《迷宮宿屋~空間魔法駆使して迷宮奧地で宿屋を開きます~》2
使えないとは言え、私にとっては最適な空間魔法。
拡張は出來ないけれどとりあえず毎日MPのある限り空間扉を開いて習度はあげていた。MPがゼロになったところでなんの弊害もないし、何となく習度をあげていた。
転機は10歳の終わりごろ訪れた。
孤児院の子供たちは12歳になると院を出るために職を探す。
そのための準備として、元冒険者のおばさんが慈善で行う冒険者になるための授業をけた。
授業そのものは、んな人達がよく教えに來てくれる。
冒険者の中には剣や護を教えてくれる人もいるが……
その日、先生になってくれたおばさんは『元、薬草収集の採取型冒険者』だった。
冒険者にも々なタイプがいる。
魔を倒す討伐者(ハンター)。
々な依頼をこなす解決者(クエスター)
それから植の採取や収穫手伝いを行う採取者(コレクター)
おばさんは採取者だった。
採取者は子供でも出來る依頼が多いのでとても有意義な授業だった。
おばさんはたくさんの薬草を教えてくれた。
どの薬草も數束単位でギルドに持ち込めば買い取ってくれる…また薬草の保存方法は…など々と教えてくれた。
けれども。
「これがマジカルポーションの素材となる薬草です」
そう言っておばさんが見せた薬草は、今まで雑草として処理していた、畑のお邪魔者だった。
「これはこのまま齧ってもほんのちょっとだけMPが回復します。だけど本気でやばいくらい不味いのでこれを生で齧るのは最終手段だと思ってください」
錬金師がポーションとして製したものの方が斷然味も効能も良いのでこれは納品して、ポーションを買うべきと言われたけれど。
そうか。
そうなのか。
畑の雑草でMP無料回復出來るのか……。
そうか…
そうなのか……。
授業が終わったその日の夜。
夜中にこっそり抜け出して畑で食べた薬草は死ぬほど不味かった。
とは言えこれが回復アイテム(の素材だけど)と知ってから、いつもみたいに抜き捨てをするのが勿なくなり。
でもギルドに納品しようにも雑草として処理してる=數センチの薬草の苗?ってくらいの小さいものなので、納品も出來ず。
………育ち盛りにパン一個は到底お腹も満たされないし、薬草捨てるのは勿ないし。
私はこっそりと雑草で薬草を噛まずに飲み込むようになった。
MP回復の効果は直ぐに現れた。
私の最大MPは3となめなおかげか、薬草の新芽を一個食べると直ぐにMPが全快した。
畑仕事のついでにたまに雑草を食べ、空間を開ける。
そんなことを繰り返しているとある日異変が訪れた。
いつも通り薬草を食べた瞬間、に魔力が満ち溢れたのだ。
理屈ではない。
覚でしかないのだけれど。
カチリ、と
MPの上限が上がるのをじた。
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