《骸骨魔師のプレイ日記》進化と転職(二回目)

今回からイベントに向けた戦闘訓練が始まる…ハズだったのに、どうしてこうなった?

主人公が何になるかを予想してみて下さい!

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種族(レイス)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。

職業(ジョブ)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。

種族(レイス)レベルが規定値に達しました。進化が可能です。

職業(ジョブ)レベルが規定値に達しました。転職が可能です。

【杖】レベルが上昇しました。

【魔力制】レベルが上昇しました。

【大地魔】レベルが上昇しました。

【暴風魔】レベルが上昇しました。

【砂塵魔】レベルが上昇しました。

【煙霧魔】レベルが上昇しました。

【暗黒魔】レベルが上昇しました。

【虛無魔】レベルが上昇しました。

【召喚】レベルが上昇しました。

【付與】レベルが上昇しました。

新たに四重付與の呪文を習得しました。

【魔法陣】レベルが上昇しました。

【死霊魔】レベルが上昇しました。

【呪】レベルが上昇しました。

【罠魔】レベルが上昇しました。

【降霊】レベルが上昇しました。

【邪】レベルが上昇しました。

【錬金】レベルが上昇しました。

新たに変形と複製の呪文を習得しました。

【奇襲】レベルが上昇しました。

【奇襲】が長限界に達しました。

これまでの行経験から【暗殺】スキルを獲得しました。

脆弱】スキルが緩和されました。

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つ、疲れた!何をしてたかって、話し合いが終わった後から金曜日一杯を使ってハイペースなレベル上げを敢行したからだよ!

ジゴロウに追い付かなければ、って気持ちが無かった訳じゃないが主な理由は明日の鼠男將軍(ラットマンジェネラル)戦に備えてのことだ。いくら私達の數が増えた上に強くなったと言っても、二段階目の進化を終えているのがジゴロウ一人と言うのは々不安だ。だから進化が一番近い私が頑張ってレベルを上げたのである。

その過程で【付與】と【錬金】の新しい呪文を覚えた。【付與】の方は読んで字の如く、一つの対象に重ね掛け出來る付與の數が増えたらしい。

そして【錬金】だが、変形は破壊不可なアイテム以外の形狀を自在に変えられる呪文で、複製は自分が一度でも作した事のあるアイテムならばすべての手順を省略して瞬時に作可能となる呪文だ。今の【錬金】レベルでは品質は『屑』のものしか出來ないらしいが、レベルを上げれば最大で『良』まで上がるそうだ。大量生産が捗るな。

ただし、私が待ちに待っていたのは変形の方だ。何のためにって?それはね…

「これで、私(・)を(・)改造出來る!」

私自を混合骸骨(キメラスケルトン)にするためさ!いや、魔骨から腕が多い混合骸骨(キメラスケルトン)を作る時は肩甲骨を増やせば良かったんだがね、既に一つの魔となっているく骸骨(スケルトン)の場合は増やす事が出來なかったのさ。

しかし!この変形なら、私の骨の形狀を直接変形させられるのだ!これで私は自分の改造が可能となったのだ!早速、やってみようではないか!

まずは肩甲骨だ。死霊道士(アンデッドメイジ)が使役していた混合骸骨戦士《キメラスケルトンウォリアー》のそれをしっかりとイメージしながら魔を使う。すると私の肩の部分が蠢き始める。なんだか奇妙な覚だな。

だが、上手くいったらしい。メニュー畫面に映る私の姿を確認すると、ちゃんと両肩の肩甲骨が変形していたからだ。

「フッフッフ、功じゃないか…!」

そして、私はあらかじめ用意していた新たな腕を裝著する。もちろん、これも特別製だ。何せ、原材料は劣小蛇龍《レッサースモールナーガ》の骨と私(・)の(・)骨(・)を融合させたものだからな。

々試していて知ったのだが、く骸骨(スケルトン)種の魔は何本か骨を抜き取っても活出來るらしいのだ。ただし『抜き取られた骨の重さ÷全の重さ×100』の割合で最大力にペナルティが課される。

今、私は劣小蛇龍《レッサースモールナーガ》の骨とほぼ同じ重さの骨を摘出している。よって肋骨の全てと下顎、さらに手足の小さな骨が幾つも欠けた狀態だ。

端から見るととてもみすぼらしく映るだろうが、関係ない。今は深夜の三時で誰もログインしてないからな!

