《指風鈴連続殺人事件 ~するカナリアと獄の日記帳~》2001年7月10日(火)
みんなでカラオケに行った!
あ、みんなっていうのはいつものメンバーです!
佑ちゃんとみなもちゃんとキキラちゃん、それにハセガワくんと、このわたし!
佑ちゃんとは稚園のころからいっしょだけど、みなもちゃんたちとは高校にってから友達になった。
わたしが育のときに貧を起こしたとき、みなもちゃんとキキラちゃんが助けてくれて、そこから仲良くなったのです!
ハセガワくんは、まず佑ちゃんと友達になって、そこからわたしたち子3人のグループと自然に合流したみたいになって……こうしていつもの5人が誕生したのでありますっ。
高校にってすぐに友達ができたのは、本當にほっとしてる。
キキラちゃんはおしゃれ。みなもちゃんは頭イイ。ハセガワくんは、ちょっとエッチなのが殘念だけど、でも明るくていいひと……。
そういえば、前にハセガワくんから、
「堂よお、オレのことをエッチエッチっていうけれど、天ヶ瀬だってそうとうスケベだからな? 男はみんなスケベなんだ!」
そういうふうに力説されたことがあるけれど……。佑ちゃんは君ほどじゃないよ~。
でも中2のときに、ベッドの下でエッチなマンガの本を見つけたときはショックでしたけど。見てはいけないものを見てしまったと思って、お母さんに相談したわたしでした。お母さんには「あんた、そんなことを親に相談しなさんな」って呆れ顔になられたけど。だってだって~~~……。
また佑ちゃんの話になっちゃった。
だめだよね。今日はカラオケの話!
キキラちゃんは本當にカラオケがうまくて、はやってる曲を本の歌手みたいに歌える。
みなもちゃんも、歌はすごくうまい。ときどき全然知らない外國の曲とか歌ったりできて、それもすごいんだよね。
ハセガワくんは盛り上げ上手で、いつもタンバリンとか叩いてる。佑ちゃんは3人に比べるとごく普通、かな? でも歌ってるときの橫顔はカッコいいよ!
そしてわたしは……ううう……。
わたしは音楽に全然詳しくないので、子供のころにやってたアニメのオープニングとかしか歌えないんだよね~。だから佑ちゃんからいっつも、「たまには普通の邦楽を歌えよ」なんて言われちゃう。
「もう俺ら、高1よ? J-POP歌おうぜ。へーへーへーとか歌番組見てる? マジ熱いから見ろって」
佑ちゃんからの厳しいだめだし。テレビ見ろって言われちゃった。
へーへーへーって、確か月曜日にやってる番組だよね? あの時間帯ならわたし時代劇のほうが好きなんだけど。これおじいちゃんの影響。
でも歌番組を見ないと、次からはカラオケにわないぞって佑ちゃんに言われちゃった。かなしい。すぐに冗談だって笑ってくれたけど……。でもでも、でもでもなー。
やっぱり高校生になったんだし、もうし音楽詳しくならないとだめかなあ。
そうしないと、佑ちゃんが離れちゃうかも。わたしはキキラちゃんみたいにオシャレじゃないし、みなもちゃんみたいに頭が良かったりスタイルがよくもない。いつまでも子供みたいだって自分でも思っちゃう。背も低いし。足も短いし。メイクもしたことないし。
頑張って大人にならないと、だめなんだろうなって思う。
高校を卒業するころには、大人っぽくなってるかなあ。
ミニスカートとか履いて、お化粧して、佑ちゃんと腕を組んだりするわたし……。
そ、想像つきません……。
とにかく、月曜日の歌番組をビデオで録畫するところから始めてみよう。
リアルタイムは時代劇のままだけどね。これは譲れないよ~~。
【書籍化】白の平民魔法使い【第十部前編更新開始】
魔法使い。 それは魔法を駆使して戦い、守り、救う超越者。 だが、魔法使いの世界は才能が物を言う。長く続く魔法の歴史は才能ある一族だけを拾い上げ、今では魔法使いは貴族のみとなった。 ここマナリル國でもそれが常識。 マナリル國有數の教育機関であるベラルタ魔法學院には今年も優秀な魔法使いの卵が集まっている。 そう、一人を除いては。 一際目を引く素樸な少年。 煌びやかな世界とは無縁の田舎者。 そこにいたのは學院唯一の平民だった。 "魔法使いになりたい" 魔法になりきれない魔法の使い手による夢を葉える物語が今始まる。 ※この度KADOKAWA様から書籍化する事となりました!11月13日発売です! ♢ 第五部完結しました! 第一部『色の無い魔法使い』完結。 第二部『二人の平民』完結。 第三部『初雪のフォークロア』完結。 第四部『天泣の雷光』完結。 第五部『忘卻のオプタティオ』完結 第六部『灰姫はここにいる』完結。 第七部『氷解のミュトロギア』完結。 第八部『翡翠色のエフティヒア』完結。 第九部『呪われた魔法使いとお姫様』完結。 第十部前編『星生のトロイメライ』更新準備中……。 第十部後編『???』 王道ファンタジー、だと思います。
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