《寢取られた元カノ?、知らない許嫁、キャな馴染も皆要らない。俺のみは平穏な高校生活だ!》プロローグ
始まりました。
最初はゆっくりと流れます。
宜しくお願いします。
――――――
俺、立石達也(たていしたつや)。今年県下有數の進學校長尾高校に學した。まあ父親の希。
俺は中學から長が高くもう百七十八センチある。もうびないと思うけど。髪のは短髪、シャンプーが面倒だから。目が鋭く顔が怖いと言われる、父親譲り。
だから友達などいない…訳ではないが、ほとんどいないと言っていい。男友達もしはいる。いやいた。みんな別の高校に行ってしまった。
だから高校では今の所ボッチ。顔つき悪いから余計。でもキャではない。もちろんキャでもないけど。
小さい頃から爺ちゃんの教えで武を習っている。まあ、空手や棒みたいなものだけど。
もう學して一ヶ月。家のある駅から學校のある最寄り駅まで五つ。今日も改札を出て學校に向かう。
教室にるといつも視線をじる。ちらりとその視線の方向に目をやると窓側一番前の席に座るの子がこっちを見ている。
俺が唯一名前だけ知っているの子。本宮涼子(もとみやりょうこ)。同中だが話した事はない。別クラスだった事も有るけど。
長はの子の中では高い方。ショートカットで目がクリっとして可い顔をしている。も大きく、男子からも人気があるようだ。今日も他の男子に聲を掛けられている。
俺が視線を向けると窓の方を見て視線を外された。
俺が席に著くと
「おはよう達也」
「健司おはよう」
學してただ一人俺に挨拶をしてくる同じクラスの友人。高頭健司(たかとうけんじ)。俺の前に座っている。
長俺よりちょっと低い位。髪のはきちっとセットしていてイケメン。格穏やか。
「達也、なあ一緒にバスケらないか。お前なら直ぐレギュラー取れそうなんだけどな」
「ボールを扱う運まるっきり駄目なんだ」
「どう見ても運神経良さそうに見えるんだけどな」
「気の所為だよ。それより健司はどうなんだ。もうバスケには部したのか」
「まだだよ。お前と一緒にろうと思ってな」
「なんで俺をうんだ?」
「お前となら楽しくやれそうだからな」
「そ、そうか」
そんな話をしているに擔任の桃坂桃子(ももさかももこ)先生がって來た。背は低いけど小の様に可い。
今日もにピッタリのスーツを著ている。生徒から人気がある。図書室管理の先生だ。
「皆さん。もうすぐGWですが、その前にクラブ活は決めて下さいね。運部にらない人は生徒會でも文蕓部でもいいですよ。図書委員誰かってくれると嬉しいな」
「「「…………」」」
連絡事項を伝えると直ぐに出て行ってしまった。
今日の授業も終わり、俺は職員室に向かった。ドアの前ちょっと張する。一呼吸おいてドアを開ける。
ガラッ。
ドアを開けたはいいが…。目的の先生が何処に座っているか分からない。キョロキョロしていると
「あっ、立石君なにか用かな?」
擔任の桃坂先生が聲を掛けてくれた。先生の側まで行くと
「先生、俺図書委員になりたいんですけど」
「えっ、君が?」
「いけないですか?」
「いや、いいのよぉ。じゃあこの用紙のここに名前書いてね。今二年生がいるはずだから、一緒に行きましょうか」
「はい」
桃坂先生に案されて図書室に行くとり口のすぐ傍の付に子生徒が座っていた。PCのキーボードを叩いている。
「三頭(みかしら)さん」
「はい、あっ先生」
桃坂先生の方を向いて後に立っている俺の顔を見ると
「ひっ!」
「驚かなくていいわ。こちら一年生私のクラスの立石達也君。今日から図書委員になってくれるの。々教えてあげて」
「立石達也です。宜しくお願いします三頭先輩」
「は、はい」
「じゃあ、お願いね」
「えっ、先生」
先生は俺を紹介するとさっさと図書室を出て行ってしまった。先輩は、俺の方を見ると
「わ、私、三頭加奈子(みかしらかなこ)。た、立石君。よ、宜しくお願いします」
「はいこちらこそお願いします」
どっちが上級生か分からない。
「じゃ、じゃあ早速図書室の運用の事教えるわね」
最初、図書室を利用していた生徒達も俺が図書委員だと分かるとまた本を読んだり勉強をし始めた。
「立石君、図書室は毎日開けるけど、図書委員で持ち回りしている。三年生も含めると君をれて三人だから一人一週間で二回擔當する事になるわね」
一學年一人かよ。來年どうするんだ?
「書棚の本の出しれは後で説明するとして、私の目の前にあるPCの中にっているソフト、今開けているやつね。これが図書管理システム、本の貸出返卻処理や図書カードの作、生徒の利用者カードの作をするの。実際に処理が発生したら教えるわね」
三頭先輩は、自分で話をしているに何とか俺になれてくれたようだ。
一人の男子生徒が付に來た。
「この本借りたいんですけど」
「分かりました」
三頭先輩は利用者カードと本をけ取ると貸出処理をし始めた。一通り終わって本を借りに來た生徒に本と利用者カードを返しながら
「本の貸出は二週間です。後に貸出予約がってなければ延長が出來ます」
「ありがとうございます」
本を借りた生徒が付を離れると
「立石君、本の貸出の実例がったわ。今から説明するね」
五時半になり予鈴が鳴ると
「立石君、今図書室を利用している生徒達が帰ったら本の書棚への返卻処理と締め処理を行うわ」
「はい」
ほんの五分で図書室を利用していた生徒達が全員退出すると締め処理を終えた先輩が、
「後は、図書室を一回りして汚れていないか、忘れないか確認して退出。り口の鍵を掛けたら、鍵を桃坂先生に返して終わりよ。先生が帰っている場合、職員室の鍵ロッカーに自分で仕舞うの。立石君明日も來て貰えるかな?」
「いいですけど」
「じゃあ、明日は開室処理から始めようか」
俺は三頭先輩に付いて職員室で鍵を返した後、下駄箱に向おうとすると
「立石君、部してくれて嬉しいわ。君がってくれなかったらほとんど毎日私一人がやらないといけなかったから」
「えっでも三年の先輩と順番じゃ」
「それは建前よ。明日から宜しくね」
なんか三頭先輩が怖く見えて來た。
―――――
始まったばかりです。まだイベントは起きていませんが、
これからの進展をお楽しみ下さい。
次回をお楽しみに
面白そうとか、次も読みたいなと思いましたら、ぜひご評価頂けると投稿意が沸きます。
想や、誤字字のご指摘待っています。
宜しくお願いします。
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