔であることを祈るのみである。
第四に【召喚】レベルの上げ方だが、これには三種類の方法がある。一つ目は【召喚】を使うこと、二つ目は召喚獣を帰還させずに召喚狀態を保つこと、そして三つ目は召喚獣を殘したまま戦闘に勝利することだ。要するに【召喚】を上手に使え、という話だな。
最後にこれが一番重要なのだが、何らかの屬魔を取得していると召喚獣に屬を付與出來るようだ。必要な魔力が増加するが、常に相手に優位をとれる味方を呼び出せると考えれば非常に有用である。
そして誤解してはならないのが、【召喚】はあくまでも下僕を喚び出すである事だ。召喚獣には単純な命令に従うだけの簡易AIしか搭載されておらず、長もしない。もし獣や魔を仲間にしたいのなら、【調教】の能力(スキル)によって従えるべきだ。此方は従えた時點で疑似人格AIが搭載され、共に戦って絆を深める程に長するようだからな。
私の場合、召喚獣は壁役だ。敵の屬を【鑑定】し、それに対応した屬を付與した召喚獣に粘って貰い、後方から魔で仕留める。この流れでいいだろう。それで、私が召喚できる魔はなんじゃろなっと。
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召喚可能
く骸骨(スケルトン)
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まさかの同族オンリー。まあ、自分以外に遭遇した魔は小鼠男(レッサーラットマン)だけだから仕方がないな。では早速召喚してみよう。そうだな、折角なら屬の付與も試してみよう。
「召喚(サモン)、く骸骨(スケルトン)・闇(ダーク)」
教本通りの詠唱を行うと、私のから魔力が抜けていく。そして目の前で黒っぽいく骸骨(スケルトン)へと変化した。
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【闇魔】レベルが上昇しました。
【召喚】レベルが上昇しました。
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功だ。消費した魔力は一割なので決して強くは無いだろうが、次の狩りには連れていくとしよう。
それよりも、屬を付與すると付與した屬のレベルも上がるのか。これは良い発見だな。積極的に付與は行おうか。
ふむ、魔を使ったせいで魔力がまた減ってしまった。なら回復するまでもう一冊読めるか。次は何にしよう。付與繋がりで『よくわかる付與』にするか、はたまた魔石の使用法っぽい『作って使おう、便利な魔道!』にするか…。悩み所だ。
よし、もう新しいは手にったのだから次の狩りではその検証に集中したい。だから『作って使おう、便利な魔道!』にするか。どうでもいいが、このDIYの手引き書っぽい題名はどうにかならなかったのか…?
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ふぅ、終わった。魔道も興味深い。魔道とは、魔石に宿る魔力で魔を発させる道だ。これと魔石さえあれば、魔の能力(スキル)を持たずとも魔が使えるのである。この本には載っていないが、戦闘に使えるものもきっとあるだろう。戦士職垂涎の品かもな。
しかし、読み進めていって初めて知ったのだが、製作するためには【魔法陣】と【細工】の能力(スキル)が必須であるらしい。基盤に描かれた魔法陣に魔石の魔力を通す、というのが魔道を使用するプロセスなのだ。魔石が燃料で魔法陣がエンジン、と言えば分かりやすいだろうか。
しっかし、此方を先に読んだのは正解だったな。この本のおで、私はある修行法を思い付いたのだ。狩りから帰ってきたら早速試してみよう。では、召喚獣と共に狩りへと出発だ!
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種族(レイス)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。
職業(ジョブ)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。
【杖】レベルが上昇しました。
【魔制】レベルが上昇しました。
【闇魔】レベルが上昇しました。
【召喚】レベルが上昇しました。
【鑑定】レベルが上昇しました。
【隠】レベルが上昇しました。
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よしよし。能力(スキル)の長は順調だ。一つ問題があるとすれば私の【召喚】レベルが低いせいで召喚獣の能力(スキル)がない事だ。
このく骸骨(スケルトン)の持つ能力(スキル)は五つ。【暗視】、【狀態異常無効】、【屬脆弱】、【打撃脆弱】、そして【闇屬】である。これはあくまでも予想だが、『召喚門』に記されていた『【召喚】レベルに応じて強くなる』とは、『【召喚】レベルによって能力(スキル)を追加出來る』という意味なのかもしれない。帰ったら試してみよう。
それよりも注目してほしいのは、召喚獣には【隠】も【忍び足】も無い點だ。このせいで奇襲が失敗しやすいのだ!こんなところで人員増加の弊害が出るとは…!そのせいで狩りに出発するまでは小鼠男(レッサーラットマン)二匹相手は安定するだろうと踐んでいたのに、むしろ一人の時よりも危うい場面がある。
悔しいが、【召喚】レベルが上がるまでの辛抱だ。それまでは足手まといの下僕を引き連れて戦闘を継続だな。今回も魔力が半分前後になったら引き返そう。
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【土魔】レベルが上昇しました。
【水魔】レベルが上昇しました。
【火魔】レベルが上昇しました。
【風魔】レベルが上昇しました。
【無魔】レベルが上昇しました。
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あ、危なかった!まさか小鼠男(レッサーラットマン)三匹にこちらが奇襲されるとは!まあ、相手が馬鹿だったのか聲を上げながらの奇襲だったからボーナスダメージどころか普通に反撃が間に合ったんだが。
二つ目の魔石が手にったのは不幸中の幸いだったが、召喚獣がかなり消耗してしまった。次の狩りに行く前に帰還させ、新しい個を喚び出した方がいいだろう。今帰還させないのかって?【召喚】の経験値のためだから、仕方がない。自分のレベルは何よりも優先されるのだ!