私は慎重に肩関節へ腕を嵌める。うん、綺麗に嵌まったな。さて、どうかな…?

「ん…んんっ?おおお!?」

腕を嵌めてから數秒後、肩が徐々に溫かくなったかと思うと、第三、第四の腕に神経が通っていく覚がする。何ともくすぐったいが、それどころではない。

「う、くぞ!」

功だ!やれば出來るじゃないか!ふっふっふ、腕が増えたことでやれる事も増えそうだな!

「これで何か変化は…無い?」

おや?種族(レイス)に変化があると思っていたのだが、メニューを見る限り深淵骸骨魔師《アビススケルトンメイジ》のままだな。予想が外れたか。なら、進化後に変わるのだろう。よし、進化先をチェック!

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混合深淵骸骨魔導師《キメラアビスデミリッチ》

深淵系魔を全て使える骸骨魔導師(デミリッチ)の亜種。

通常の骸骨魔導師(デミリッチ)よりも遙かに強力。

【錬金】により腕が増えている。

混合深淵龍骨魔導師《キメラアビスドラゴンボーンデミリッチ》

深淵系魔を全て使え、に龍の一部が含まれる骸骨魔導師(デミリッチ)の稀種。

通常の骸骨魔導師(デミリッチ)とは比較にならない強さを誇る。

【錬金】により腕が増えている。

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おおお!素晴らしい!ちゃんと種族名に反映されているぞ!進化する事ではじめて種族名に影響する、と言うことか?だったらまた改造をするなら進化直前がいいのだろうな。

それで進化先は二種類あるわけだが…答えは決まっている。混合深淵龍骨魔導師《キメラアビスドラゴンボーンデミリッチ》しかないだろう?混合深淵骸骨魔導師《キメラアビスデミリッチ》は単純に混合(キメラ)化しただけっぽいしな。では早速、進化だ!

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混合深淵龍骨魔導師《キメラアビスドラゴンボーンデミリッチ》が選択されました。

混合深淵龍骨魔導師《キメラアビスドラゴンボーンデミリッチ》へ進化を開始します。

進化により【不死の叡智】レベルが上昇しました。

進化により【深淵の住人】レベルが上昇しました。

進化により【深淵のオーラ】レベルが上昇しました。

進化により【龍の因子】を獲得しました。

稱號(タイトル)、『龍の族』を獲得しました。

進化に伴い、蓬萊の杖、髑髏の仮面、月の羽が一段階長しました。

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んんん?りゅ、【龍の因子】だと?それに新しい稱號(タイトル)?どう考えても劣小蛇龍《レッサースモールナーガ》の骨を使ったのが原因だろうな。

それよりも、進化すると劣小蛇龍《レッサースモールナーガ》の骨と融合させた私の骨が元通りになった。進化するとの欠損も修繕されるのか。一つ勉強になったぞ。

メニュー畫面で見る限り、腕が増えた以外に外見の変化は無いと思う。今回も謎の萬能があるし、骨もさらに太くなった気がするが…これ以上は自分ではわからないな。明日、というか今日の午後に皆に見て貰おう。

諸々の確認は後回しだ。その前に職業(ジョブ)を変えなければな。さて、どんなものがあるのかな…?

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深淵魔

邪悪なを修めた魔師。

深淵系の魔に中補正。

賢者

數多くの魔を使える魔師。

全ての魔に補正。

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私が興味を引かれたのはこの二つだ。他は前にもあった火士や闇士みたいな能力(スキル)が進化した魔に対応した○士ばかりだった。

そんな誰か他になっていそうな職業(ジョブ)ではつまらない。実力でナンバー1がほぼ無理なのは分かっているので、ならばオンリー1を目指そうってことだ。

そうなると、二つに絞ったけど実際の選択肢は一つだけだな。

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『深淵魔師』が選択されました。

稱號(タイトル)、『深淵へ潛る者』が『深淵へ至りし者』へと変化しました。

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ほほう、今回も稱號(タイトル)が変化したか。それも『深淵へ至りし者』とな?

『知る』から『潛る』を経て『至る』わけね。これで私は一人前の深淵魔師、と言うわけか。それにしても、私以外に深淵魔師に至ったプレイヤーはいるのだろうか?おそらくはいないだろうな。

ならば徹底的に深淵系魔を極めてやろう。目指すは深淵系魔のスペシャリストだ!

