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種族(レイス)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。

職業(ジョブ)レベルが上昇しました。1SP獲得をしました。

【杖】レベルが上昇しました。

【鎌】レベルが上昇しました。

【鎌】の武技、三連斬を修得しました。

【魔力制】レベルが上昇しました。

【大地魔】レベルが上昇しました。

【水氷魔】レベルが上昇しました。

【暴風魔】レベルが上昇しました。

【樹木魔】レベルが上昇しました。

【砂塵魔】レベルが上昇しました。

【煙霧魔】レベルが上昇しました。

【雷撃魔】レベルが上昇しました。

【暗黒魔】レベルが上昇しました。

新たに暗黒糸の呪文を習得しました。

【虛無魔】レベルが上昇しました。

【召喚】レベルが上昇しました。

【付與】レベルが上昇しました。

【魔法陣】レベルが上昇しました。

【死霊魔】レベルが上昇しました。

【呪】レベルが上昇しました。

新たに病気と鈍化の呪文を習得しました。

【罠魔】レベルが上昇しました。

新たに星罠陣の呪文を習得しました。

【降霊】レベルが上昇しました。

【邪】レベルが上昇しました。

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いや、本當は墓守(グレイブキーパー)を主として我々が援護する形にしたかったのだが、結局はいつも通りに全力で戦ってしまった。共闘した墓守(グレイブキーパー)は多の消耗はあれど、結構元気っぽい。

最後の一撃は神獣化したジゴロウの殺人踵落としだったが、止めは譲ってもらった。戦いも我々の援護に徹していたし、連戦になることを想定していたのにそんなじは全くしない。どう言うことだろう？

「助太刀、謝する。我と同じ異形の者達よ」

キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!って天丼ネタはいいんだよ。って言うか、アンタ話せたんかい。戦ってる時は『オオオオ』って雄びを上げるばっかりだったから理なんて殘っていないように見えたが、窟で戦った死霊道士(アンデッドメイジ)よりも遙かにマトモじゃないか。

さて、なんと答えるべきか。うん、正直かつロールプレイングをしながら返答するとしよう。

「禮は不要だ、不死(アンデッド)の同胞よ。我らは未知への好奇心でここまで來たに過ぎない」

「ふはは！好奇心か！そらでこのような気で辺鄙な場所の奧底まで來るとは、豪気なことよ！」

そう言って墓守(グレイブキーパー)は快活に笑う。ファーストコンタクトは悪くないだ。

「それで、何故貴殿は鼠共と戦っていたのだ？」

「うむ。貴殿等には知る権利があるだろう。実はな…」

墓守(グレイブキーパー)の話を要約すると、どこからともなく現れた鼠男(ラットマン)達は群れの住み処としてこの地下墓地に利用しようとしていたらしい。単に居座るだけでも噴飯ものであるのに、奴等はあろうことか葬られている死を食べようとしたそうな。

そこで墓守(グレイブキーパー)は役割を果たすべく、鼠男(ラットマン)達に戦いを挑んだ。しかし相手は數が多く、徐々に押し込まれて行き、最終的に最奧部である五層まで追い込まれていたのだという。

我々が來なければ、今頃この地下墓地は鼠男(ラットマン)の王國になっていただろう、と墓守(グレイブキーパー)は笑いながら語った。

いや、笑い事じゃ無いだろう。もしあのまま放置して鼠男(ラットマン)の王國が誕生していたら、下水道を拠點にしている我々はろくに外出も出來なくなっていたかもしれない。

階段の上で戦闘が終わるまで待つという選択肢を選ばず、更にどちらと共闘するかで墓守(グレイブキーパー)を選んで正解だったわけだ。それに私達は図らずもファースの街を救ったんじゃないか？いや、本當に偶然なんだが。

「さて、盜掘もせず、も傷付けずにここまで來た貴殿等には何か禮をせねばなるまいな。ふぅむ、そうだな…」

うおっと、ここで源十郎の倫理観が功を奏したぞ。なるほど、確かに墓守(グレイブキーパー)としては副葬品を持ち出されるのを嫌がるのは當然だ。

もし盜掘していれば、ここで話は終わりだったのかもしれない。若しくは戦闘になっていたかもな。かなり消耗しているし、絶対に勝てないから遠慮させて貰うが。

「あれ？私達ってここに來るまでに沢山ゾンビを倒してるんだけど、それはいいの？」

ちょ！ルビー！そこまで素直にならなくても！

「ははは、構わぬよ。むしろアレらを倒し、真なる眠りに著かせてくれた事に謝したい程だ。無論、そこから得たは持ち帰って構わない」

そ、そうだったのか。ここに蔓延る不死(アンデッド)を倒すのはセーフな訳だな。ならば遠慮せずにここに來てアイテム集めをさせて貰おう。骨壁(ボーンウォール)からは魔骨が、生ける(ゾンビ)系からは闇屬の魔石が取れるからいい稼ぎ場所なんだよ。

それよりも墓守(グレイブキーパー)が提供してくれる禮とは何だろうか。願わくば全ての副葬品と等価換出來るくらいに貴重な品であって貰いたいものだが。

「好奇心でここまでやって來た貴殿等だ。その飽くなき探求心を満たせる場所への門、これはそこへ至る地図である。け取ってしい」

「ああ、有り難く頂戴しよう」

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古びた地図を手しました。

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古びた地図、ねぇ。てっきり、財寶的な何かだと予想していたのだが、外したようだ。