では読書、の前に先程思い付いた修行を試すとしよう。それで目的のものは私室の機の上に置いてあるこの『魔力ランプ』だ。【鑑定】の結果は以下の通り。
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魔力ランプ 品質:劣 レア度:C
魔道の一種。
魔石をセットすることで屬の燈りを発生させる。
セットする魔石の品質で強弱が変化する。
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最初、私は【暗視】があるのでランプなど無用の長だと思っていた。実際、これからも読書や作業にランプを必要とする事は無いだろう。
しかし、注目したのはそこではない。それはこのランプが(・)屬(・)(・)の燈りを発するという點だ。これ、恐らくだが私に微弱な屬ダメージを與えてくれるのではないだろうか?
もしそうなら、読書中に私の弱點をしずつ克服させられるかもしれない。そうなれば屬の魔を使えるようになる日がぐっと近くなるだろう。
「ええと、ここに魔石をれて…よし。『起』」
私は早速、小鼠男(レッサーラットマン)から手にれた魔石をれてランプを起させる。すると、蛍ののようにか弱いものの、確かに魔力で生されたが部屋を淡く照らしだした。
うお、ってか骨の表面がチリチリするぞ。?ねぇよ、そんなもん。これは、功だな。私の視界の片隅にある力を表すバーが減っては戻るのを繰り返している。さらに嬉しい事に、のダメージと自然回復量では後者が勝っているらしい。これならば読書中に死ぬような間抜けな死に様を迎えずにすみそうだ。
屬に関してはこれでいいな。毆打の方は…思い浮かばない。後衛職なんだし、理攻撃を食らった時點で諦めるじでいいや。
次は何を読もうか。さっき迷った『よくわかる付與』か、はたまた『魔法陣學』か。どちらも捨て難いな。
よし、両方にしよう。いや、どうせならじっくり読んで【屬脆弱】が緩和される位に粘ってやろうじゃないか。何、読書そのものは私にとって苦行でも何でもないのだから。
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これまでの行経験から【付與】スキルを獲得しました。
これまでの行経験から【魔法陣】スキルを獲得しました。
これまでの行経験から【薬學】スキルを獲得しました。
【屬脆弱】スキルが緩和されました。
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まさか三冊分も掛かるとは…。出來ることが増えたから良かったと考えよう。では、獲得した能力(スキル)を見ていこう。
【付與】はあらゆるモノを強化する魔だ。能力の向上や屬への抵抗力の向上は勿論のこと、武や防に特殊な効果を與えるのにもこのが必要になる。火屬を帯びた剣、みたいな武を使いたければ必須の魔だな。
また、こっちも【召喚】と一緒で何らかの屬を付與したければその屬が使えなければならない。ただし、武の作ならば後述する魔法陣を上手く活用することでどうにかなるようだ。
そして【魔法陣】だが、これは簡単に言えばあらゆる魔の強化が本質だ。に魔法陣を描くか刻むことで、魔道や【付與】付きの武を作出來るというのは効果の一端でしかない。むしろ戦闘用の技能と言っても過言ではないぞ。
的に言えば、魔法陣を展開することで魔の発速度を上昇させたり、逆に発タイミングを遅らせたり、更には複數の魔を同時発なんかも出來るようになるのだ。
ただし、此方も問題がある。陣を展開するときに魔力を余計に消費するのだ。魔力の消費が増えるのは、継戦能力の低下を意味する。能力(スキル)のレベルを上げることで軽減出來るが、レベル上げはとても厳しいものになるだろう。
さらにこれも類にれず獲得済みの魔しか魔法陣を描く事は出來ない。火球(ファイアボール)の魔法陣を使(・)う(・)のは魔力さえあれば誰でも可能だが、火球(ファイアボール)の魔法陣を描(・)く(・)のはそのを使える者のみなのである。
なんというか、【付與】と【魔法陣】は戦闘に於いてだと魔に特化した者でないと役に立たないものになりそうだ。生産職なら必須になりそうではあるが。私?魔特化だから何も問題ないな。
それよりもかなり長くログインしている。一旦、休憩にしよう。あ、そうだ。確かベッドの上かテントの中以外でログアウトすると、再ログインするまでアバターがその場に殘り続けると公式HPで言及されていたな。それは拠點の部でも一緒のはずだ。ならこのままにしておこう。しでも【屬脆弱】の経験値稼ぎがしたいからな。
主人公は基本的にしっかり準備をする慎重派。
なので知識を溜め込もうとしてます。
必然的に話の進み合が亀の歩みになってしまうジレンマ…。
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名前(ネーム):イザーム
種族(レイス):く骸骨(スケルトン) Lv4 up!