これで種族(レイス)と職業(ジョブ)の更新は終わり。なら、ここからは新たな能力(スキル)や稱號(タイトル)の分析に移ろう。

まずは【龍の因子】だな。これは…ちょっと使い難いかな?まず平常時は全てのステータスが誤差の範囲で上昇するみたいだ。

だが、真の力を発揮するのは瀕死の時だな。瀕死、的には力が殘り一割を切った時、全能力向上と常時力回復(リジェネ)効果、さらに一度だけ『龍息吹(ドラゴンブレス)』を使えるようになるそうだ。

してから三分経過するか、力が一割を超えると強制的に効果が切れる。また一度発するとリアルタイムで丸一日、即ちゲーム時間で九十六時間は再発出來ない。本當の意味で最後の切り札、というわけだ。

ただ、私は魔師だ。ソロの頃ならともかく、パーティーを組んで行するのが基本である現在では発≒パーティー壊滅狀態ってことじゃないか。発しないことを祈るばかりである。どんなじなのか試してみたい気持ちはあるがな!

次は私の進化と共に強化された『蒼月の試練』の報酬だ。予想通り、こちらも新たな効果が追加されている。見ていこう。

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蓬萊の杖 品質:神 レア度:G(神級)

蓬萊山の神樹から造られた杖。破壊不可。所有者固定。

真の力は持ち主の長と共に解放されるだろう。

裝備効果:【魔効果上昇】Lv3、【魔力増強】Lv3

【魔石排出】

【魔石吸収】

月の羽 品質:神 レア度:G(神級)

月に住まう神と眷屬が纏う羽。破壊不可。所有者固定。

真の力は持ち主の長と共に解放されるだろう。

裝備効果:【彩変更】、【魔】Lv3

【飛行】 Lv3

【能力向上:月】 Lv3

髑髏の仮面 品質:神 レア度:G(神級)

死の力を増幅する仮面。破壊不可。所有者固定。

真の力は持ち主の長と共に解放されるだろう。

裝備効果:【死霊魔強化】Lv3、【呪強化】Lv3

【偽裝】 Lv3

【邪強化】 Lv3

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レベル制の効果は全てLv3に上がったな。新しい効果は【魔石吸収】、【能力向上:月】、【邪強化】の三種類。順に確認しよう。

【魔石吸収】は【魔石排出】とは逆に杖に魔石を吸収させ、魔の威力を底上げできる効果だ。吸収させた直後の一回しか効果がないし、今手にる魔石は悪品なので余り意味がない。しかし、ゲームが進むに従って瞬間火力を大いに引き上げることが可能となるかもしれない。今後に期待だな。

【能力向上:月】は月を浴びている時にステータス全般に補正が加わるようだ。夜間は可能な限り外へ行くべきだな。

【邪強化】は最も分かりやすいだろう。そのまま【邪】の効果や功率に補正が加わる。即死させやすくなった、と考えよう。

最後は稱號(タイトル)だな。『龍の族』と『深淵へ至りし者』だ。詳細を確認しようか。

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『龍の族』

龍に至った、あるいは龍の一部を取り込んだ者の証。

龍系の魔へ與える好度が極大上昇

獲得條件:『龍』と名の付く種族へ進化する、または龍系の魔を取り込むこと

『深淵へ至りし者』

邪悪とされるを修めた者の証。

深淵へ辿り著いた貴方は人からは畏怖を、魔からは敬意を、そして深淵の住人からは親を向けられるだろう。

深淵系魔の効果が中上昇

獲得條件:深淵魔師に転職すること

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『龍の族』は今のところ意味は無いな。ただ、私は龍玉という『月ヘノ妄執』が落としたアイテムがある。これはいつか本來の持ち主である龍神に返卻するつもりなので、その時に余計な爭いが起きにくくなったのではないか?そうだといいなぁ。

『深淵へ至りし者』は『深淵へ潛る者』がそのまま強化されている。『知る者』から『潛る者』になった時と同じだな。より深淵系魔を使い勝手が良くなったということだ。

確認作業、終わり!も、もう限界だ!今日は晝まで寢るぞ、私は!起きて何か食べてからログインだ!お休みなさい!

主人公「ヒャッハー!私自を改造だァ!」

という訳でこんなじにしました。四本腕に三目の黒い骨(龍の因子持ち)です。

ちなみに『龍族の好度が上昇した﹦龍は味方』の構図は必ずしも立しません。その理由は追々。

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