《迷宮宿屋~空間魔法駆使して迷宮奧地で宿屋を開きます~》28

中に戻って、火打石で火をつけると普通に著いた。

タランさんも魔法を使ってみると問題なく発した。

となると、殘る問題は氷で寒いくらいか。

これくらいなら大丈夫だろう。実際にさっき私も普通に寢れたし。

「中級ポーションを10個または高級ポーションを6個貰えて、あと中が寒いのと、魔の死と共存が大丈夫なら大丈夫ですよ」

「よし、決まりだな。トールの言う通りお前のMPが多くて助かったぜ。ほら高級ポーションはやるよ」

ポンっと渡されたのは複雑な綺麗な形の小瓶。超お高い高級ポーションで。

それを両手で持ってふおおおっとなっていると頭をポンポンと叩かれた。

「宿屋代わり頼んだぜ」

その言葉は、何故か私の奧に響いた。

宿屋、代わり。

迷宮の奧でサポートする宿屋。

私の空間(マイハウス)で出來る空間。

ここ數日楽しかった。ご飯作ったのが喜ばれることが。洗濯とか片付けでありがとうって言われることが。

がドクンとなって

『宿屋代わり』

その言葉は私のに深く刻み込まれた。

「拠點を空間に移して任務は続行する。各々、殘った材料で再度拠點を作り直せ!」

アイズさんのその聲ではっとする。

今までは荷を取り出しやすいように口側に來るようにしておいたが、それを一度空間の奧に移させる。

また一部の食材を殘し、氷と殘りの食材を天井近くに移させる。

「誰か布余ってないかー」

「うちの食やられちまった。鍋は生きてるぞ」

「ああ、うちの予備食を貸すよ」

殘った資を分け合い、助け合い。

「アイテムみたいに空間にふよふよ浮くのかと思ったら違うんだな」

「ゴツゴツしてない分外より寢やすいな。これなら寢袋無いけど行けるかも」

私にとっては足りないとじる狀況でも、冒険者たちはこれくらいまだまだ行けると聲を上げて笑う。

そんな彼らの、サポートを出來る。

それはとっても素敵なことにじた。

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