《ネコと和解せよ〜ネコとカフェ店長の謎めく日常〜》番外編短編・吾輩はネコである

吾輩はネコである。

名前はミャーだ。飼い主の杏奈は元英語教師だったので、meowという単語からとった名前だ。

昔の小説みたいの一人稱・吾輩で語ってみるよ。普段の一人稱は「私」何だけどね。

吾輩の正は天使なのだ。

神様の為にこっそり人間のお手伝いなんかをやってる。

吾輩を拝んだりしないでね!ネコを拝んだら偶像崇拝になるよ!これは絶対ダメだからね! 創られたものでは無く、創ったお方を拝みなさい!

昔のエジプトでは、害のあるネズミをとってくれる貓が崇拝対象だったの。貓の神・バステトと呼ばれ、徐々に熱狂的な宗教になっていったという……。バステトはガチャガチャでフィギアにもなってるから、貓好きにとっては今も有名みたいね。

昔のエジプトは悪魔崇拝のメッカだったけど、「こんな事してる人間がキモい」と貓達の間でも大ブーイングだったんだから。今回の事件の三郎についても貓達は「またか……」ってじなのよね。

こんな事やってたのもあって、ヨーロッパでキリスト教が拡大するに連れて貓も迫害されるようになった過去があるの。魔の化と言われたり、待もあった……。

「ところでミャー、聖書に貓って出てくるの?」

杏奈に質問された。杏奈は普通の日本人だけど、今回の事件をきっかけに聖書に興味を持ったらそしい。

『実は一ヶ所しか無いわ』

「え!? もっとある気がしたのに!」

『エレミヤの手紙の一章ね。でもこれは外典なのよ。しかも偶像にたかっている嫌なじで出てくるのよねぇ……。でも神様は人を一番してるけど、も大事に思ってるはずよ。も神様の作品ですもの。草も花も、大地も空もね』

「そう思うと、自然や見る目が変わるわね。貓なんてどういうお気持ちで創ったのかしら」

杏奈は吾輩の背をでる。

吾輩もや自然を見ると、神様の素晴らしさをじる。

そんな事を思いながら、目をぎゅっと閉じた。

くすぐったい!

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