職業(ジョブ):見習い魔師 Lv4 up!
能力(スキル):殘りSP 104
【杖】Lv3 up!
【魔力制】 Lv3 up!
【土魔】 Lv2 up!
【水魔】 Lv2 up!
【火魔】 Lv2 up!
【風魔】 Lv2 up!
【闇魔】 Lv3 up!
【無魔】 Lv2 up!
【召喚】 Lv2 new!
【付與】 Lv0 new!
【魔法陣】 Lv0 new!
【考古學】 Lv5
【言語學】 Lv3
【薬學】
【錬金】 Lv0
【鑑定】 Lv4 up!
【暗視】 Lv-
【隠】 Lv3 up!
【忍び足】 Lv2 up!
【奇襲】 Lv2 up!
【狀態異常無効】 Lv-
【屬脆弱】 Lv9 down!
【打撃脆弱】 Lv10
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【書籍版4巻7月8日発売】創造錬金術師は自由を謳歌する -故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました-
書籍版4巻は、2022年7月8日発売です! イラストはかぼちゃ先生に擔當していただいております。 活動報告でキャラクターデザインを公開していますので、ぜひ、見てみてください! コミック版は「ヤングエースUP」さまで連載中です! 作畫は姫乃タカ先生が擔當してくださっています。 2021.03.01:書籍化に合わせてタイトルを変更しました。 舊タイトル「弱者と呼ばれて帝國を追放されたら、マジックアイテム作り放題の「創造錬金術師(オーバーアルケミスト)」に覚醒しました -魔王のお抱え錬金術師として、領土を文明大國に進化させます-」 帝國に住む少年トール・リーガスは、公爵である父の手によって魔王領へと追放される。 理由は、彼が使えるのが「錬金術」だけで、戦闘用のスキルを一切持っていないからだった。 彼の住む帝國は軍事大國で、戦闘スキルを持たない者は差別されていた。 だから帝國は彼を、魔王領への人質・いけにえにすることにしたのだ。 しかし魔王領に入った瞬間、トールの「錬金術」スキルは超覚醒する。 「光・闇・地・水・火・風」……あらゆる屬性を操ることができる、究極の「創造錬金術(オーバー・アルケミー)」というスキルになったのだ。 「創造錬金術」は寫真や説明を読んだだけで、そのアイテムをコピーすることができるのだ。 そうしてエルフ少女や魔王の信頼を得て、魔王領のおかかえ錬金術師となったトールだったが── 「あれ? なんだこの本……異世界の勇者が持ち込んだ『通販カタログ』?」 ──異世界の本を手に入れてしまったことで、文明的アイテムも作れるようになる。 さらにそれが思いもよらない超絶性能を発揮して……? これは追放された少年が、帝國と勇者を超えて、魔王領を文明大國に変えていく物語。 ・カクヨムにも投稿しています。
8 159星の家族:シャルダンによるΩ點―あるいは親友の子を引き取ったら大事件の連続で、困惑する外科醫の愉快な日々ー
東大醫學部卒。今は港區の大病院に外科醫として勤める主人公。 親友夫婦が突然の事故で亡くなった。主人公は遺された四人の子どもたちを引き取り、一緒に暮らすことになった。 資産は十分にある。 子どもたちは、主人公に懐いてくれる。 しかし、何の因果か、驚天動地の事件ばかりが起きる。 幼く美しい巨大財閥令嬢 ⇒ 主人公にベタベタです。 暗殺拳の美しい跡取り ⇒ 昔から主人公にベタ惚れです。 元レディースの超美しいナース ⇒ 主人公にいろんな意味でベタベタです。 大精霊 ⇒ お花を咲かせる類人猿です。 主人公の美しい長女 ⇒ もちろん主人公にベタベタですが、最強です。 主人公の長男 ⇒ 主人公を神の如く尊敬します。 主人公の雙子の娘 ⇒ 主人公が大好きですが、大事件ばかり起こします。 その他美しい女たちと美しいゲイの青年 ⇒ みんなベタベタです。 伝説のヤクザ ⇒ 主人公の舎弟になります。 大妖怪 ⇒ 舎弟になります。 守り神ヘビ ⇒ 主人公が大好きです。 おおきな貓 ⇒ 主人公が超好きです。 女子會 ⇒ 無事に終わったことはありません。 理解不能な方は、是非本編へ。 決して後悔させません! 捧腹絶倒、涙流しまくりの世界へようこそ。 ちょっと過激な暴力描寫もあります。 苦手な方は読み飛ばして下さい。 性描寫は控えめなつもりです。 どんなに読んでもゼロカロリーです。
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