《指風鈴連続殺人事件 ~するカナリアと獄の日記帳~》2001年8月19日(日)

安愚楽くんと、今宿にあるフライドチキン屋に出向く。

大通り沿いに面しているくせに、なぜかお客さんはほとんどっていないお店。

それだけ話し合いがしやすかったけれど。

私が家にこもっている間、安愚楽くんが地元の図書館に出向き、過去の新聞記事や雑誌記事を調べてくれたので、これにより報はさらに増えた。ありがたい仲間だ。

さて、まず第1の事件について分かっていることをまとめたい。

第1の事件

1980年(21年前)発生

被害者……岡部子(16歳・M高校1年生)

M高校地下室で斬殺されていたところを、地元の暴走族によって発見される(當時の新聞記事により判明)。

當時の地下室は施錠もされておらず、M高校の生徒はもちろん、近隣の不良たちもすぐにることができた。

は右手人差し指が切斷され、天井から糸で吊るされていた(指風鈴)。

子には2學年上に、兄がいた。名前は岡部義太郎。

義太郎は2年生のときに育祭実行委員をやっている。

その後、岡部義太郎の卒業作文は、卒業文集から破り取られていた。

そして義太郎は、なんらかのショックをけたことが原因で引きこもり、その後、82年から88年まで海外で生活。

帰國後は、と見れば聲をかけまくるようになったらしい。そして最終的には自殺する。

また岡部子は、のちに第2の事件の被害者となる北條凜とクラスメイトだった。

ただし、どれくらい親しかったかは不明。學生時代の北條凜は文學部所屬だった。

現狀、分かっているのはこれくらいか。

明日は第2の事件についてまとめよう。

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