《『創造神始めました』ご注文をどうぞ。魔王軍で異世界侵略と若干狂気持ち彼ですね?5番にオーダーりまーす!”舊題俺だけの世界を作って異世界を侵略しよう!”》利用規約に抵した為……
殺生石? は宙に浮きつつその姿を徐々に変じていく。
あれは……。
その姿は異様だった。から九つの…恐らくは狐の頭が生えている。
九つの尾ではなく、九つの頭。
言うなれば九頭の狐だった。
そんな九つの頭の中央に位置する奴が代表して……
「そんな殺生なー」
なんとも悲しそうな聲と表で言葉を発している。
「殺生なだってー! ウケるぅ(笑)」
それを聞いた久満子ちゃんは腹を抱えて大笑いしていた。
「九尾の狐ってこんなに楽しい妖怪だったんだね!」
「いや…ちが……」
「そんな殺生なー」
「アーはっはっはっ!!」
やかましいわ!
「大五郎君。」
急に真面目な顔をする久満子ちゃん。
どうした?
「相手は…ぷっ…強敵…だよ? アーッはっはっ!」
「……。早く倒しちゃおうっと。」
「そんな殺生なー」
「ッブッハ!」
久満子ちゃんは床に膝をつき、肩をプルプル震わせていた。
これが俺のする彼か……。
空中に浮かぶディスプレイを見れば、ダイとサリリも笑い転げて戦闘どころではなさそうだ。
ジャンヌだけは…二人が何故笑っているのか全く理解できずに困していた。
今の俺はジャンヌだけが頼りだ。
(ジャンヌ。相手は強敵だ。奴の持つ能力にハマると戦闘不能に陥るようだ。)
俺は適當に尤もらしい事を告げる。
(それで…お二人とも笑い転げているのですね。)
すまんが、二人は多分笑い過ぎて行出來ないだけだ。知らんけど。
(ジャンヌ。お前が奴を倒すんだ。)
(お任せください!)
ジャンヌは速攻を掛ける。存在強度に差がある為か、一撃加える度にみるみる弱っていく狐。
「そんな殺生なー」
一撃。
「そん…殺生な…」
二撃。
「そ…なせっ……」
そして三撃。
これは……。が待をしているようで心が痛む。
「ジャンヌちゃん…酷いね。」
相手は敵だ…
でもそう言われると、何だかそんな気がしてくる。
「もしかして大五郎君がこんな酷い事させてるの…?」
「あっいや…ジャンヌが勝手にやってるんだよ。全く…酷いよね。」
(神様!?)
やべっ
チラっとジャンヌの方に意識がいったからか、彼と通信が繋がってしまっていたようだ。
自分のせいにされたのがショックだったのか、攻撃の手を止めてしまっている。しかも涙目。
「ジャンヌちゃんは酷い子だね。狐さんが殺生なーって言ってたよ……。」
それは最初から言ってただろ……。
しかも、そのセリフに大笑いしてたじゃん。
「あっ! 待っ……」
いつの間にか笑い地獄から復活したサリリが狐にトドメをさしていた。
「久満子ちゃん……。仕方なかったんだよ」
「……うん。」
【世界中のは俺の者が降參しました。勝利報酬として10,000,000,000WPが與えられます。
あなたは創造神ランクが312になりました。おめでとうございます。
格上討伐報酬として10萬上げる君を1,200個進呈します。】
ランク差900の討伐報酬が貰えたらしい。
一位の奴もこんなにあっさり負けると思わなかっただろうな……
その後も二回連続で挑んであっさりと勝利。
相手も連続で挑まれると思ってなかったようで巻き戻し機能を使っていなかった。そのせいで二度目の戦いは狐が復活しておらず、敵はすぐに降參。
三度目の戦いでは、相手が何かを察知したのだろう。狐が復活していたので、今度はダイがボコした。
【世界中のは俺の者が降參しました。勝利報酬として1,000,000,000WPが與えられます。
あなたは創造神ランクが486になりました。おめでとうございます。
格上討伐報酬として10萬上げる君を800個進呈します。】
格上討伐報酬もランク差800と700の分まで貰う事が出來た。
【お知らせ】
ランク1180 世界中のは俺の者 は利用規約に抵した為アカウント停止措置とし、本ゲームを通じて手した全てを沒収の上、元の世界へ強制送還となりました。
ユーザー様へは大変ご迷をお掛けしますが、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。
「終わったな。」
「終わったね。」
俺はとうとう奴を倒し、アカウント停止に追い込んでやったのだ。
「ありがとうございます!」
「うおっ!」
「わぁっ!」
またしても背後から現れるジョーダンさん。冗談は名前だけにしてくれ。
「これで、あの世界にも平和が訪れます。これまで奴はたくさんのを拐していました。」
拐だと!?
「ですので、罰として奴のステータスを1/5にして送り返してやりましたよ。」
「それならまともな生活も難しいでしょうね。」
人間の存在強度は元々10なのだ、これからは存在強度2で生活しなければならない。それこそ荷なんかも碌に持てないんじゃないか?
「そんな悪い人なら仕方ないよね。」
「そういう事です。」
そして一位だった嫌な奴から解放されたの子たちはジョーダンさんが送り返してくれていた。
可いの子達とお近づきになれるチャンスだったのに…
まあ…気を取り直して、あの世界を貰えないか渉してみよう。
「俺にあの世界をくれませんか?」
「本來はそういった事はけ付けていないのですが…」
アカウント停止措置自が初めての事であり、世界の管理者がいなくなるという異例の事態に対応する為、報酬として渡す事は可能なのだそうだ。
ただ…報酬には直接大量のWPを渡す方法も考えていたそうで、どちらが良いか聞かれた。
「俺はあの世界を貰う事にします。」
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