思っていたのとは大分違うが、不満は一切見せない。表が無いこのだと聲だけに注意していればいいから本心を隠すのは楽だな。

「それでは我らはそろそろお暇するとしよう」

「うむ。我も鼠の殘黨狩りに勤しまねばならんからな。貴殿等の旅路に幸大からんことを」

「有り難う。貴殿も壯健であれ」

こうして、我々の地下墓地探索は終わりを告げた。まさかの主(ボス)との和解エンドである。こんなこともあるとは、予想外だったな！

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研究室に戻った我々は、早速地図を開く事にした。地図は古い分、所々に蟲食いがあってしかも陸地の形狀も大雑把だ。

更に書かれている文字も古いもので、もし私が【考古學】をもっていなければ解読も出來なかっただろう。イーファ様に謝せねば。

「つまり、ファースの街から北に進んで湖を越えた所にある山へ行き、その頂上でここに書かれている祝詞を謳うと何かが起きる、ということだな」

「うわっ、胡散臭ぇぞ」

「胡散臭いって…あの墓守(グレイブキーパー)さんを信じましょうよ。折角のお禮なんですから」

アイリスの言う通りである。ジゴロウと源十郎が死にかけた位に激しい戦いの果てに得た地図だぞ？何も無い方がおかしいというものだ。

何だかんだでこれはゲーム。重要なNPCが報酬として譲渡したアイテムがただの紙切れであるハズがない。そうだろう？

…そ、そうだよね？いや、WSS系のゲームだと完全な骨折り損になる可能が捨てきれないらしいし、斷言出來ないぞ！？

「しかし問題があるのぉ」

「そうだね。距離的にどう急いでも丸一日は掛かるよ」

「そこが問題だなぁ」

そう。皆忘れているかもしれないが、私には【屬脆弱】という弱點がある。これは日にも當てはまり、日中の外での活に大きな支障をきたしているのだ。

【屬脆弱】がLv1になってから隨分たったが、毎日ランプを著けたままログアウトしても一向にLv0になってくれない。的にはそろそろだと思うのだが…

「ならイザームの弱點が無くなるまでは自由行でいいんじゃねぇか？どうせ今日は金曜日だ。前にもうしでなくなりそうっつってたし、それまでは適當に外をぶらついて來るぜ」

「そう、だな。そうしてくれ」

私の種族的弱點が皆の足を引っ張るとは…。やるせない気持ちになるな。

「では儂も外で狩りをしてくるかの」

「あ、お祖父ちゃん！私も付いてくよ！」

「じゃあ私は生産にを出します。三人とも、お土産を頼みますね」

これで我々の活方針は決まった。取り敢えず、今日は就寢時間まで地下墓地で手にれた魔骨を利用して【錬金】を鍛えつつ、ランプで耐上げを続行するとしようか。

◆◇◆◇◆◇

私はせっせと魔骨を合して品質を上げていく。単純作業の繰り返しは嫌いではない。むしろ無心で作業するのは私に向いているからな。今では四本に増えた腕を上手く使って作業効率を上げているくらいだ。

さて、作業しながらではあるが新たな武技と魔についての解説をしていこう。まずは【鎌】の三連斬だが、これはそのまんまだな。連続して三回敵を斬るだけだ。

ただ、一撃目から三撃目までどういう太刀筋で斬るのかは調整出來るから、使いどころは多いんじゃないか？私は近接戦はしないから関係ないけど。

次は【暗黒魔】の暗黒糸(ブラックスレッド)だな。これは太さをある程度自由にコントロール出來る魔力の糸を作り出すだ。これ単でダメージを與えることは難しいが、純粋な拘束力は抜群である。罠や敵の足止めに使えそうだ。

お次は【呪】の病気(イルネス)と鈍化(スロウ)だ。病気(イルネス)は病気専用のポーションか専用の回復魔でなければ治せない厄介な狀態異常にする呪文である。

解除が難しい代わりに、発癥する癥狀はランダムのようだ。ただがいがらっぽくなるだけであったり、頭痛・咳・熱・鼻水・吐き気・倦怠等々全ての効果がでる事もあるんだとか。効果のほどは運任せだな。

もう一つの鈍化(スロウ)だが、これは敏捷を下げるではない。それは敏捷低下の呪いで別だ。ではこれは何を鈍化させるのかというと、対象者のあらゆる五である。視界がしぼやけて耳がし遠くなり、しだけ鼻が利き難くなって指先のきが鈍る、というじだ。

何だか大した効果ではないように聞こえるが、ジゴロウと源十郎曰く戦闘中に覚がズレることは大問題なんだとか。ギリギリの戦いであればあるほど、覚のズレは効果を発揮するらしい。

VRだからこそ、相當兇悪な能なんだそうだ。今後、彼らが苦戦する相手が出てきたら使ってみよう。

そして最後は【罠魔】の星罠陣だ。これは【魔法陣】の星魔陣と同じく罠を五つまで設置可能になったようだな。高威力の魔を仕込んだ罠に上手く導出來れば、それだけで敵を倒せるだろう。しっかりと使いこなさねば。

とまあこんなじだ。魔の面でも中々に強化されてきた。あと3レベルで次の進化だし、その時にどんな進化先と職業(ジョブ)があるのか。既に楽しみ…

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【錬金】レベルが上昇しました。

【屬脆弱】スキルが緩和されました。

【屬脆弱】スキルを失いました。

稱號(タイトル)、『の屆かぬ暗黒』を獲得しました。

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こっ、これは…っ！！

おや？主人公の様子が？